抜群の水捌け今期のリニューアルをチェック あいの沢キャンプ場
撤収中に珍しく着信があった。
夜仕事の私にとって朝八時台の着信というのは
かなり珍しいこと…スマホを見ると
良く知るキャンプ場からだった。

今季のオープン前だが次の日曜日もし予定がなければ
キャンプ場に来て欲しいという内容だった。
そんなわけでこの週はまもなくオープンを控えた
キャンプ場でオープン前の試験宿泊を行う事に…。

当日は生憎の雨、予報では夜まで降り
その後は大風が吹くという大荒れの模様

(翌撤収日の予報)
松の木をつたって落ちる雨粒は大きく
設営はなるべく短時間で済ませたいわけだが
猫達のために久し振りにペポの投入とした。

昨年、震災以来11年振りに復活を遂げ
一年間無料というプレオープンを消化
今年はプレオープン第二弾という位置づけで
正規金額の全半額にて4月15日よりオープンとなる
福島飯舘村、村民の森あいの沢キャンプ場である。
オートサイトのみだった昨年から更なる進化を遂げ
今年は管理棟右手奥となる多目的広場が
フリーサイトとなり待望の拡張オープンとなる。

冬季休業の間、ほぼ全てのサイトに手が加えられ
昨年評価の高かったオートサイトに於いては
芝生→小砂利に変更が加えられた。

この小砂利はよくあるグレーではなく
茶系のもので遠目には枯れ芝のように見え
好感を持った。

砂利は厚さ3〜4cm程度敷き詰められており
足跡がくっきりつくレベル

降雨をものともせず水捌けは現状
日本一である事に疑いはない。

手に入れるのに非常に苦労をしたと
管理人さんが言っていた事もあり
何やら特別な気分で試験宿泊にのぞむ。

雨はいっこうに止む気配はない

キャンプ猫のこむぎとだいずは
少し寒そうな様子

悩んだ挙句この後の風を考え焚火は諦め
先ずは灯りの準備から

管理人さんも帰り誰もいないあいの沢
雨の林間サイトは暗く物悲しい雰囲気ではあるが

猫達の癒しのお陰で気分はすこぶるいい。
何せ試験宿泊と来たもんだ。
かつて何年もかけてあらゆる荒天を経験し
雨だろうが雪だろうが風だろうが
怪我なくテン泊してきたから今ここにいる

猫達に呆れられる前に暖の準備を…

今季は遅まきながら私にとっては
武井元年とも呼べる冬だった。
ひとたび幕の中で点火すれば
ポテンシャルは薪ストーブ以上

多大なその火力は暴力的だと思い少し
怖いくらいに考えていたものだけれど…
人の感覚というのは不思議なもので
これほどの道具にさえ慣れてしまえばと
今は数をこなした経験から安心して
使えるようになった。

この日はネイトンの五徳を使って
STAUBを温め続けSTAUBをオープンとして使い
武井本体は焚火代わりに…
すると…
ようやくだいず君が膝にやってきた。

STAUBのオーブン調理は写真なし(すみません)
気付けば夜の帳が下りてきた。

静けさの始まり、雨足はかなり弱まっている。

降ったり止んだりの感覚が次第に長くなっていた。
一方、タープをあおる風の感覚は短くなっている。

雨のせいで気温は益々下がっている。
それにしても武井の熱量の凄さよ

想定した通り
風は片落としに設営したタープの壁側から
吹き始めたため
この時点ではさほどの影響を感じることはなかった。

風音は次第に大きくなってはいたが
こむぎもこの通り外への警戒は解いていない。
昨年一年を通して、このキャンプ場では
野生動物の活動…例えば猫や狸の襲来は
一度もなかった事を思えば安心のキャンプ場
今季も恐らく問題はなさそうだ。

いよいよ風でタープがバタつき始めた辺りで
幕の中へ入る事に…。

サイトからはみ出た場所に打っていた
ペグがぬかるみ抜けかけている事に
まだ気付かずにいた。
武井301は燃料がなくなるまで放置
こむぎはしばらく暖を取っていた。
人間達は(特に私は)幕に入るや否や
疲れがどっと出て軽く横になった瞬間
意識は薄れていった。

