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今日もどこかで野遊びを…

とある夫婦の野遊びの記憶です

このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場

   

津軽半島の北端 竜飛崎を目指す。

道中の青森では昨年立ち寄った市場で

仕入れとお土産の発送を行い昼食を摂った。

山道を抜け、いくつもの曲がりくねった道を行き

やがて津軽海峡が見えてくると…ここからは絶景につぐ絶景

…ドライブ中そんな事を思ったものだが

その先のキャンプ場に到着した時に

それまで絶景だと思っていた景色が

決してそうではなかった事を知ることとなった。

なぜなら…このキャンプ場にこそ最上の景色があったから。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



からの続き

前日移動日のほぼ徹夜のお陰で

それはそれは質の高い睡眠となった。

その翌朝はどんよりクラウディスカイだったけれど…

テンマクデザイン ペポを景色重視で後ろ前を逆張り

かつ、全開放モスキートネットのみで就寝していた事もあって



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



顔を上げた瞬間、そこが良い景色

すこぶる目覚めの良い朝となった。

この日は朝食から外食というプランニングだったのだが…

前日に頂いた差入れのシジミをどうしても食べたくて



シェラカップサッポロ一番塩ラーメンでシジミを食した。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



きっちりと出汁感のあるサッポロ一番

「うん!美味いなぁ〜。」

夫婦二人ウンウン頷きながらの楽しい朝食となった。



キャンプ旅初日は楽しみの連続が続くもの。

いつもとは違う道具や気張った装備となっているから。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



この朝の目玉はコーヒーはアイスで飲みたいからと

久し振りに登場のコッパーマグの出番



使った人にしか分からない熱伝導の良い銅製のマグの凄さ

昭和の時代、カフェならぬ喫茶店のアイスコーヒーは

みんなこの銅製マグで出てきたもんだ。

口をつけたその瞬間に唇に伝わるのは氷の冷たさ

たったこれだけの道具の入れ替えが

キャンプそのものの質を高め小川原湖の朝を

最高の記憶と共に忘れ得ないものにしてくれるのだった。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



涼しいうちにと撤収を開始し

小川原湖を後にしたのは午前9時10分

一路青森を目指す

小川原湖が見えなくなった辺りで空から爆音が響いた。

恐らくこれはスクランブル

2機3機と肉眼ではっきり見えた戦闘機にエールを贈る。




津軽半島に入ると小雨がパラついてきた。

「予報では3時には晴れるってなってるよ」と妻

雨設営前提の会話には焦りやストレスなど微塵もない。

結果、晴れるなら雨の方がコンディションが良い事を知っているから

ここでいうコンディションとは人の少なさという意味。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



とにかく絶景と呼べる海景色は度肝を抜かれたもの

何せテント正面に見える島は北海道松前半島

その右側を向くと遠く霞むそこは下北半島マサカリ部分



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



そして左を見れば直ぐそこに竜飛岬である。

決して地理に詳しいわけではないけれど

本州最北端の両端に加え北海道最南端が一望に見渡せる

これには流石に大きな高揚感があった。

北海道に行くとよく地球が丸く見える◯◯

例えば室蘭の地球岬だとか中標津の開陽台などがあるけれど…



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



ここはリアルに地球が丸く見える場所。

今別町がなぜこのフレーズで観光誘致をしないのか

不思議なくらいに丸く見える。

こんな場所でキャンプしたらどんな気分だろうか?

旅程を検討していた時に何度も何度も膨らませた想像を

遥かに超えていた。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



まるでジオラマを見ているようとでも言おうか

天気がどうだとかそんな事以上に景色が良過ぎるのだ。

目の前の景色が良過ぎてまるで作り物を見ているかのような錯覚

「なるほどこんな事になってしまうわけか…。」

そういうわけなんだ。

キャンプにはあらゆるシチュエーションに非日常感があるけれど…

この景色は非日常感どころか非現実感を伴っている。



「すんごい所に来ちゃったなぁ」

妻と何度も今の気持ちを確認し合った。

「ここは凄い凄すぎて笑っちゃう」



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



景色もさる事ながら管理が徹底されている事に驚いた。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



何と全く期待がなかったのだが

衝撃のウォシュレット完備



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



駐車場にはゴミ置場が設置

朝には回収車がやって来る。



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



炊事場はいたって簡易なものだが…

グランパーの我が家には問題なし

とにかくこのハイスペックで無料とは

今別町はとんでもない町である。

これまで足を運んだ各地のキャンプ場が霞んで行く



このスペックは日本一の領域 鋳釜崎キャンプ場



夫婦二人で始めたキャンプ

何十箇所も回ってきたしその良し悪しも

相当レベルで理解できるようになった自覚があるけれど…


このスペックは間違いない


日本一の領域

それが今別町鋳釜崎キャンプ場



このキャンプは間違いなく

マイベストキャンプ場のアップデートとなるだろう。



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この記事へのコメント
こんにちは
鋳釜崎と高野崎は、20年ほど前仕事で2か月ほど滞在した事がある思い出深い場所です。
海の透明度が高く、地元漁師さんから雲丹をご馳走になったりと良い思いしかありません。

また、行ってみたいと思います。

柴わんこ柴わんこ
2020年08月29日 13:16
青森に一票!
いやーなんとも言えない景色ですね。
高校生の頃原チャリで寺泊でイカ焼き食べてた頃から海は
見慣れていてあまり感動はないのですが、高台からの
パノラマ!北の地が見える高揚感!良いですね。
しかも無料?鋳釜?鋳造の町?
次回も楽しみです。
鬼平
2020年08月29日 15:42
こんにちは。記事の最初から最後まで羨ましくなるくらいの充実ぶりで、今回は笑う場所がわかりませんでした。ww

これはホントにすっげーキャンプ場ですね。これで来夏はツーリングのライダーやら幼児連れのファミリーキャンパー等が一気に押し寄せて、また裏磐梯や二本松のように大フィーバーとなるのでしょうか。

私は十三湖でしじみラーメン(塩)食べたのですが、なぜ私もサッポロ1番買ってきて自分で作る発想に至らなかったのか、今となって激しく後悔しています。サイトで食べる方が絶対美味い!次回行った時は必ずマネさせていただきます!

