昨年はコロナ関連の自粛に伴い仕事上では

定休日を増やした事もあり歴代二位となる

75キャンプ泊でフィニッシュだった。

ブログ初年度に86泊？だったかそのくらいの

泊数を経験しているが…その後は平均して50泊がデフォルト







年頭にお話しした

「コロナで色々大変だったけれど
キャンプだけは最高だったね」

…は現実に置き換えよくよく振り返れば

確かにその通りで、ある意味東北のキャンパーにとっては

キャンプというジャンルにおいては悪くない一年だったと思う。







先日、当ブログも6周年を迎え様々な振り返りをしたものだが…

道具の振り返りをしていなかったのを思い出し

ベストアイテムオブザイヤー2020ならぬ

2020新たに手に入れたギアをまとめておこうと思う。

そもそもキャンプ歴が長くなってくると

必要な道具は揃い過ぎている事もあり

新製品が出たからと言って手を出さなくなってくるものだが…

ある程度の道具のアップデートと言うのは

リフレッシュには相当効果的でマンネリ化防止の方策の一つ

…これは妻の言い訳で私自身は

一つ道具を長く使い続けるのが

性に合っていると本当は思っている。







とは言え、過去にこれは意外に使えるという

そんな立ち位置のギアの紹介においては

大きな定評を頂いており

昨年もヒットしたギアが結構あるので

その辺から振り返っておこうと思う。




キャンプに使えた便利品

昨年のヒットは何をさておいてもコレだった。







そもそものきっかけは妻の虫嫌い



真夏にオープンタープ下にはびこり巣食う奴ら

四季を通じてオープンタープ下を信条とする我が家にとって

真夏のタープ下を集団で闊歩する虻には

毎年悩まされてきたわけだが…昨年はこれで

かなり不快指数は軽減したもの。

今年もタープ下で頑張ってもらいたい一品。

※オニヤンマ君はアブ、ハチ、ハエ、蚊などの
人にとっての害虫の天敵ですが…我が家の検証では
約八割の効果…残り二割の鈍感な奴らには効き目が
ないので蚊やブヨなどの被弾は避けられませんし
秋のカメムシには効果ゼロです^^