夜半、タープのバタつき音と風音で起こされた。
ペグ位置が悪く、ペグが抜け
タープがバタ付きペグ位置を変えて打ち直し
タープは跳ね上げのポールを抜き
クローズドに張り直し
再び寝るーを二度繰り返す事に。
こんな時荷物が多いというのは仇になる。
タープを外せばそれで済むのだが荷物が多過ぎて
タープを取ることができない嵐の夜だった。
夜間私が2回タープのペグの打ち直しを
した記憶があるが朝にはタープは
元通り跳ね上がられていた…
妻もお直しをしてくれたようだ。
お互いの作業中はもう一人はグッスリなので
寝不足という感覚はなかったが
久しぶりにジェット機並みの風音をなんとかしたくて
耳栓を探した夜だった。

結果荒天の中、何事もなく無事迎えた翌朝は
待ちに待った青空に迎えられた。

あぁこの空が見たかった。

何度かタープのペグが抜けたけれど
直後のリカバリーで難を乗り越え迎えた最高の朝
あれだけ降った雨の影響はほとんどなく
林間のポテンシャルの高さを垣間見た。
このキャンプ場にはきっと今季も沢山の
キャンパーがやってきて
こうやって素晴らしい朝を経験する事になる

今季の営業は4月15日から
村民の森あいの沢キャンプ場が
今年も楽しみで仕方ない。

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皆様励ましに心から感謝しております!
夜仕事の私にとって朝八時台の着信というのは
かなり珍しいこと…スマホを見ると
良く知るキャンプ場からだった。

今季のオープン前だが次の日曜日もし予定がなければ
キャンプ場に来て欲しいという内容だった。
そんなわけでこの週はまもなくオープンを控えた
キャンプ場でオープン前の試験宿泊を行う事に…。

当日は生憎の雨、予報では夜まで降り
その後は大風が吹くという大荒れの模様

(翌撤収日の予報)
松の木をつたって落ちる雨粒は大きく
設営はなるべく短時間で済ませたいわけだが
猫達のために久し振りにペポの投入とした。

昨年、震災以来11年振りに復活を遂げ
一年間無料というプレオープンを消化
今年はプレオープン第二弾という位置づけで
正規金額の全半額にて4月15日よりオープンとなる
福島飯舘村、村民の森あいの沢キャンプ場である。
オートサイトのみだった昨年から更なる進化を遂げ
今年は管理棟右手奥となる多目的広場が
フリーサイトとなり待望の拡張オープンとなる。

冬季休業の間、ほぼ全てのサイトに手が加えられ
昨年評価の高かったオートサイトに於いては
芝生→小砂利に変更が加えられた。

この小砂利はよくあるグレーではなく
茶系のもので遠目には枯れ芝のように見え
好感を持った。

砂利は厚さ3〜4cm程度敷き詰められており
足跡がくっきりつくレベル

降雨をものともせず水捌けは現状
日本一である事に疑いはない。

手に入れるのに非常に苦労をしたと
管理人さんが言っていた事もあり
何やら特別な気分で試験宿泊にのぞむ。

雨はいっこうに止む気配はない

キャンプ猫のこむぎとだいずは
少し寒そうな様子

悩んだ挙句この後の風を考え焚火は諦め
先ずは灯りの準備から

管理人さんも帰り誰もいないあいの沢
雨の林間サイトは暗く物悲しい雰囲気ではあるが

猫達の癒しのお陰で気分はすこぶるいい。
何せ試験宿泊と来たもんだ。
かつて何年もかけてあらゆる荒天を経験し
雨だろうが雪だろうが風だろうが
怪我なくテン泊してきたから今ここにいる

猫達に呆れられる前に暖の準備を…

今季は遅まきながら私にとっては
武井元年とも呼べる冬だった。
ひとたび幕の中で点火すれば
ポテンシャルは薪ストーブ以上

多大なその火力は暴力的だと思い少し
怖いくらいに考えていたものだけれど…
人の感覚というのは不思議なもので
これほどの道具にさえ慣れてしまえばと
今は数をこなした経験から安心して
使えるようになった。

