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今日もどこかで野遊びを…

とある夫婦の野遊びの記憶です

金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰

   

これを手に入れた時は本当に嬉しかった。

居ても立っても居られずとにかくキャンプに

行きたくて行きたくて

初点灯瞬間は慣れ親しんだ道具であるはずなのに

少し緊張してしまったりして…

思い出すとつい数年前の事なのに

懐かしく、それでいて心に火が灯ったように

ジーーンと暖かくなる。

それが我が家の真鍮ハリケーンDIETZ



金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰



ちょうど今から360日前

我が家は福島県と隣接する宮城県は丸森町にいた。

今となっては昨年となる時は2019年の1月

新年明けて間も無くのキャンプ

幕はマルシャルのみ

良く晴れた、新年の不動尊公園キャンプ場

通年営業の恩恵を共に享受する沢山のキャンパーで溢れていた。

このキャンプの撤収日の朝、気になるシミを

マルシャル正面ど真ん中に発見した。



金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰



「何だ?このシミ?」

「においは灯油っぽいかも」

「つかDIETZじゃん!!まじかオイ!」

何と、DIETZの真鍮ハリケーンが

まさかのお漏らしをしていたわけである。

発見時間的にはオネショに該当する時間帯の出来事だった。

その後、自宅で点検してみると

最下部に灯油が滲み出ており

給油のたびにお漏らしをする子になってしまったのだった。



金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰



そんなわけで昨年末の事

フュアハンドの赤いハリケーンにバーナーを譲る事となったのだが…


そりゃ人のフンドシで相撲を取るってもの

どうにも気持ちが悪い(オーナーとして)し

真鍮のハリケーンを二軍落ちさせて

赤いフュアハンドを生き返らせる事に矛盾を感じる自分がいた。



例えば…我が家の幕にそれぞれ優劣はないが

メガホーンの修理のためにBAHARIの一部を切り取るような事はしないし

ウィスキーで言えば…

終売となったノンエイジの竹鶴を3本購入したいがために

同じく終売の竹鶴21年を

売りに出すなんて事はしないわけである。



そもそも漏れ発生直後は

これを修理してみようと自力でトライしている私。

こんなお漏らしは俗に言うロウ付け作業で一発っしょ

なんて軽い気持ちでハンダを載せてみるのだが…

ハンダがどうにも載らないのである。



金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰



そう、よくよく考えればこのDIETZは

実は真鍮の上にクリア塗装がされているのである。

よって、新品同様の輝きがいつまでも…

そんなステータスが良くも悪くもキープできる個体なのだ。

こうなると塗装を剥がし再度ハンダを載せ…云々

時間も道具も中途半端でありヤスリ買わなきゃなんて思いながらも

お漏らしのまま自宅のお飾りとして1年の歳月が過ぎてしまった。
(ちなみに同じランタンを合計3台持っているのでキャンプに影響はありません)

そんな状況が前述のであり

果ては部品取り用の個体に…

結局、取り急ぎバーナーのスワップをして

いつもの杜の都キャンプ工房ホイザネスペへ修理依頼をしたのだった。



金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰



そして先日、赤いフュアハンドのバーナー部分と共に

お漏らしが治り帰宅となった。



金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰



見事な出来栄えだった。

工程としては先ず患部の塗装をヤスリで研磨し剥がす

ハンダで全体を埋め再度ヤスリで研磨

滑らかになったところでクリア塗装で保護というのが全行程。




バーナーをそれぞれ元に戻し

二つ並べて記念撮影



金色のDIETZがまさかのお漏らし…そして一年後の復帰



うーーーんいい感じ!

生涯使えるハリケーンランタン

これからも修理を(誰かに)してもらいながら

大事にしていこうと思う。


それがキャンプ



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この記事へのコメント
よくよく確認したことありませんでしたが、タンク部分は一体物じゃなくって、はめ込み後のろう付け?でしたか。この作業って地味に手間暇かかりますよね。
自分ならコーキング剤でごまかしそうですww

竹鶴もついに終売・・ いつかはこうなるとはわかっていましたが寂しいですね。旅行とか遠出した先にあれば勢いで買っちゃうかも?ですが、現行の価格帯ではまず手が出ません泣
国産エイジ物が落ち着く日はくるのでしょうかね〜

chaichai
2020年01月19日 12:40
私もデイツ90のお漏らしをロウ付けでなんとかしようとチャレンジしたことがあります。
乗らないですねぇ(;´∀`)
とけたロウがタンクの中にどんどん入ってしまう感じで。。。
もう少し低温だったらとも思ったのですがそんな技術を持ってるはずもなく。。。半田ならとも思いましたがそもそも持ってないですしw
(ロウ付けはバーナーだったので)