Suika with CSuika with C
2020年08月29日 16:37
東北は本当に素敵なキャンプ場の宝庫ですね♪
休みは一泊がせいぜいなので中々行けませんが是非行ってみたいと思いました(*^^*)

TomoTomo
2020年08月29日 19:46
柴わんこさん

こんばんは!
仕事での滞在2ヶ月…きっと素晴らしい時間だったのでしょうね
是非、次はテント持参でこのキャンプ場に足を運んでみてください!
あぁここはマイベストキャンプ場だなぁと
実感できると思いますので^^

劇団にひき劇団にひき
2020年08月30日 00:23
鬼平さん

こんばんは!
原チャで寺泊でイカ…に及ぶかどうか分かりませんが笑
三方に半島が見えるこの景色は凄まじいものでした^^
海がきれいなのはもちろんのこと
トイレ、ゴミなど無料キャンプ場では当然のように
おざなりになってしまう部分が完全無欠というのは
本当に驚いた次第です!!
今別町は恐らくここをキャンプ場として以外に
観光地として認識、管理しているのでしょうね^^

劇団にひき劇団にひき
2020年08月30日 00:28
Suikaさん

こんばんは!
ここはついた瞬間から感激で撤収までの間
すごいなぁと何度口に出したかも分かりません!
ちょうど二年前の青森の時に…ここはずっとリストに
入っていたのですが…距離感がものすごい印象で
結局、次回にペンディングだな…と後回しにしてしまった事を
今回ここに来て後悔した次第です汗
やっぱり足を運んでこの目で見るって大事だなぁと
心から思いました^^
そうそう電力関連の知人から伺ったのですが
シジミラーメンは一軒だけものすごく美味しいお店が
あるらしいです^^
つかサッポロ一番の塩シジミ
やっぱり地のものが入ると違います^^

劇団にひき劇団にひき
2020年08月30日 00:36
Tomoさん

こんばんは!
これで無料ですから東北は埋もれている
S級のキャンプ場がまだまだ眠っているなぁと
改めて感じました^^
南東北からでも十分遠い場所ですが…
関東圏からでも足を運ぶ価値のあるエリアに思いました^^
因みに翌日は世田谷ナンバーの車中泊の方なんかも
いらっしゃいました^^

劇団にひき劇団にひき
2020年08月30日 00:40
こんにちわ シジミンです 本当に素敵なキャンプ場ですね。青森に住んでる私でさえ知りませんでした。津軽方面は行くんですが なかなか龍飛方面は足が重くて、、にひきさんはキャンプ場見つけるの凄く上手ですよねー。 前回のコメントに書き忘れたんですが 牛タンおつまみ有難うございます お風呂後beerと共にサイコーでした。
シジミン
2020年08月30日 06:34
朝一の酔い醒めの胃袋に入れる、御当地のシジミラーメンは最高でしたね。
ここまでハイスペックな地が無料とは、青森の環境もそうですが、自治体の運営の賜物ですね。
本来ならばこのままで良いのですが、皆さんの心配されてるようにならないように、利用者はもちろんですが運営側も頑張って維持していただければと思います。
しかし、久しく海沿いのキャンプしてないんで羨ましい限りですよ

chaichai
2020年08月30日 09:03
良いキャンプ場ですねー
地元青森ですが、子供の頃のキャンプは日本海側ばっかりだったので、知りませんでした。
龍飛ツーリングとかの人が押し寄せそうですね。
この辺泊まって釣りキャンプとか最高かもと思いました!
キャミ魂
2020年08月30日 11:18
シジミンさん

こんにちは!
青森県内でも津軽半島竜飛ともなると
やっぱり遠い印象があるんですかね?
数年前青森を目指そうと計画した時
先ず初めに海岸線のキャンプ場を
くまなくリストアップしたものでした^^
Google mapで海岸線を拡大しては
キャンプ場で検索してメジャーどこから
マイナーキャンプ場まで相当
マークしてありまして生涯かけて
青森は開拓し続ける事になるんでしょう^^
年一青森をデフォルトの目標にしてます
またお会いできたら次は一杯やりましょうね^^

劇団にひき劇団にひき
2020年08月30日 15:20
chaiさん

こんにちは!
今年は当たりのキャンプ場が目白押し
ですがここは大本命間違いなしです!!
買物とかは流石に不便があるようですが
景色景観設備も含めてクオリティの高さは
目を見張るものがありました^^
芝もかなりフッカフカで我が家好み
ちなみな海辺のキャンプはそこそこ
楽しんできましたが…文句なくNo.1です!
東北の自治体
ホント頑張ってると思います^^

劇団にひき劇団にひき
2020年08月30日 15:28
キャミ魂さん

コメントありがとうございます!
なるほど意外にここはマイナーな場所
なのですね…
日本海のキャンプ場もいいところ
ありましたね^^
キャンプ場の奥の方に展望場があるのですが
その下の方の海は超絶綺麗でした^^

劇団にひき劇団にひき
2020年08月30日 15:36
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