手に入れたくても手に入らないとっておきランプ

真鍮のランタンが好き
ブログ開始以前に手に入れた
とっておきのプレッシャーランタンが
ヴェイパラックスでタンクが真鍮製だった事もあって

オイルランタンも真鍮の物がいいなと
思うようになった。

なるべく人が持っていない個体を探し
誰もが買えないなかなか手に入れられない
そんな基準で選ぶのは昔から

この所はキャンプし過ぎてるのもあるし
お店で毎日点灯している事もあって
オイルランタンを点けるという行為そのものが
特別な事じゃなくなったせいか
ランタンをバックにエモい写真を撮る
そんな昔当たり前だった事からも
遠ざかってしまっているけど

ビビッドな色のコットン幕に似合う
真鍮のランタンがやっぱり好き。
流行りは追わず変わらぬ価値
経年変化のある好きな道具が
キャンプを底上げしてくれている。
真鍮のランプってそんな位置づけに思う。

そんな我が家の真鍮コレクションに
最高の一台が加わり
そのデビューキャンプでもあったから
先日の雄勝フォレストキャンプは
良かったという側面もある。

そのランタンが…
日本船燈 ニッセンの救命艇用ランプ
ライフボートランプ 日船式第2号

二重のグラスチムニーに炎が守られ
ハリケーンランタンよりも風に強く堅牢
総真鍮製でありながら凝ったデザインなしの
シンプル無骨
全てのデザインが機能で満たされている

バーナーは全体の大きさの割に
大型の物が選ばれており
明るさという最大機能に貢献している。

燃料キャップには1ミリ弱の穴が開けられ
熱による内圧のコントロール用であろう
例えば質の悪いハリケーンランタンの場合
これがない事によって炎の形に影響を
及ぼすケースもある。
外ホヤ下部はパンチング加工がなされ
風耐性をここが引き受けている。

本体とのジョイント部には逆L字の
引っ掛けが備わり、装着後回すと
外ホヤがはまり

それを真鍮の螺子で固定する方式
この螺子は最大に回しても取れない仕様となる。

4部芯と思われる芯に外ホヤ内ホヤを外して着火
炎の大きさは外ホヤを外した状態でのみ動作可能
二重構造のホヤガラス自体がそもそも面積があり
同サイズのハリケーンランタンよりも
明るい印象でメーカーの説明では8W相当の4cd※

キャンプにおいてはテーブルランプとしてや
ビンテージテントならはテントシンボルとして
テント庇部分が良く似合うが

焚火脇などに置いても
雰囲気の良い明かりとして
絶妙にハマるーそんな万能性を発揮してくれた。

特徴的なのは吊り下げの金具が上下二箇所にある事
これはこのランタンの最大の
アイデンティティかも知れない。

揺れる船上においてランタン自体の揺れを
下部の釣り金具をロープなどで引き
天地無用とするためだと前オーナーから教わった。
なるほど実に良くできている。

真鍮の輝きをまとった光る筒は
100年変わらぬデザインのハリケーンランタンを
嘲笑うかのようにその存在感は圧倒的なものに
私には見えた。
前オーナーの行く場所行く場所で
きっとこのランタンは夕刻に灯され
癒しの明かりを輝かせ焚火の横に吊るされ
夜間のサイトを教えてきたのだろうと思うと
胸が一杯になる。

今季、これより始まる風の季節に
ビンテージテントのこの位置で
下からもロープで固定し微動だにせず
決して消える事なく点灯し続ける姿を
見れたなら前オーナーより引き継ぐに

相応しいキャンパーになれるかもな
…と想像する良いキャンプになった。
※カンデラ(cd)とは、光源から出る光の強さ「光度」を表す単位のこと。
照らす範囲の一番明るい箇所の数値。蝋燭一本の光が1cd
主要スペック
[燃料] 灯油
[光度] 4cd(約8W電球相当)
[継続点灯時間] 約22時間
[油タンク安全容量] 380cc
[重量] 約0.8kg
[寸法(mm)] 263h×150w
真鍮板製
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この記事へのコメント
まずキャンプしていて見たことありませんね、ニッセンのランタン。渋い男がまた渋くなりますね〜(ヨイショ)
プー博士さん
ニッセンのランタンはブログ開始直後くらいにものすごくいいなぁと思っておりました。
もちろん探しもしませんし購入に至ることもありませんでしたが、こうして手にしてみて久しぶりに胸が高鳴りました涙
こういう道具ってやっぱり最高です!
ニッセンのランタンはブログ開始直後くらいにものすごくいいなぁと思っておりました。
もちろん探しもしませんし購入に至ることもありませんでしたが、こうして手にしてみて久しぶりに胸が高鳴りました涙
こういう道具ってやっぱり最高です!
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