つい昨年迄は忙し過ぎると憂鬱になったものだったが

ここ2ヶ月間の忙しさと来たら過去の二年間が

チャンチャラ可笑しくなってしまうほど。







それは大きな達成感を伴っており、体力的には

かなり辛いものがあるものの日々の充実度は上がっている。

1日1日を主体的に生きる事が出来ている証なのだと

仕事終わりにランタンを囲み妻と話をした。







昨年迄の「忙しくて大変」が

「暇になったら大変」に変化した事実は

きっと夫婦二人にとって悪い事ではない。

前述の「主体的に生きる」

コレを顕著に物語っているのが休日の考え方かも知れない。

コレまでは、会社の勤務体制に縛られ休みたい時に

計画的に休むなどという事は考えられなかった。

一方、今はと言うと休んでられないと思いこそするが

月に一度は必ず連休を取り

心身共に回復を図る事が出来るようになった。







計画性ゼロの行き当たりばったりの思いつきキャンプは

それではそれで楽しいものだが

ある程度の計画を持って臨むと、無理なく

より内容の濃いソレが可能になると思っている。

出撃の回数は現在激減中の我が家だが

7月ど真ん中は連休キャンプにしようということになった。







さて…今回はどのテントを携えようか

普段ならそんな話題から口火を切るキャンプのプランニングだが

この日のための新幕の導入を妻は視野に入れていた。

「頑張った自分へのご褒美だから」

と妻は言うが…褒美を求めるなんて奴隷と一緒なんだぜ

そう思う私

褒美はくれてやる物だと思っていた方が人生うまくいくものだ。

それでも月に一度のキャンプに賭ける

妻の情熱に屈する事になった。







キャンプは新しい道具一つ仕入れるだけで

初めてのキャンプの頃の初々しい自分に戻れるところがいい。

テントはいつも直前に天候と場所を鑑みて決める。

結果二種類に迄絞りこんでペンディング

それならばさぁ何処に行こうか？

目的地も真夏の場合は天候と気温で決めるべきだと思っている。

夏のキャンプは気温との闘いが待っている。

トドのつまり直近の予報を見て

緯度と標高でそれを調節することになる。







夫婦二人







何をしようか








どの道具を持とうか？







買い物はどこでしようか？

クーラーボックスには保冷剤いくつ持とうか？

話は尽きない







そんなプランニングが楽しい


それがキャンプ





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