夏の夜の蒸し暑いテント内を快適に過ごす
2021年近畿東海地方では
統計開始以来最長となる約二ヶ月間に渡る
長い長い梅雨だったという
一方、東北地方では例年より一週間
遅く梅雨入りをし梅雨明けは10日近く早い
短い短い梅雨だった。
そんな梅雨明けと同時に
我が家の2021年
夏のキャンプはスタートした。
外気温35〜6℃
うだるような暑さ
けたたましく鳴り響く蝉たちの声
すぐそこに見えるオフホワイトの夏雲
「あぁぁ真夏だなぁ」
この時点ではまだ日差しと熱を
歓迎の面持ちで迎えていたもの。
やって来たのは山形県北部金山町に位置する
『グリーンバレー神室』
昔からあるスキー場併設のキャンプ場
かつて、何度も付近を訪れているが
訪れたのはこの夏が初めて
近年、各地のスキー場がキャンプ場として
ゲレンデの一部をサイト開放するようになっているが
東北においては秋田とことん山と並び
以前からあるキャンプ場付きのスキー場で
温泉併設である事を含め設備等は申し分なく
近年よくあるポッと出の中途半端な
ただ張れるだけのキャンプ施設的場所とは
毛並みの違いは明らかで
林間サイト、フリーの芝地サイト等
バリエーションに富み
キャンプ場としてのDNAは生粋のものがある。
ちなみに今期は雪中キャンプが可能な
キャンプ場として注目を集めている。
この日は営業再開となったばかりで
利用客は私達のみの貸切キャンプ
…というのも熊の目撃情報があり
前日までキャンプ場自体を閉鎖しており
8月18日現在も熊目撃により再び閉鎖
ある意味オンシーズンでありながら
希少な隙間営業日という価値あるキャンプ
この日はとにかく暑かった。
時折、心地よい風はあるものの
木陰に設営したタープは熱を持ち
巨大アブの温床状態はしばらく続いた。
設営開始から彼らに散々纏わり付かれ
妻は二箇所を被弾した所で一旦設営をやめ
忌避スプレーを購入しに行く始末。
人の出入りが熊騒ぎで大きく減少した事や
突然の猛暑が影響しているのだろう。
昨年、当サイトで紹介
現在も爆発的ヒットとなっている
オニヤンマ君に一縷の望みを託すタープ下
今回キャンプでは初めての子猫連れ
真夏キャンプという事もあり
家庭用扇風機を初めて持参した。
近年発売の充電式にしなかった理由は
いくつかあるが
持参の扇風機が省エネ型のため
大容量ポータブル電源を使用して
少ない電力(わずか2W)で運用できる事と
突然の梅雨明けにコードレスタイプの発注が
全く間に合わなかったためである。
キャンプでの扇風機運用については
恐らく賛否があり正直なところ私的には
ブログ開設以来今回が初の投入
つまり過去7年間不使用だった事を思うと
否定的な立ち位置にいるのだが…
一定の条件下のテント内利用ならば
大いにお勧めできるという結論となったので
後ほどお伝えしようと思う。
日も傾きかけた時間帯
私達が設営したサイトは完全に
日陰となったが暑さは変わらない
向かいの森の向こうには一際輝く夏雲
キャンパーになる前から
空に浮かぶ雲が好きだった。
夕陽に赤くなる雲
季節毎に姿の変わる雲
天候を教えてくれる雲
色んな雲が空にはあるが
純白の夏雲が一番好き。
そんな実感の夕暮れにあらわれたのは
体長2cmほどのアマガエル
こむぎの餌食にならないよう
そっと保護して逃してあげる。
いいキャンプ場だなぁ
決して規模の大きくない場内には
中央にサニタリー棟
その上段に炊事棟が設置
給湯設備はないが綺麗に管理されており
熊よけの鐘が設置されている。
たった一組だけなので事あるごとに
この鐘を躊躇いなく鳴らす
この貸切りキャンプはある意味
熊の脅威をヒシヒシと感じる緊張感があった。
トイレはウォシュレット完備
営業再開日とあって換気扇が回っておらず
この日のトイレばサウナ状態
スイッチを入れておいた。
日没前に温泉へでかけた。
温泉棟はホットハウスカムロと言い
ホテルシェーネスハイム金山に隣接
(左から管理棟、レストラン、ホテル、温泉)
キャンプサイトからは徒歩で4〜5分の位置
単純泉ながらゲレンデを見上げる
素晴らしいロケーションの入浴が
一人300円という格安料金で楽しめた。
サイトに戻るとチェックイン時に
渡された爆竹の準備を
熊よけのために夕刻〜20時の間に
ファイヤーサークルで鳴らして下さいとの事
日没後なのでこの時点で19時を
回った頃だっただろうか
けたたましい爆竹音が鳴り響いた
これなら安心かな?
