野宿と野営の違い 我が家の解釈とやり残した焚火
妻と初めてキャンプに行ったのはかれこれ何年前だっただろう?
お気に入りの道具を携え、お気に入りのテントを天候や
設営場所などによって使い分け快適に過ごす事を
目的としたスタイルとはもちろん大違い
思い返せばテントすらないそれはそれはお粗末なキャンプだった。
昨今、巷ではヘネシーハンモックでの野営や
ミニマム装備、軍用テントで源流キャンプといった野営が
WILDで「格好良い」とされているようだが
夫婦二人の最初の野営は正にそんなスタイルに近かったように思う。

全国的に有名な花火大会を終えた河原で即席に三角に張ったタープ下
野宿したというのが今思えばそれだった。
その翌年だったか?
拙い道具持参で向かったキャンプ場は古竜湖キャンプ場だった。
野宿とキャンプ、どう違うのか?
我が家では度々議題にあがる話でネットなどでは
緊急性と計画性の違いであるとか、テント泊と軒下泊など
様々な解釈で解説さているのだが語源的には
CAMP(CAMPING)=野営であり
野営=野宿 これは広義に同義語である。
そもそも野営という言葉自体は軍隊用語だとも聞く
私の解釈では楽しむを念頭に準備をし挑むのがキャンプという位置付けだろう。
そういう点でいうと、花火大会で飲み過ぎて動けなくなり
そのままタープ寝をした冒頭のアレは野宿で
泊まりを前提にBBQなどを楽しみ結果飲み過ぎて
タープ寝となった古竜湖キャンプ場でのアレはキャンプだった。

キャンプ的要素として重要視しているのは焚火。

全出撃の三分の一程度は焚火のないキャンプもある我が家だが

火を囲み時を過ごすこのひと時が
キャンプの満足度を飛躍的に高める事を
知ってしまってから

このひと時のためだけの準備というものも上位にあがるようになった。

キャンプにどっぷりハマり欲しいものを厳選するものの
荷物は増え続け、狸や熊がそこら辺にいるような東北のキャンプ場に
ドッサリと荷物を降ろし、貸切の野営をする夫婦二人キャンプがデフォルトの今

突き進んだキャンプ道を逆戻りし、あの頃を目指すかのように
荷物を削ぎ落とす事に注力する…何やら不思議な気分になる。
今となってはおしゃれキャンプって何だったの?
そんな気分になることも多々あるわけだが
キャンプを楽しむ本質は人それぞれの解釈によるものであるから
我が家は我が家なりの楽しみを追求し続けることが
モットーであることに相違ない。

理屈はともかくとして
前述の焚火を楽しむという行為そのものは
今やキャンプの象徴的なアクトであるのは言うまでもない

我が家の場合はTATONKA1TCを携え
焚火を調理目的だったり、暖をとるためであったり

ただ単に眺めるためなど数種類の目論見を持ってこれを行っている。

着火に苦労し新聞紙を使ったり段ボールや割り箸を
ため込んだりという習慣は今ではなくなり
大型ナイフと手袋が焚火の相棒となった。

焚火台を使った焚火のスタイルは完全に確定し
ここ2年は同じスタイルで焚火をし続けているのだが
やってみたい焚火の形というのがまだある。

星型の火(star fire)と呼ばれるアメリカ先住インディアンが
行っていたとされる消えない焚火というヤツだ。
考え方は共通で
100℃で薪の水分が蒸発し
200℃で薪の成分が分解され可燃性ガスが発生し
260℃で酸素と反応し引火1次燃焼となる。
薪を星型に配置し、中央の五角形下部に掘った穴にドッサリ熾をためこみ
この260℃をキープし続け燃焼させるものだが
薪を乾かしながら燃えてゆくそのプロセスを楽しみたい
怠け者になりながら
我が家の焚火台では寸法的に少々無理があるため
そのうち直火の可能な営地で試すことになろうが
そんなどうでもいいちっぽけな目論見が
モチベーションに火をつけるのがキャンプ
常に色んな「やってみたい」をためこみながら日常を過ごし
日曜のキャンプで実践する。
それがキャンプ

にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
お気に入りの道具を携え、お気に入りのテントを天候や
設営場所などによって使い分け快適に過ごす事を
目的としたスタイルとはもちろん大違い
思い返せばテントすらないそれはそれはお粗末なキャンプだった。
昨今、巷ではヘネシーハンモックでの野営や
ミニマム装備、軍用テントで源流キャンプといった野営が
WILDで「格好良い」とされているようだが
夫婦二人の最初の野営は正にそんなスタイルに近かったように思う。
全国的に有名な花火大会を終えた河原で即席に三角に張ったタープ下
野宿したというのが今思えばそれだった。
その翌年だったか?
拙い道具持参で向かったキャンプ場は古竜湖キャンプ場だった。
野宿とキャンプ、どう違うのか?
我が家では度々議題にあがる話でネットなどでは
緊急性と計画性の違いであるとか、テント泊と軒下泊など
様々な解釈で解説さているのだが語源的には
CAMP(CAMPING)=野営であり
野営=野宿 これは広義に同義語である。
そもそも野営という言葉自体は軍隊用語だとも聞く
私の解釈では楽しむを念頭に準備をし挑むのがキャンプという位置付けだろう。
そういう点でいうと、花火大会で飲み過ぎて動けなくなり
そのままタープ寝をした冒頭のアレは野宿で
泊まりを前提にBBQなどを楽しみ結果飲み過ぎて
タープ寝となった古竜湖キャンプ場でのアレはキャンプだった。
キャンプ的要素として重要視しているのは焚火。
全出撃の三分の一程度は焚火のないキャンプもある我が家だが
火を囲み時を過ごすこのひと時が
キャンプの満足度を飛躍的に高める事を
知ってしまってから
このひと時のためだけの準備というものも上位にあがるようになった。
キャンプにどっぷりハマり欲しいものを厳選するものの
荷物は増え続け、狸や熊がそこら辺にいるような東北のキャンプ場に
ドッサリと荷物を降ろし、貸切の野営をする夫婦二人キャンプがデフォルトの今
突き進んだキャンプ道を逆戻りし、あの頃を目指すかのように
荷物を削ぎ落とす事に注力する…何やら不思議な気分になる。
今となってはおしゃれキャンプって何だったの?
そんな気分になることも多々あるわけだが
キャンプを楽しむ本質は人それぞれの解釈によるものであるから
我が家は我が家なりの楽しみを追求し続けることが
モットーであることに相違ない。
理屈はともかくとして
前述の焚火を楽しむという行為そのものは
今やキャンプの象徴的なアクトであるのは言うまでもない
我が家の場合はTATONKA1TCを携え
焚火を調理目的だったり、暖をとるためであったり
ただ単に眺めるためなど数種類の目論見を持ってこれを行っている。
着火に苦労し新聞紙を使ったり段ボールや割り箸を
ため込んだりという習慣は今ではなくなり
大型ナイフと手袋が焚火の相棒となった。
焚火台を使った焚火のスタイルは完全に確定し
2015/12/19
ここ2年は同じスタイルで焚火をし続けているのだが
やってみたい焚火の形というのがまだある。
星型の火(star fire)と呼ばれるアメリカ先住インディアンが
行っていたとされる消えない焚火というヤツだ。
考え方は共通で
100℃で薪の水分が蒸発し
200℃で薪の成分が分解され可燃性ガスが発生し
260℃で酸素と反応し引火1次燃焼となる。
薪を星型に配置し、中央の五角形下部に掘った穴にドッサリ熾をためこみ
この260℃をキープし続け燃焼させるものだが
薪を乾かしながら燃えてゆくそのプロセスを楽しみたい
怠け者になりながら
我が家の焚火台では寸法的に少々無理があるため
そのうち直火の可能な営地で試すことになろうが
そんなどうでもいいちっぽけな目論見が
モチベーションに火をつけるのがキャンプ
常に色んな「やってみたい」をためこみながら日常を過ごし
日曜のキャンプで実践する。
それがキャンプ