この日はネイトンの五徳を使って
STAUBを温め続けSTAUBをオープンとして使い
武井本体は焚火代わりに…
すると…
ようやくだいず君が膝にやってきた。

STAUBのオーブン調理は写真なし(すみません)
気付けば夜の帳が下りてきた。

静けさの始まり、雨足はかなり弱まっている。

降ったり止んだりの感覚が次第に長くなっていた。
一方、タープをあおる風の感覚は短くなっている。

雨のせいで気温は益々下がっている。
それにしても武井の熱量の凄さよ

想定した通り
風は片落としに設営したタープの壁側から
吹き始めたため
この時点ではさほどの影響を感じることはなかった。

風音は次第に大きくなってはいたが
こむぎもこの通り外への警戒は解いていない。
昨年一年を通して、このキャンプ場では
野生動物の活動…例えば猫や狸の襲来は
一度もなかった事を思えば安心のキャンプ場
今季も恐らく問題はなさそうだ。

いよいよ風でタープがバタつき始めた辺りで
幕の中へ入る事に…。

サイトからはみ出た場所に打っていた
ペグがぬかるみ抜けかけている事に
まだ気付かずにいた。
武井301は燃料がなくなるまで放置
こむぎはしばらく暖を取っていた。
人間達は(特に私は)幕に入るや否や
疲れがどっと出て軽く横になった瞬間
意識は薄れていった。

夜半、タープのバタつき音と風音で起こされた。
ペグ位置が悪く、ペグが抜け
タープがバタ付きペグ位置を変えて打ち直し
タープは跳ね上げのポールを抜き
クローズドに張り直し
再び寝るーを二度繰り返す事に。
こんな時荷物が多いというのは仇になる。
タープを外せばそれで済むのだが荷物が多過ぎて
タープを取ることができない嵐の夜だった。
夜間私が2回タープのペグの打ち直しを
した記憶があるが朝にはタープは
元通り跳ね上がられていた…
妻もお直しをしてくれたようだ。
お互いの作業中はもう一人はグッスリなので
寝不足という感覚はなかったが
久しぶりにジェット機並みの風音をなんとかしたくて
耳栓を探した夜だった。

結果荒天の中、何事もなく無事迎えた翌朝は
待ちに待った青空に迎えられた。

あぁこの空が見たかった。

何度かタープのペグが抜けたけれど
直後のリカバリーで難を乗り越え迎えた最高の朝
あれだけ降った雨の影響はほとんどなく
林間のポテンシャルの高さを垣間見た。
このキャンプ場にはきっと今季も沢山の
キャンパーがやってきて
こうやって素晴らしい朝を経験する事になる

今季の営業は4月15日から
村民の森あいの沢キャンプ場が
今年も楽しみで仕方ない。
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この記事へのコメント
試験宿泊、お疲れさまでした
小砂利は間違いなくいいですね
澄んだ青空と満天の星を見るためにまた行きたいものです
小砂利は間違いなくいいですね
澄んだ青空と満天の星を見るためにまた行きたいものです
Kaoru&Beetさん
こんばんは!
諸事により返信遅くなりすみません!
やっと反映されました汗
個人的には砂利よりも芝の方が好きなのですが
あいの沢の場合、芝が根付かないうちにサイト
開放となったのと林間で日照時間が足りない
せいでしょうか…早々と変更となったようです
ただ砂利の色がなかなか良くて大いに
気に入りました^^
機会ありましたらまた是非お越し下さいませ!
こんばんは!
諸事により返信遅くなりすみません!
やっと反映されました汗
個人的には砂利よりも芝の方が好きなのですが
あいの沢の場合、芝が根付かないうちにサイト
開放となったのと林間で日照時間が足りない
せいでしょうか…早々と変更となったようです
ただ砂利の色がなかなか良くて大いに
気に入りました^^
機会ありましたらまた是非お越し下さいませ!
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