他にも接着剤など試しましたが素人ではどうにもなりませんでした(笑)

補修のプロが居るんですね!
やはり半田ですか!
半田を買うかなぁ(^^;

ササシンササシン
2020年01月19日 15:19
chaiさん

こんにちは!
DIETZもフュアハンドも同じ構造なのですが
そうなんです…見た感じはめ込みの構造のようです汗
漏れない奴は全く漏れませんがそもそもB品として
購入していたのでこんな部分に耐久性のアラが出たという感想ですが
コーキング剤でも十分いけると思いますし
厚塗りできるウレタン塗装なんかでも今回の滲みポタポタは
防げたかも…とはkimutimu39君談です^^
竹鶴ですが…ノンエイジについてはラベルと中身が
リニューアルされて発売となります^^
新ボトルはこれまで宮城峡メインだったのが
余市モルト比率が多少上がってのピュアモルトという内容
余市好きにはもしかするとより美味く感じる可能性がありますし
現行品の完成度は多少なりとも落ちるかも知れないとの
前評判のようです^^お値段は少し上がって4,000(別)
出荷量的には十分な20万本以上/年と言う事なので
手に入りやすくなると思いますが問題は今回の売り止めによって
ニッカにビンテージが無くなったという事のような気がします汗
年数表記のないノンエイジボトルのみとは…寂しいものです…

劇団にひき劇団にひき
2020年01月19日 16:03
ササシンさん

こんにちは!
それは結構穴が大きかったんですねー汗
ロウ付け…広義にはハンダもロウ接の一種という事で
ロウ付けと表現してますがハンダ付けしか試してないです^^
今回作業をしてくれたkimutimu39君によりますと
我が家の滲みポタポタ程度ならば塗装だけでも
なんとかなるレベルかも知れないと言ってました
もちろんハンダとかの作業があったほうが確かですし
耐久性から言っても安心で納得の出来です^^
ハンダにせよロウ付けにせよ先ずは塗装を剥がさないと
先ず溶解した金属並びにハンダ自体が患部にのりません
こうなると素人には敷居が高くなっちゃいますよね汗

劇団にひき劇団にひき
2020年01月19日 16:12
こんばんは。一応「漏水」のプロから。ww
水道関係の漏水で銅管の補修時もハンダを使うのですが、キッチリ乗せるなら「フレックス(液体)」を使えば一発です。これはホームセンターでも安価で売っています。あとはキャンプ用のトーチと半田があればOK。コツはロウ付けしたい部分にフレックスを塗ってトーチの炎を当てて、炎が緑色に変わったらすぐに半田をつけるコトです。キレイに穴塞いでくれますが、ランタンに炎を当てるワケにはいかないかな?後から塗装しても良いのですが、補修した跡も「味」になりませんかね?ご参考までに。

Suika with CSuika with C
2020年01月20日 00:05
ども!
所有感が高いですよね、真鍮デイツ78。
野山の相棒として、ソロの友として愛用しとります。
そうでしたか。
下部からおもらし…
幕に付着も悲しいですが…
信頼できるショップがあって良かったですね。
これで赤と金、劇団さんカラーが揃い踏み。
それにしても、3台持ちって…(^^)

一輪駆動一輪駆動
2020年01月20日 11:49
Suikaさん

こんにちは!
なるほどプロのご意見なら納得です!
私は素人なので全く知識も何もなく分かりませんが
キム君がそんなような事を言ってた気もします^^
今回彼の補修はなかなかのもので
本人は汚くなってすみませんなんて謙遜してましたが
割と上手くいった感触があるんだろうなぁと思った次第です笑
次に何か穴があいたらここのSuikaさんのコメントを
参考に自分でやってみようと思います^^
ありがとうございました!

劇団にひき劇団にひき
2020年01月20日 12:16
一輪駆動さん

こんにちは!
所有感本当に高いです^^
大好きがこうじて職場(お店)でもインテリアとして
活躍してましての合計3台なのです^^
信頼できるショップ…これは個人のキャンプ仲間でして
陣幕の作成に始まってテント窓の後付けだとか
ファニチャー製作、その他、テント、タープの補修および改造
なんでもやってもらってまして今回ランタン補修
器用な人が羨ましいなぁと思います^^

劇団にひき劇団にひき
2020年01月20日 12:22
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