この地を我が家最上最高の営地と

認定したのは三年前の事

以降、新たなキャンプ地のカテゴリーが

随分と増えた。







恐らく二桁は軽く増えたと思うし

まだ見ぬ景色が数多既知のものとなった。

それでも、この地のこの場所に改めて

設営してみると…

あの日の感動は一片の曇りなく蘇ったもの。







近くに買い物ができる場所がないため

氷は板氷だけを何本も持参するのが

この地の連泊のルール







寝酒のためにアイスピックで氷を大きく割り

夜を迎える準備を終えると

残りの一夜を惜しむかのように

予報になかった雨が降り出した。







タープ下、焚火の火をたやさないのは

全てこのひと時のため







初秋の涼し過ぎる夜

少しだけ溶けかかった氷も

最高のコンディション







キャンプ地にて

ウィスキーを大きな氷で飲める幸せ

無駄が生まれる丸氷を作る余裕こそ

ないけれど…この季節にでき得る

精一杯が最高の夜を演出した。







明けた朝、雲のなくなった

快晴の空に早池峰山が映えていた。







皆様の励ましに心から感謝しております！

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