ホームキャンプ場の条件
長い長い夏がようやく終わりを告げ
夜間25℃を下回る日が訪れるようになった九月。
そう言えば四月の開幕を最後に
足を運んでいなかったキャンプ地が思い浮かんだ。

にひきさんのホームってどこですか?
初めてお会いする人からよく出る質問だが
ホーム?ホームかぁ、んーどこになるだろ?
いつも悩んだ末、日山キャンプ場か
あいの沢キャンプ場かなぁ?…になる。

それが私達にとっての日山キャンプ場。
この日は、前回記事でお伝えした
QUICKCAMPオクタタープ初張りという

ミッションを掲げており比較的尺のある
ベーカーテント+TCオクタタープが連結できる
広大なサイトを有する場所というのが
何より重要なキャンプ地の条件だった。

設営を終えると、色味もピッタリ

すっかり気に入ってしまった。

気を良くして乾杯スタート
紺色のTCタープ
陰が非常に濃く、ただでさえ涼しくなった
9月下旬だというのにいっそうの涼しさを
感じたものだ。

一方外観的には、近年アースカラーだらけの
テン場だけに目立つのなんの
この日はサイト正面の吾妻連峰とその稜線から
ひょっこり頭を出す磐梯山がクッキリと見え
日山キャンプ場自慢のロケーションがバッチリという
最高の一日だった。

もちろん狙っているのもあるけれど
天気の良い日山ほど気持ちの良いキャンプはなく
爽快なスタートに充実感もひとしおだった。

さぁぼちぼちお楽しみを…
ここ数年は毎年、初秋刀魚はキャンプ場で
…というのが我が家のルール

この日のために自宅の食卓に秋刀魚を並べる事を
一週間我慢したものだ。
この初物を美味しく食べるためのひと手間も
怠りなく…先ずは包丁を直角にあてて
鱗取りを行い、丁寧に魚体を拭く妻
ピカピカな秋刀魚がさらにピカピカに

その後は振り塩をして15分待つ事で
臭みを完全に抜く

待っている間に栃尾の油揚げを焼いて

軽く腹ごしらえを
鬼平さんから教わって以来すっかり
我が家のご馳走オツマミとなった油揚げが
本当に美味い。

何してるの?とこむぎが擦り寄ってきたけれど

自分のオヤツじゃないと分かるとそそくさと
持ち場に戻って行った笑

だいず君はこのとおり
チェアで何事かとじっと私達の動向を見守っている。

さぁいよいよ焼きに入る。
とにかくジッと焼き面がカリッカリになるまで
触らずに待つ事だけが秋刀魚を上手に焼くコツ

焦げてないかな?と持ち上げた瞬間に
皮が剥がれ台無しになってしまうから
とにかく触らず我慢、むしろ焦げた方が
旨味が乗るってもんだ。
我慢の甲斐あって今年も初秋刀魚は
完璧な焼き上がりだった。

余りに完璧過ぎるからウィスキーも上等なヤツを
手に取ることに

秋刀魚を食す作法として特に重要なのはここから
夫婦各々どちらが上手に骨を残せるかを競う事

このためだけに必ず持ち歩いているハケで
醤油を塗りながら焼く骨煎餅が最後の仕上げ

これで一品増えるのが嬉しい
いつの間にかチェアから離れただいず君
お隣りのサイトのキャンパーさんに
もみくちゃにされてご満悦になっていた笑


静かな夕暮れが近づいていた。
だいずを可愛がってくれたお隣りさんも
撤収が終わりキャンプ場を後にした。
二本目の秋刀魚は身の真ん中を箸で割って
大根おろしを直接たっぷり仕込んで頂く事に

ここからは毎回楽しみにしている
日山最高の時間の始まり

夕陽をバックにおすましのこむぎ

赤く燃えるナナカマド

だいずは新しいタープに足跡を残し

なんと素晴らしい夕景か

何度見てもいい。

何度来てもいい。
これが日山のサンセットシアター

日没を合図にランタンの火入れをするのも
このキャンプ地のお約束

焚火もチロチロと焚き
(焚火リフレクターはこちらから)
新しいタープに火入れを行う。

今宵のメインは火鍋
気付いてしまった。
このキャンプのテーマは『ひ』って事。

私はアイラモルトキルホーマンを

妻にはベリョータ・コン・レチェ(ホットカクテル)を
深煎りのコーヒーで作ったカフェ・オ・レに
どんぐりのリキュールベリョータで甘味を付ける。
評価を見ると美味しさが分かります
非常に上品で香ばしく美味しい秋冬のホットカクテル

最高の夜

夫婦共々できる事を惜しみなく投入した
最高のキャンプの夜となった。

翌朝は日山名物の雲海が観れた。

話を最初に戻そう。
ホームの条件とは何か?
私が考えるに
①気軽に行く事ができて
②管理人さんから名前を知られていて
③景色よく気分よくキャンプができる

つまり近くで一番好きなキャンプ場って事なのかと
思うけれど、ここ日山キャンプ場は

過去何年も年に二度は最低でも足を運んできた
キャンプ場なのだけれど、年平均60泊以上
キャンプ泊をする中の二、三泊ってさほど多くなくて
ホームと呼べるのかどうかは分からない。