夜は焼き物中心に済ませ
こむぎの散歩をしたり
蛍を観たり夏キャンプの良さが満喫できた。
さあ、ここからが本題
テントの中に入るとフライを全開状態でも
とにかく蒸し暑い夜だったのだ。
テント内で扇風機を回しても
温い風が循環するだけで涼しさとは無縁
こんな夏のテント内では
扇風機の風を直接浴びても不快さは変わらない
こんな時は扇風機を外に向けて起動すると
テント内よりも涼しい外気が
どんどん流れ込んできて一気に
涼しく快適になるので
覚えておきたい裏技の一つ
何年も前の梅雨のキャンプで
どうしても暑くて眠れない夜があった。
当時は扇風機などもちろんなく
団扇を使って同じ事をしたものだ。
有効な条件はいくつかあるので記しておく
1) テント内に熱がこもり抜けない場合
2) 無風で蒸し暑い夜
3) 比較的小型のテントである事
再び灼熱の朝がやってきた。
涼しくなり過ぎたせいで
扇風機を止めた事もあり
幕は結露でビチョビチョになった。
普段から布テントばかり使っていると
結露がこれほどかと驚いてしまう。
アブの襲撃はさほどではない
君のお陰かなぁ?
とも思うけれど…最も役に立ったのは
100均ハエ叩きだった笑
最後に再び温泉を楽しんで
この地を後にする。
秋田を縦断し
更にいいとこにチェックイン
このキャンプ地がとにかく良かった。
それがキャンプ
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
統計開始以来最長となる約二ヶ月間に渡る
長い長い梅雨だったという
一方、東北地方では例年より一週間
遅く梅雨入りをし梅雨明けは10日近く早い
短い短い梅雨だった。
そんな梅雨明けと同時に
我が家の2021年
夏のキャンプはスタートした。
外気温35〜6℃
うだるような暑さ
けたたましく鳴り響く蝉たちの声
すぐそこに見えるオフホワイトの夏雲
「あぁぁ真夏だなぁ」
この時点ではまだ日差しと熱を
歓迎の面持ちで迎えていたもの。
やって来たのは山形県北部金山町に位置する
『グリーンバレー神室』
昔からあるスキー場併設のキャンプ場
かつて、何度も付近を訪れているが
訪れたのはこの夏が初めて
近年、各地のスキー場がキャンプ場として
ゲレンデの一部をサイト開放するようになっているが
東北においては秋田とことん山と並び
以前からあるキャンプ場付きのスキー場で
温泉併設である事を含め設備等は申し分なく
近年よくあるポッと出の中途半端な
ただ張れるだけのキャンプ施設的場所とは
毛並みの違いは明らかで
林間サイト、フリーの芝地サイト等
バリエーションに富み
キャンプ場としてのDNAは生粋のものがある。
ちなみに今期は雪中キャンプが可能な
キャンプ場として注目を集めている。
この日は営業再開となったばかりで
利用客は私達のみの貸切キャンプ
…というのも熊の目撃情報があり
前日までキャンプ場自体を閉鎖しており
8月18日現在も熊目撃により再び閉鎖
ある意味オンシーズンでありながら
希少な隙間営業日という価値あるキャンプ
この日はとにかく暑かった。
時折、心地よい風はあるものの
木陰に設営したタープは熱を持ち
巨大アブの温床状態はしばらく続いた。
設営開始から彼らに散々纏わり付かれ
妻は二箇所を被弾した所で一旦設営をやめ
忌避スプレーを購入しに行く始末。
人の出入りが熊騒ぎで大きく減少した事や
突然の猛暑が影響しているのだろう。
昨年、当サイトで紹介
現在も爆発的ヒットとなっている
