今年はこの焚火のスタイルがトレンドになりそうだ
天に向かって真っ直ぐに上がる炎
その熱を反射するリフレクターと
焚火を囲むように使う囲炉裏テーブルの角度を
90度変えて設置したお陰で
足もとまで暖かかい冬キャン焚火の夜。
どうやらこの設営が我が家の焚火において
今年のトレンドとなりそうだ。
年越しちょっと前の囲炉裏テーブル購入以来
目下、一番のお気に入りのスタイルとなった。
こいつの上で真鍮ランタンに給油を行い
焚火とランタンの炎をアテに
傾けるウィスキーの美味さは格別。
新年、一発目のキャンプ
最高のひととき。
パチパチと小さい爆ぜ音を立てながら
時折シューーーっと可燃性ガスを噴出す薪
引火したその炎だけは完全燃焼の青火だった。
仕事のことも、10年先のことも
一切頭からデリートして何も考えずただ
火を眺め頭の中はずっと空っぽのまま過ごす。
フと気付く…たったこれだけの事が最高の贅沢だと…
それがキャンプ
この日は朝から曇りがちで、ネット予約後
フィールドの状況を聞くために管理人さんに連絡を入れると
「地面、グチャグチャかもよ〜」
との事…それでも昨年10月の大雨に被災し
同年末、
を成し遂げた丸森
不動尊公園キャンプ場のその後をウォッチしたいと妻は言った。
管理人さんの話の雰囲気では予約は順調で
予定には及ばないまでもそこそこ客足があるようだった。
例年ならば、幕が汚れるからと
今回は別なとこにしよっか?
そんな助け舟を出すシチュエーションでもあるわけだが
荷物を車に積み終える頃には雲は消え
青空が広がっていた。
「これならきっと大丈夫かも」
そう思ったのも束の間
現地に着くと…小雨が降りだしていた。
それでも西の空は明るくにわか雨だと判断
チェックインだけ済まし近隣の温泉へ向かい
雨雲が東の空へ流れるのを待った。
普段よりもゆっくり目に入浴していると
次第に空は明るくなり暖かな日差しが戻ってきた。
キャンプ場に戻るとフィールドの水溜りはなくなっており
ここからは晴れ予報
絶好のコンディションだった。
今回の幕はヴィクセルテント ザンベジ
念のため、にわか雨を避けるため
ハビタープにすっぽり入れての設営とした。
それでもタープ下焚火のスペースは1m以上
囲炉裏テーブルを跨ぐようにアイアンの焚火ラックを設置
この位置関係が絶妙で焚火のすぐ上に
コッパーケトルを配置するのも今年の我が家の定番だ。
この位置は置いておくだけでケトルの湯の保温ができる場所。
スキレット調理の料理ならそのままここに置けば
アツアツの状態が保てるので重宝する事を
年越しキャンプで実証済みなのである。
このレイアウト…「これってある意味発明だよなぁ」
キャンプは何年何泊したって新たな道具が加わるだけで
楽しみがあったり
組合せや運用設営次第でより優れた形が発見できる事がある。
こういう事の一つ一つはキャンプを
より一層楽しくさせるからたまらない。
バトニングを済ませ焚火台に火が入ると
囲炉裏テーブル内側に配置した
キャンプグリーブがキッチリと仕事を始める。
「いやぁ暖っけー!」
こりゃぁたまらんわ〜!!
焚火のスペース確保と
テント内への煙の侵入を避ける意味で
ザンベジのフロントパネルはだらり状態にして
日没と共にとっておきの
シングルモルト キルケランをロックで準備
昨年、二人合わせて100歳となった。
歳を重ねたら今の悩みなんて消えてなくなるのだろうと
30代も40代も思っていたけれど
頭を悩ます事態はその時々にキチンとやってくるのが人生
まだまだ考え方を変える必要があると思う自分がいる。
歳をとればとるほどに頑固になるどころか
より柔らかく生きる方向を目指す二人
世の中を知らなかった若い頃の方が
ある意味強かった(強がれた)し
知ったかぶりで十分だったけれど
この歳になると真理に基づいているかどうかで
左右する事が見えるだけに悩ましくもある。
色んなことが理解できる年齢も悪いもんじゃない
そう、思うことにした。
熟成を極めた厚切りの国産牛を食べ
ウィスキーに酔い焚火に見入るうちに
取り留めのない思考は消えて行き
ようやく頭の中も空っぽになれた。
この瞬間が最も贅沢だと感じるのは
年齢のお陰ではなくキャンパーだから
キャンプを知らずに生きていたなら
それはそれは虚しい人生だったに違いない。
その後、このキャンプ場に幕営する
ソロキャンパーの皆様全員と顔合わせ、乾杯をした。
未だ復旧途上のこの不動尊公園に来てくれた事が
嬉しかったらしく妻が全員に声掛けをし
ハイボールを振る舞ったのだけど記憶が定かじゃない。
それがキャンプ
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
その熱を反射するリフレクターと
焚火を囲むように使う囲炉裏テーブルの角度を
90度変えて設置したお陰で
足もとまで暖かかい冬キャン焚火の夜。
どうやらこの設営が我が家の焚火において
今年のトレンドとなりそうだ。
年越しちょっと前の囲炉裏テーブル購入以来
目下、一番のお気に入りのスタイルとなった。
こいつの上で真鍮ランタンに給油を行い
焚火とランタンの炎をアテに
傾けるウィスキーの美味さは格別。
新年、一発目のキャンプ
最高のひととき。
パチパチと小さい爆ぜ音を立てながら
時折シューーーっと可燃性ガスを噴出す薪
引火したその炎だけは完全燃焼の青火だった。
仕事のことも、10年先のことも
一切頭からデリートして何も考えずただ
火を眺め頭の中はずっと空っぽのまま過ごす。
フと気付く…たったこれだけの事が最高の贅沢だと…
それがキャンプ
この日は朝から曇りがちで、ネット予約後
フィールドの状況を聞くために管理人さんに連絡を入れると
「地面、グチャグチャかもよ〜」
との事…それでも昨年10月の大雨に被災し
同年末、
2019/12/24
を成し遂げた丸森
不動尊公園キャンプ場のその後をウォッチしたいと妻は言った。
管理人さんの話の雰囲気では予約は順調で
予定には及ばないまでもそこそこ客足があるようだった。
例年ならば、幕が汚れるからと
今回は別なとこにしよっか?