ただ、来るたびに美しい景色と出会い
何度も来てるから飽きないように
結果、コンテンツに凝るキャンプになっている。
肉を焼いて食べるだけのキャンプにならない

それはホームの条件の一つなのだと思う。
年二、三回足を運ぶホームキャンプ場
毎回とても贅沢な時間
それがキャンプ

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夜間25℃を下回る日が訪れるようになった九月。
そう言えば四月の開幕を最後に
足を運んでいなかったキャンプ地が思い浮かんだ。

にひきさんのホームってどこですか?
初めてお会いする人からよく出る質問だが
ホーム?ホームかぁ、んーどこになるだろ?
いつも悩んだ末、日山キャンプ場か
あいの沢キャンプ場かなぁ?…になる。

それが私達にとっての日山キャンプ場。
この日は、前回記事でお伝えした
QUICKCAMPオクタタープ初張りという

ミッションを掲げており比較的尺のある
ベーカーテント+TCオクタタープが連結できる
広大なサイトを有する場所というのが
何より重要なキャンプ地の条件だった。

設営を終えると、色味もピッタリ

すっかり気に入ってしまった。

気を良くして乾杯スタート
紺色のTCタープ
陰が非常に濃く、ただでさえ涼しくなった
9月下旬だというのにいっそうの涼しさを
感じたものだ。

一方外観的には、近年アースカラーだらけの
テン場だけに目立つのなんの
この日はサイト正面の吾妻連峰とその稜線から
ひょっこり頭を出す磐梯山がクッキリと見え
日山キャンプ場自慢のロケーションがバッチリという
最高の一日だった。

もちろん狙っているのもあるけれど
天気の良い日山ほど気持ちの良いキャンプはなく
爽快なスタートに充実感もひとしおだった。

さぁぼちぼちお楽しみを…
ここ数年は毎年、初秋刀魚はキャンプ場で
…というのが我が家のルール

この日のために自宅の食卓に秋刀魚を並べる事を
一週間我慢したものだ。
この初物を美味しく食べるためのひと手間も
怠りなく…先ずは包丁を直角にあてて
鱗取りを行い、丁寧に魚体を拭く妻
ピカピカな秋刀魚がさらにピカピカに

その後は振り塩をして15分待つ事で
臭みを完全に抜く

待っている間に栃尾の油揚げを焼いて

軽く腹ごしらえを
鬼平さんから教わって以来すっかり
我が家のご馳走オツマミとなった油揚げが
本当に美味い。

何してるの?とこむぎが擦り寄ってきたけれど

自分のオヤツじゃないと分かるとそそくさと
持ち場に戻って行った笑

だいず君はこのとおり
チェアで何事かとじっと私達の動向を見守っている。

さぁいよいよ焼きに入る。
とにかくジッと焼き面がカリッカリになるまで
触らずに待つ事だけが秋刀魚を上手に焼くコツ

焦げてないかな?と持ち上げた瞬間に
皮が剥がれ台無しになってしまうから
とにかく触らず我慢、むしろ焦げた方が
旨味が乗るってもんだ。
我慢の甲斐あって今年も初秋刀魚は
完璧な焼き上がりだった。

余りに完璧過ぎるからウィスキーも上等なヤツを
手に取ることに

秋刀魚を食す作法として特に重要なのはここから
夫婦各々どちらが上手に骨を残せるかを競う事

このためだけに必ず持ち歩いているハケで
醤油を塗りながら焼く骨煎餅が最後の仕上げ

これで一品増えるのが嬉しい
いつの間にかチェアから離れただいず君
お隣りのサイトのキャンパーさんに
もみくちゃにされてご満悦になっていた笑


静かな夕暮れが近づいていた。
だいずを可愛がってくれたお隣りさんも
撤収が終わりキャンプ場を後にした。
二本目の秋刀魚は身の真ん中を箸で割って
大根おろしを直接たっぷり仕込んで頂く事に

ここからは毎回楽しみにしている
日山最高の時間の始まり

夕陽をバックにおすましのこむぎ

赤く燃えるナナカマド

だいずは新しいタープに足跡を残し

なんと素晴らしい夕景か

何度見てもいい。

何度来てもいい。
これが日山のサンセットシアター

日没を合図にランタンの火入れをするのも
このキャンプ地のお約束

焚火もチロチロと焚き
(焚火リフレクターはこちらから)
新しいタープに火入れを行う。

今宵のメインは火鍋
気付いてしまった。
このキャンプのテーマは『ひ』って事。

私はアイラモルトキルホーマンを

妻にはベリョータ・コン・レチェ(ホットカクテル)を
深煎りのコーヒーで作ったカフェ・オ・レに
どんぐりのリキュールベリョータで甘味を付ける。
評価を見ると美味しさが分かります
非常に上品で香ばしく美味しい秋冬のホットカクテル

最高の夜

夫婦共々できる事を惜しみなく投入した
最高のキャンプの夜となった。

翌朝は日山名物の雲海が観れた。

話を最初に戻そう。
ホームの条件とは何か?
私が考えるに
①気軽に行く事ができて
②管理人さんから名前を知られていて
③景色よく気分よくキャンプができる

つまり近くで一番好きなキャンプ場って事なのかと
思うけれど、ここ日山キャンプ場は

過去何年も年に二度は最低でも足を運んできた
キャンプ場なのだけれど、年平均60泊以上
キャンプ泊をする中の二、三泊ってさほど多くなくて
ホームと呼べるのかどうかは分からない。

ただ、来るたびに美しい景色と出会い
何度も来てるから飽きないように
結果、コンテンツに凝るキャンプになっている。
肉を焼いて食べるだけのキャンプにならない

それはホームの条件の一つなのだと思う。
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