一つ一つ手作りで丁寧な縫製に感動！

お次は焚火リフレクター

初めてこれを手にした時はやっちゃった感が凄かった 笑

いくら赤好きだからと言っても

リフレクターにこれはやり過ぎたかなぁと







ところがひとたび焚火台に火が入るとどうだろう

感動モンの相性の良さ

赤に映し出される炎の揺らめき美しさには

完全に魅了され

観賞用としての焚火の質が

数段上がった感覚を持つに至った。







もちろん手に入れて使って納得の逸品

GAO‘s collectionよりお買い求め頂けます。

ちなみ赤のリフレクターはこちらでしか手に入りません。

sold outであっても受注生産を受け付けしているようです。



新色追加で魅力大 冬キャンプのお供に

お次はこちら枯草色のギリーネット







夏のキャンプ場で見かけた際は

こんなのいるのかね？

そんな印象のスタートだったのだが

目隠しとしては雰囲気も良く

枯草色は我が家のサイトにも合うので

かなり気に入ったのだが







そもそもの目的はこちらの記事


にて解説済みだが過去に見た

ベルト式ネットフェンスという風除けが

冬キャンプ中、ここ何年も頭から







離れなかったのが直接のきっかけだった。

これは風除けの効果があるはず

検証の結果としては満点合格







これを早速装備したソロキャンパーさんらからは

お喜びの声と絶大な御支持を頂き紹介してよかったと思ったもの。



カモフラージュネットは大ヒットの筆頭と思っている。

じわじわと価格も上がり気味、今が買いの一品。








そもそも道具選びとは？

ここからは道具選びの考察を少し挟もうと思う。

キャンプを始めると、先ずはキャンプ自体の成立に

重きを置くため道具など二の次三の次で

自宅からフライパンを持参したりカセットコンロを

持って行ったりBBQコンロで焚火をしたりが一般的。

誰もが経験する一番楽しかった頃の一つの思い出として

『道具がなかった頃』

そんな過去の事実があるではなかろうか？

そう、言うなればキャンプは道具がなければないなりに

楽しめるし、そっちの方が楽しめる要素が多いのも事実に思う。

ただしキャンプ慣れしているかしていないかは重要で

両者の間には天国と地獄以上の差がある。







そのうちキャンプ慣れしてくると

一般的には人の道具に目が行くようになる。

ここが沼の始まり

キャンパーとして認められる必要最低限の装備は

実は見たこともない金属製の組み立て物が多く

使ったこともないOD缶なんかを手にしただけで

モチベーションは上がっていくわけだが

この辺からギアの選択という葛藤も

同時に芽生えてくる。







ギアの選択には自分のキャンプスタイルの

確定が何よりの近道で、それが定まって

初めてまともな買い物が可能となる。

例えば調理一つとってもガスメインで

揃えてみたら冬に使えなくなった

…だとか

燃料系に手を出したらもっと深い沼に滑り落ちた







そんな話をよく耳にする。

キャンプの道具には用途と

使用条件(気温、環境)が常に付きまとい

四季を通じてキャンプをしようものなら

季節毎のそれに見合った道具を

揃えないと役に立たないシチュエーションが

往々にしてあるものなのだ。

それが例えばガス系火器であったなら

寒くなって使えなくなった時

焚火で調理をしようとか、石油ストーブで

完結する献立にしようなどという臨機応変さも

必要になるのが厳冬期のキャンプでもある。







『もちろんそれは最高のキャンプ』

を目指せばという事なので不便をとにかく楽しむ事の方が

私個人的には楽しい気がしている。




クラファンのギアが熱い

この段階を過ぎると大抵はどんな条件下でも

キャンプ自体の成立に問題はなくなるのだが

『人と同じは嫌だ』

厄介なこの感情の芽生えが訪れる人もいる。

我が家などはその典型で

とにかくお隣のお子さん兄弟、同級生、同僚、先輩

あらゆる他人と比べられ競争させられ育った

団塊ジュニア世代の落とし穴である。

成人する頃には個人尊重の時代がやって来て

護送船団は崩壊、他人を蹴落として上等

グローバリズムの波に流され国境なき世界に

コモディティ化された製品、地域、社会が生まれた。

隣国からは格安の製品がどんどん入ってきて

デフレには拍車がかかり

物価は上がらず給料も増えない時代の到来だ。

右を見ても左を見ても同じそんな世界から

抜け出すがごとく野に出た我々キャンパー







周りを見回せば似たり寄ったりの

テントサイトに辟易とすることになる。

画して人と違うことに価値を感じる性向を

持つ人々はオリジナリティを探す旅に出る。

その旅は面白くもあり物欲に拍車をかける

秀逸なデザインを売りにするガレージブランドが

隆盛を極めるわけであるが結果は同じ

気付けばお隣さんも同じのを持っている。

そんなスパイラルから脱出を謀ろうともがき

新たなマーケットに辿り着く。


キーワードはクラウドファンディング


個人より少額の出資を募り小ロットから

自ら開発したギアを世に出す時代となっている。

ここには痒いところに手が届く

ニッチ過ぎる商品から多くの人が飛びつく

定番品の改良版などとにかく

真新しい製品が揃い見ているだけで楽しく

これはいいとかこんなの無理だとか

いつしかジャッジメントをする自分がいた。




とにかく格好いいマルチツール

例えば…

マルチツール poketool2.0


これ一つで無人島を制覇できるかどうかは

分からないが、これまで代理店のなかった

デザイン機能性の優れた海外製品が手に入ったりするのは

人と違うギアにこだわる人にとってアドバンテージに思う。







10徳ナイフなどをキャンプなどで使用する人は

多いと思うがカード型でスタイリッシュ

展開すると超絶格好いいマルチツールには目を惹かれた。







私にとって主な用途としてはワイヤーカッターと栓抜き







例えば薪の束が針金結束だったりする場合が多い我が家

プライヤーを車に常備してはいるが

キャンプ用としては携行しにくく

そのためだけに持ち歩く気にはならないもの。

一方、マルチツールがキャンプテーブルに

ポンと置いてあったなら用途を探してでも使いたくなるし

むしろ側に置いておきたいと思うもの。

あったら非常に便利で道具としての使用頻度は

焚火の度に訪れると思っている。





ものすごい数の用途を全て使う必要はないし

自分のキャンプスタイルに合った用途は

見つかるはずだ。




ニッポンの最先端技術をキャンプに！

最後にこちらもクラファン発

以前にも紹介した



LNES SL−02


最先端技術を用いた

ソーラーカード搭載ポータブルライトが

12月8日よりツタヤTーSITEにて発売が開始されている。

TーSITE


キャンプにはアナログへの回帰という側面の一方で

今や欠かせない先端技術も併用する人がほとんど

LEDやリチウム電池など、ないとキャンプが成立しない方は

意外に多いと思うが、その最先端を行く

ソーラーカード搭載のデバイスともなると

興味のある人も多いと思う。







用途については前述の過去記事に記しているので

ご参照いただくとして

続報としては先日このデバイスがふと頭をよぎった。

それはこの冬の寒波で電線が雪で断線し停電を

起こしたエリアもあると聞いた時だった。

もしその瞬間携帯が充電切れを起こしていたなら

そんな事態で役に立つだろうなぁと。

ソーラーカードという最大の特徴でありアドバンテージ

キャンプ以外でも停電時などに心強いだろう




(この軽く薄いカードが発電するというのは驚きでした。)


12月の発売に伴い私の目に

「おっ！」と止まったのは

TーSITE内の秀逸なイメージ写真 笑

LNES SL−02が似合うシチュエーションが

なかなかの出来なので是非上のTーSITEの画像をクリックして覗いて頂ければと思う。
(クリックだけでは私には一切の特典および紐付け等はありませんのでご安心を)

購入にあたっては当ブログの読者限定でクーポンが発行されおり

クーポンコード：lnesDELI7827

ご購入の際にこちらのコードを入力すると

project LNESロゴ入りオリジナルエコバッグがオマケでもらえるとの事。







レジページへ進んだ後、出てくる

備考欄に上記コード入力

でおまけにゲットとなります。

販売は1月末までの予定で実は予定販売個数も

非常に少ないため将来希少品となりうる製品です。




まとめ


今回紹介のギアはキャンプをするにあたり

なくてはならないものでは決してない。

ただ、食事で例えるならアペリティフが

食事全体をを引き立て美味しく楽しくさせるように

あればキャンプがより楽しめる

そんな斜め上のギアに感じている。

人生もキャンプも楽しいが一番

自分のキャンプがオリジナリティあふれる道具で

彩られて行くのはとても楽しいこと

何年経ったって何度やったって

誰に左右される事のない自分好みの道具を携え

今週もキャンプに向かう…

道具を眺め想像しただけで楽しくなってしまう


それがキャンプ





にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております！