日本初登録の世界遺産を望むキャンプ
灼熱だった山形を後にして思った。
夏のキャンプは標高を上げるだとか
何年もほざいて来たのに
いざ、真夏の高温キャンプ初回ともなると
全くの抜け作キャンパーに落ちぶれていた事
そんな反省を胸に本命の高原を目指す。
絶対に昨夜より涼しく過ごす
意気込みでチェックインしたのは
北秋田市『妖精の森キャンプ場』
標高750mに位置し
サイト真正面には
ユネスコ世界遺産に屋久島とともに
国内初登録された白神山地が
一望に見渡せる素晴らしいロケーション
その右手には岩木山山頂が顔を出す。
施設自体は昭和の雰囲気漂うものだが
そんなところにホッコリと暖かな物を
感じるキャンプ場全体の古めかしさに
愛着が湧く、そんな第一印象だった。
到着からアカウシアブの猛攻を受けた。
体長3㎝外見はほぼスズメバチという
凶悪なやつ
夏の東北山間部のキャンプでは
これはもうお約束。
着いたなら直ちにエンジンストップが基本
暑いからとアイドリング状態でいると
バチバチ車に体当たりをし
何匹にも囲まれ降車できなくなってしまう。
昨年11月辺りに今更何を思ったか
妻がハンガーラックなる物を購入したのだが
今いち使い道に困り、しまいっぱなしに
なっていたのだが
長過ぎる脚部のポールを一本抜き
以前から使用しているベンチと
組み合わせてみると
なかなか可愛く妻お気に入りの
我が家オリジナル
ロースタイルキッチン棚としての
再利用が可能となった。
そんな事に心弾ませる高原キャンプ
下界とは約4.5℃の温度差だが
36℃に対して31.5℃という温度差は大きく
乾いた風も熱風ではなく
何とか耐えられるレベル
西側の並木に日が隠れると
その涼しさは本物となった。
これ夜はかなり冷えるかもな
ここからは白神山地に沈み行く
夕陽が主役のサンセットタイム
焚火の準備をしながら
その時を待つ
真っ赤な木漏れ日が消えてなくなると
遠くに霞む白神山地の空が燃え出した
地平線ならぬ山平線が暖色に浮かび上がった
これぞ絶景の夕暮れ
大気のグラデーションは
それはそれは壮大で
第一日目にして素晴らしい景色を
見せてくれた。
白神山地の凄さを知る人ならば
この夕景の価値は計り知れないものが
あるのではなかろうか
世界的に見てブナの原生林が
太古のまま残された場所は数少ない。
例えばアメリカやヨーロッパでいうと
氷河に埋もれて消えてしまったのがブナ林で
現存するブナは交雑種と言われている。
世界的にも太古、純血のまま人の手が入らず
広大に残る日本固有のブナ林というのが
白神山地の価値
太古の昔から変わらない
その山々連なるこの朝の景色も
格別だったのは言うまでもない。
そんな山並みを眺める朝のタープ下
フリーサイトにいた皆様は
この日全組撤収となった。
真っ青な空の気持ち良さ
「また貸切になっちゃったね」
こんなケースは昨今のキャンプ事情を
鑑みるとなかなかないシチュエーション
こむぎも喜ぶ貸切りの二日目が始まった。
それがキャンプ
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
夏のキャンプは標高を上げるだとか
何年もほざいて来たのに
いざ、真夏の高温キャンプ初回ともなると
全くの抜け作キャンパーに落ちぶれていた事
そんな反省を胸に本命の高原を目指す。
絶対に昨夜より涼しく過ごす
意気込みでチェックインしたのは
北秋田市『妖精の森キャンプ場』
標高750mに位置し
サイト真正面には
ユネスコ世界遺産に屋久島とともに
国内初登録された白神山地が
一望に見渡せる素晴らしいロケーション
その右手には岩木山山頂が顔を出す。
施設自体は昭和の雰囲気漂うものだが
そんなところにホッコリと暖かな物を
感じるキャンプ場全体の古めかしさに
愛着が湧く、そんな第一印象だった。
到着からアカウシアブの猛攻を受けた。
体長3㎝外見はほぼスズメバチという
凶悪なやつ
夏の東北山間部のキャンプでは
これはもうお約束。
着いたなら直ちにエンジンストップが基本
暑いからとアイドリング状態でいると
バチバチ車に体当たりをし
何匹にも囲まれ降車できなくなってしまう。
昨年11月辺りに今更何を思ったか
妻がハンガーラックなる物を購入したのだが
今いち使い道に困り、しまいっぱなしに
なっていたのだが
長過ぎる脚部のポールを一本抜き
以前から使用しているベンチと
組み合わせてみると
なかなか可愛く妻お気に入りの
我が家オリジナル
ロースタイルキッチン棚としての
再利用が可能となった。
そんな事に心弾ませる高原キャンプ
下界とは約4.5℃の温度差だが
36℃に対して31.5℃という温度差は大きく
乾いた風も熱風ではなく
何とか耐えられるレベル
西側の並木に日が隠れると
その涼しさは本物となった。
これ夜はかなり冷えるかもな
ここからは白神山地に沈み行く
夕陽が主役のサンセットタイム
焚火の準備をしながら
その時を待つ
真っ赤な木漏れ日が消えてなくなると
遠くに霞む白神山地の空が燃え出した
地平線ならぬ山平線が暖色に浮かび上がった
これぞ絶景の夕暮れ
大気のグラデーションは
それはそれは壮大で
第一日目にして素晴らしい景色を
見せてくれた。
白神山地の凄さを知る人ならば
この夕景の価値は計り知れないものが
あるのではなかろうか
世界的に見てブナの原生林が
太古のまま残された場所は数少ない。
例えばアメリカやヨーロッパでいうと
氷河に埋もれて消えてしまったのがブナ林で
現存するブナは交雑種と言われている。
世界的にも太古、純血のまま人の手が入らず
広大に残る日本固有のブナ林というのが
白神山地の価値
太古の昔から変わらない
その山々連なるこの朝の景色も
格別だったのは言うまでもない。
そんな山並みを眺める朝のタープ下
フリーサイトにいた皆様は
この日全組撤収となった。
真っ青な空の気持ち良さ
「また貸切になっちゃったね」
こんなケースは昨今のキャンプ事情を
鑑みるとなかなかないシチュエーション
こむぎも喜ぶ貸切りの二日目が始まった。
それがキャンプ
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