オニヤンマ君に一縷の望みを託すタープ下
今回キャンプでは初めての子猫連れ
真夏キャンプという事もあり
家庭用扇風機を初めて持参した。
近年発売の充電式にしなかった理由は
いくつかあるが
持参の扇風機が省エネ型のため
大容量ポータブル電源を使用して
少ない電力(わずか2W)で運用できる事と
突然の梅雨明けにコードレスタイプの発注が
全く間に合わなかったためである。
キャンプでの扇風機運用については
恐らく賛否があり正直なところ私的には
ブログ開設以来今回が初の投入
つまり過去7年間不使用だった事を思うと
否定的な立ち位置にいるのだが…
一定の条件下のテント内利用ならば
大いにお勧めできるという結論となったので
後ほどお伝えしようと思う。
日も傾きかけた時間帯
私達が設営したサイトは完全に
日陰となったが暑さは変わらない
向かいの森の向こうには一際輝く夏雲
キャンパーになる前から
空に浮かぶ雲が好きだった。
夕陽に赤くなる雲
季節毎に姿の変わる雲
天候を教えてくれる雲
色んな雲が空にはあるが
純白の夏雲が一番好き。
そんな実感の夕暮れにあらわれたのは
体長2cmほどのアマガエル
こむぎの餌食にならないよう
そっと保護して逃してあげる。
いいキャンプ場だなぁ
決して規模の大きくない場内には
中央にサニタリー棟
その上段に炊事棟が設置
給湯設備はないが綺麗に管理されており
熊よけの鐘が設置されている。
たった一組だけなので事あるごとに
この鐘を躊躇いなく鳴らす
この貸切りキャンプはある意味
熊の脅威をヒシヒシと感じる緊張感があった。
トイレはウォシュレット完備
営業再開日とあって換気扇が回っておらず
この日のトイレばサウナ状態
スイッチを入れておいた。
日没前に温泉へでかけた。
温泉棟はホットハウスカムロと言い
ホテルシェーネスハイム金山に隣接
(左から管理棟、レストラン、ホテル、温泉)
キャンプサイトからは徒歩で4〜5分の位置
単純泉ながらゲレンデを見上げる
素晴らしいロケーションの入浴が
一人300円という格安料金で楽しめた。
サイトに戻るとチェックイン時に
渡された爆竹の準備を
熊よけのために夕刻〜20時の間に
ファイヤーサークルで鳴らして下さいとの事
日没後なのでこの時点で19時を
回った頃だっただろうか
けたたましい爆竹音が鳴り響いた
これなら安心かな?
夜は焼き物中心に済ませ
こむぎの散歩をしたり
蛍を観たり夏キャンプの良さが満喫できた。
さあ、ここからが本題
テントの中に入るとフライを全開状態でも
とにかく蒸し暑い夜だったのだ。
テント内で扇風機を回しても
温い風が循環するだけで涼しさとは無縁
こんな夏のテント内では
扇風機の風を直接浴びても不快さは変わらない
こんな時は扇風機を外に向けて起動すると
テント内よりも涼しい外気が
どんどん流れ込んできて一気に
涼しく快適になるので
覚えておきたい裏技の一つ
何年も前の梅雨のキャンプで
どうしても暑くて眠れない夜があった。
当時は扇風機などもちろんなく
団扇を使って同じ事をしたものだ。
有効な条件はいくつかあるので記しておく
1) テント内に熱がこもり抜けない場合
2) 無風で蒸し暑い夜
3) 比較的小型のテントである事
再び灼熱の朝がやってきた。
涼しくなり過ぎたせいで
扇風機を止めた事もあり
幕は結露でビチョビチョになった。
普段から布テントばかり使っていると
結露がこれほどかと驚いてしまう。
アブの襲撃はさほどではない
君のお陰かなぁ?
とも思うけれど…最も役に立ったのは
100均ハエ叩きだった笑
最後に再び温泉を楽しんで
この地を後にする。
秋田を縦断し
更にいいとこにチェックイン
このキャンプ地がとにかく良かった。
それがキャンプ
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
この記事へのコメント
巨大アブにはハエ叩きですよねぇ^^
実家の岩手でも数方常備してます(爆)
田舎で見慣れた巨大アブは関東では目にしたことがありません。
キャンパーになって知ったのが、俗に言うアブ(ブト)。
私程度のキャリアだとそちらにもまだ遭遇したことがありませんが、
噛まれることを想像すると冷や汗もんです(汗)
夏梅雨ですっかり季節が進み、暦通りに秋めいてきましたが、
まだまだ暑くなるとおもいますので、お体お大事に♪
実家の岩手でも数方常備してます(爆)
田舎で見慣れた巨大アブは関東では目にしたことがありません。
キャンパーになって知ったのが、俗に言うアブ(ブト)。
私程度のキャリアだとそちらにもまだ遭遇したことがありませんが、
噛まれることを想像すると冷や汗もんです(汗)
夏梅雨ですっかり季節が進み、暦通りに秋めいてきましたが、
まだまだ暑くなるとおもいますので、お体お大事に♪
ササシンさん
こんにちは!
このキャンプというか今年は東北全般で
スズメバチに擬態したアカウシアブ
という3㌢強の奴に手を焼きました汗
なんといってもデカすぎるのです!
スズメバチなんかは動かなければやり過ごせますがアブの場合は積極的にこっちも攻撃しなければやられるだけなのでハエ叩きが1番役に立ちますね^^
夏の虫対策はこれまで様々やってきましたが猫連れだと薬剤も控えなければなりませんし昭和アナログが一番なのかもなぁと思う自分がいます笑
こんにちは!
このキャンプというか今年は東北全般で
スズメバチに擬態したアカウシアブ
という3㌢強の奴に手を焼きました汗
なんといってもデカすぎるのです!
スズメバチなんかは動かなければやり過ごせますがアブの場合は積極的にこっちも攻撃しなければやられるだけなのでハエ叩きが1番役に立ちますね^^
夏の虫対策はこれまで様々やってきましたが猫連れだと薬剤も控えなければなりませんし昭和アナログが一番なのかもなぁと思う自分がいます笑
某キャンプ場
梅雨明けすぐの頃、本当に暑かったですね
幕の中40℃超え、タープの下でも30℃超え
ただ、夜は気温が落ちて助かりました
熊のおかげで閉鎖と再開を繰り返しているとは
キャンプ場も大変ですよね
2B弾は子供の頃、よくやってましたが、爆竹はまだ未経験です
一度やってみたいです(笑)
梅雨明けすぐの頃、本当に暑かったですね
幕の中40℃超え、タープの下でも30℃超え
ただ、夜は気温が落ちて助かりました
熊のおかげで閉鎖と再開を繰り返しているとは
キャンプ場も大変ですよね
2B弾は子供の頃、よくやってましたが、爆竹はまだ未経験です
一度やってみたいです(笑)
Kaoru&Beetさん
返信遅くなりすみません!
再び青森に帰ってまいりました汗
7月の猛暑は凄かったですねー!
どこに行っても30℃越えの暑さで
とにかく暑さから逃げ場を探すような
そんなキャンプ地探しの連続でした
選択ミスもあって体力的には相当
キツい夏キャンプになりましたが
考えてみたらこんなに暑い中
何日も出撃したことなかったように
思います^^
コロナ禍で各地のキャンプ地が同様の状況になっていると思うのですが民間よりも公的なキャンプ場が東北は多いというのは救いに思う夏ですね^^
返信遅くなりすみません!
再び青森に帰ってまいりました汗
7月の猛暑は凄かったですねー!
どこに行っても30℃越えの暑さで
とにかく暑さから逃げ場を探すような
そんなキャンプ地探しの連続でした
選択ミスもあって体力的には相当
キツい夏キャンプになりましたが
考えてみたらこんなに暑い中
何日も出撃したことなかったように
思います^^
コロナ禍で各地のキャンプ地が同様の状況になっていると思うのですが民間よりも公的なキャンプ場が東北は多いというのは救いに思う夏ですね^^
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