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この記事へのコメント
にひきさん今晩は。
ご夫婦初のキャンプが古竜湖とはなんだかうれしいですねえ!
私は真逆のスタイルかもしれませんが、お互い外遊びが好きという事に変わりはないと思っているんですよ。
また今時キャンプを移動の手段なんて言うのはバイカーさん以外滑稽なことになりつつありますが、生涯に何度かはそんなチャンスが有りそうですよ。
ご夫婦初のキャンプが古竜湖とはなんだかうれしいですねえ!
私は真逆のスタイルかもしれませんが、お互い外遊びが好きという事に変わりはないと思っているんですよ。
また今時キャンプを移動の手段なんて言うのはバイカーさん以外滑稽なことになりつつありますが、生涯に何度かはそんなチャンスが有りそうですよ。
ジープさん
こんばんは!
そうなんです^^
夫婦でキャンプに行こうと初めて行ったのは
古竜湖キャンプ場でした、学生時代に友人と
ほとりのバンガローに泊まった経験がありまして
キャンプといえば当時の私の頭の中では古竜湖しか
浮かばなかったんです笑
移動の手段としてのキャンプ
休みがなく一泊でしかキャンプに行けない
我が家にとってはある意味憧れです^^
いつかそんな北海道旅をしたいものです!
こんばんは!
そうなんです^^
夫婦でキャンプに行こうと初めて行ったのは
古竜湖キャンプ場でした、学生時代に友人と
ほとりのバンガローに泊まった経験がありまして
キャンプといえば当時の私の頭の中では古竜湖しか
浮かばなかったんです笑
移動の手段としてのキャンプ
休みがなく一泊でしかキャンプに行けない
我が家にとってはある意味憧れです^^
いつかそんな北海道旅をしたいものです!
またしても古竜湖に反応しましたww
こちらはただいま西蔵王です!
人混みに繰り出した妻と子を見送り一人でボーッとしております( ´∀`)
西蔵王公園は木陰が多いのでタープ無しの木陰リビングです♪
駐車場遠いのが傷ですが
こちらはただいま西蔵王です!
人混みに繰り出した妻と子を見送り一人でボーッとしております( ´∀`)
西蔵王公園は木陰が多いのでタープ無しの木陰リビングです♪
駐車場遠いのが傷ですが
ばんちゃんさん
こんにちは!
西蔵王ですか いいですねぇ^^
ネットの情報だと届け出先が現地から遠いとか何とかと
載ってまして一度は行かないとと思いつつ
なかなか候補に上がらないキャンプ場になってました^^
木陰のタープ羨ましい限りです!
こんにちは!
西蔵王ですか いいですねぇ^^
ネットの情報だと届け出先が現地から遠いとか何とかと
載ってまして一度は行かないとと思いつつ
なかなか候補に上がらないキャンプ場になってました^^
木陰のタープ羨ましい限りです!
私も積載がキビしいので今回のキャンプはできるかぎりコンパクトに!今回は焚火!今回は薫製!
なんてテーマを決めながらキャンプしています。フル装備で行くのは年越キャンプになりますが今年は家族が増えたのでどうなるかわかりません。笑
劇団家は特別にモノがなくてもコンパクトなキャンプでも十分お洒落な過ごし方していると思いますよ!
なんてテーマを決めながらキャンプしています。フル装備で行くのは年越キャンプになりますが今年は家族が増えたのでどうなるかわかりません。笑
劇団家は特別にモノがなくてもコンパクトなキャンプでも十分お洒落な過ごし方していると思いますよ!
こんにちは~♪
にひきさん家のあのたくさんのギアの選定は奥さまが主だったんですか?
一番最初劇団家のブログを見たときの衝撃は2年以上たった今でも鮮明に覚えています。
色々な物が削ぎ落とされていってもやっぱりご夫婦で仲良くキャンプされているレポをみるとそんな生活に憧れちゃいます。
いくつになっても、どんな装備に移ろっても変わらずお二人でキャンプしている姿はとても素敵です。
にひきさん家のあのたくさんのギアの選定は奥さまが主だったんですか?
一番最初劇団家のブログを見たときの衝撃は2年以上たった今でも鮮明に覚えています。
色々な物が削ぎ落とされていってもやっぱりご夫婦で仲良くキャンプされているレポをみるとそんな生活に憧れちゃいます。
いくつになっても、どんな装備に移ろっても変わらずお二人でキャンプしている姿はとても素敵です。
Suikaさん
こんにちは!
積載、もちろん毎回苦しいんですが
これのダイエットは結構楽しいモノですね^^
年越しキャンプ、100リットルくらいは
犠牲になってるんじゃないですか?
キャンプは楽しむが一番、猫キャンプは
それで一つの価値だと思います^^
こんにちは!
積載、もちろん毎回苦しいんですが
これのダイエットは結構楽しいモノですね^^
年越しキャンプ、100リットルくらいは
犠牲になってるんじゃないですか?
キャンプは楽しむが一番、猫キャンプは
それで一つの価値だと思います^^
ひなこさん
こんにちは!
正確にはモノを選ぶのは妻の仕事で
それを承認するのが私の役割という感じです^^
当時と比べればだいぶ荷物は減りまして
何でもできるけどコンパクト化も成功してると
実感してます^^
無駄なのは原則ファニチャーだったりするんですよね笑
こんにちは!
正確にはモノを選ぶのは妻の仕事で
それを承認するのが私の役割という感じです^^
当時と比べればだいぶ荷物は減りまして
何でもできるけどコンパクト化も成功してると
実感してます^^
無駄なのは原則ファニチャーだったりするんですよね笑
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。