全てはこの日から始まった。

2017年11月7日羽鳥湖オートキャンプ場

フレンチビンテージ

マルシャルのデビューキャンプ







毎年やってくる11月初旬の寒波

西高東低の典型的な冬型の気圧配置

そして列島に無数に走る等圧線

大風の暗示はあったもののその翌日は良く晴れ

お隣のエンジェルフォレストへランチに出かけていた際、事件が起こった。


我が家のキャンプスタイルの象徴だった初代TATONKA1TCが

風により真っ二つに裂けたのだった。







これを受け、TATONKA1TCはエヴァニューモデルへと

買い替えを行ったのだが…コットン65%ポリ35%から

コットン35%ポリ65%となっていた事に

かなりショックを受けたものだった。

手触り風合いは大きく変わった印象を持ったが

それと引き換えに強靭さを得たというのが

現在の解釈となっている。



もちろん初代TATONKAへの想いは消える事なく

その後も我が家のキャンプでは

度々登場することになった。







例えば2017年12月17日の出撃

TATONKA on TATONKAで風除けとして


実はこれが直接のヒントになった。







その後はあの真っ二つ事件から

第1回目の改造となった

2018年1月21日

半分サイズに作り直しを行い

マルシャルキャンプではポーチ型の

タープとして活躍する事に







西風を避ける張り方は意外にハマり

素敵なサイトを演出してくれていたのだが…







安達太良山吹き下ろしの突風に

無残にも再び破れ散る結果に終わったのが

デビュー後わずか二週間

2018年2月4日の事だった。







幕体そのものの劣化が完全に進行しており

引き裂き強度の下がった状態で







縦糸のミシン目が仇となり

脆くも一直線に裂けてしまったのである。

道具は使い倒してなんぼが信条の我が家だが

流石にこの時は当ブログのネタにする

気力も失い長い時間我が家の道具部屋を

温める事になった。

そんな満身創痍の初代TATONKA1TC

ベンチ入りの4番は頭から離れる事はなく

あれから1年8ヶ月の月日が経った。

そして三度のリバイバル計画が持ち上がったのが

2019年10月25日の事だった。

ビンテージ幕CABANONの

が完了しその納品時に

新たな依頼として再生プランを紙にまとめたのだった。

そして…







今回は完全に姿形を変え…その風を迎え討つ。







我が家こだわりの窓付陣幕(サイト風防)として

この11月フィールドに帰ってきた。

重要なのは窓付きである事

これがなければわざわざ必要ないというのが

私にとってウィンドシールドの位置付けだった。







以上が…盟友 杜の都キャンプ工房

kimu君と画策した

我が家の今年の冬キャン新兵器


改造TATONKA version2


弱い幕体ゆえに何度使えるかは分からない。

もろに風を受けるための道具であるから

やもすれば今回も短い命かもしれない。




ポールの手配が遅れており180ポールで設営、本来は140ポール仕様です。



それでも我が家の初代TATONKA1TCが

きっとまだまだ活躍してくれる事を願う

本当に本当に懲りない冬キャンプ馬鹿夫婦。

今期、真冬のオープンタープはバージョンアップで

楽しく過ごす準備がこうして整った。


これだからキャンプはやめられない！




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