トムソーヤの冒険やハックルベリーの冒険の著者

マーク・トウェインはかつてこんな言葉を残している

多数派は常に間違っている
自分が多数派にまわったと知ったなら
必ず行いを改めるか一息入れて反省する時だ





学童の頃、初めて手にしてちゃんと読んだ本が

トムソーヤの冒険だった。

感想文は散々たるもので、これはあらすじだよと

当時の担任から言われたのを未だに覚えている。

その著者マーク・トウェインの言葉を知ったのは

いつの頃か覚えていないけれど、なぜか腑に落ち

その考え方を疑わず生きてきた自分がいる。





そのせいなのかどうかは分からないけれど

人と同じが我慢ならない

へそ曲がりの大人になっていた。

キャンプに於いても、なぜか私の嗜好は

常にマイノリティへマイノリティへと向かう。

特にテントに関しては手に入らない絶版品を

こよなく愛し、果ては縁あってオーダーテントを

手にしたのがちょうど一年前の事。





特異な形状のテントであるため

当初は他のテントと組み合わせて使用したものだが

本来はタープ一体型のテントと考えるのが

正しい使い方なのだと思ってはいるが…





例えば、グルキャンなどでお客さんをお招きするには

それだけではスペースがどうしても足りず

タープの連結を行い、リビングスペースの拡大を

ここ数回行ってきた。

BLUE/FOREST CAMP STORYでは管理人さんを

お招きするため





そして、ほとりの遊びばキャンプ場においては

管理人さんと仲間をお招きするため

結果として、タープ代わりになるのに

タープを増設する事に。

タープありきという私達のスタイルからは

逃れられないのだと悟る事となったのだが





こうなると、反対色のタープではしっくりこなくなり

タープの色合わせが必要だと妻が考え始める事に…

ただ、このベーカーテントに合うタープとなると

再びオーダー物になってしまうわけで

流石にそこまでは金が回らないと

諦めかけていると…





あった。

見つけてしまったのだ。

世にも珍しい紺色のTCタープを…

しかも格安諭吉一枚でお釣りがくるときたもんだ。

いくらキャンプ流行りとは言え奇特な色

これをリリースしたのはQUICK CAMPさん

クイックキャンプ QUICKCAMP 【現在庫限り】ポリコットン オクタタープ QC-TCOT520 価格：8,800円（税込、送料無料) (2023/9/28時点) 楽天で購入

恐らくさほど売れないだろうし、再販はないと思う

再販可能性が低い→ 絶版可能性大

つまり私の嗜好にピタリとハマった瞬間だった笑





それがQUICK CAMP TCオクタタープ ネイビー

終わる終わると巷では言われているが

キャンプブーム万歳という願ってもないタープ





因みに形状はオクタゴンである。

おさらいをしておくと

三角形　トライアングル
四角形　スクエア
五角形　ペンタゴン
六角形　ヘキサゴン
七角形　ヘプタゴン
八角形　オクタゴン
九角形　ノナゴン
十角形　デカゴン

五角形以上はギリシャ語が語源となり

８はギリシャ語でオクトなのでオクタゴン

となるわけだが、本来縮めて言うならオクトタープ

と呼ぶ方が正しいような気もするが

まぁどうでもいい。





因みに我が家においてはオクタゴンタープは

初めての形状となるのだが





近年、このオクタゴンタープは中国製を中心として

数多く出回っている印象がある。

ヘキサタープの側面中央が出っ張り

四つ角落としの設営ができる事から

居住性と風耐性を両立させた形状とも言えるが





直線部分は全て角度があるため

テント連結については面ではなく点でのみ連結という

隙間の多いスタイルになるのは避けられない。

ただ、実際、四つ角落としの設営では

陰が非常に広く、しかもネイビーという色のせいで

九月の東北キャンプでは寒いくらい陰が濃く

今年、真夏に手にしておくべき代物だったようだ。





デザイン的にはウィングタープを彷彿とさせる

鋭利さと飛翔感がデザインの根底に見え隠れし

非常に格好がいいと思った。

日山キャンプ場自慢の夕陽を

このタープに入れてみると…





ゾクゾクするような美しさと

その下で戯れるトムソーヤとハックルベリーが

一瞬だけ見えた気がした…のは私だけかも知れないが

このタープは間違いなく格好いい！


それがキャンプ




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