そんな助け舟を出すシチュエーションでもあるわけだが
荷物を車に積み終える頃には雲は消え
青空が広がっていた。
「これならきっと大丈夫かも」
そう思ったのも束の間
現地に着くと…小雨が降りだしていた。
それでも西の空は明るくにわか雨だと判断
チェックインだけ済まし近隣の温泉へ向かい
雨雲が東の空へ流れるのを待った。
普段よりもゆっくり目に入浴していると
次第に空は明るくなり暖かな日差しが戻ってきた。
キャンプ場に戻るとフィールドの水溜りはなくなっており
ここからは晴れ予報
絶好のコンディションだった。
今回の幕はヴィクセルテント ザンベジ
念のため、にわか雨を避けるため
ハビタープにすっぽり入れての設営とした。
それでもタープ下焚火のスペースは1m以上
囲炉裏テーブルを跨ぐようにアイアンの焚火ラックを設置
この位置関係が絶妙で焚火のすぐ上に
コッパーケトルを配置するのも今年の我が家の定番だ。
この位置は置いておくだけでケトルの湯の保温ができる場所。
スキレット調理の料理ならそのままここに置けば
アツアツの状態が保てるので重宝する事を
年越しキャンプで実証済みなのである。
このレイアウト…「これってある意味発明だよなぁ」
キャンプは何年何泊したって新たな道具が加わるだけで
楽しみがあったり
組合せや運用設営次第でより優れた形が発見できる事がある。
こういう事の一つ一つはキャンプを
より一層楽しくさせるからたまらない。
バトニングを済ませ焚火台に火が入ると
囲炉裏テーブル内側に配置した
キャンプグリーブがキッチリと仕事を始める。
「いやぁ暖っけー!」
こりゃぁたまらんわ〜!!
焚火のスペース確保と
テント内への煙の侵入を避ける意味で
ザンベジのフロントパネルはだらり状態にして
日没と共にとっておきの
シングルモルト キルケランをロックで準備
昨年、二人合わせて100歳となった。
歳を重ねたら今の悩みなんて消えてなくなるのだろうと
30代も40代も思っていたけれど
頭を悩ます事態はその時々にキチンとやってくるのが人生
まだまだ考え方を変える必要があると思う自分がいる。
歳をとればとるほどに頑固になるどころか
より柔らかく生きる方向を目指す二人
世の中を知らなかった若い頃の方が
ある意味強かった(強がれた)し
知ったかぶりで十分だったけれど
この歳になると真理に基づいているかどうかで
左右する事が見えるだけに悩ましくもある。
色んなことが理解できる年齢も悪いもんじゃない
そう、思うことにした。
熟成を極めた厚切りの国産牛を食べ
ウィスキーに酔い焚火に見入るうちに
取り留めのない思考は消えて行き
ようやく頭の中も空っぽになれた。
この瞬間が最も贅沢だと感じるのは
年齢のお陰ではなくキャンパーだから
キャンプを知らずに生きていたなら
それはそれは虚しい人生だったに違いない。
その後、このキャンプ場に幕営する
ソロキャンパーの皆様全員と顔合わせ、乾杯をした。
未だ復旧途上のこの不動尊公園に来てくれた事が
嬉しかったらしく妻が全員に声掛けをし
ハイボールを振る舞ったのだけど記憶が定かじゃない。
それがキャンプ
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
この記事へのコメント
相変わらず焚き火周りのレイアウトが秀逸ですね。
冬に特化したスタイルですが、快適過ぎて
もはやトイレ以外ではイスから立ち上がる必要もなさそうですよ。
不動尊も第二サイトまで解放されたようでなによりです。当面は子連れでは無理かもしれませんが、一定のキャンパーは確実に偵察やリピ等、訪れることでしょう。
またそのうち行ってみたいと思います。
冬に特化したスタイルですが、快適過ぎて
もはやトイレ以外ではイスから立ち上がる必要もなさそうですよ。
不動尊も第二サイトまで解放されたようでなによりです。当面は子連れでは無理かもしれませんが、一定のキャンパーは確実に偵察やリピ等、訪れることでしょう。
またそのうち行ってみたいと思います。
chaiさん
こんにちは!
新年明けて一発目は今年もやっぱり不動尊でした^^
この焚火まわりのレイアウト
ものすごく使い勝手が良くてかなり気に入っておりました!
焚火周辺を充実させるのがここ数年トレンドにも
なってるみたいですが、人真似にならないよう
道具とレイアウトを考えて作っていくって楽しいものです^^
こんにちは!
新年明けて一発目は今年もやっぱり不動尊でした^^
この焚火まわりのレイアウト
ものすごく使い勝手が良くてかなり気に入っておりました!
焚火周辺を充実させるのがここ数年トレンドにも
なってるみたいですが、人真似にならないよう
道具とレイアウトを考えて作っていくって楽しいものです^^
人生の節目っておもしろいですね。
節目だから新しいことが起こるのか、何か起こるから節目なのか。。。
我家も節目節目に仕事もそうですが、遊ぶスタイルも変わっていきました。
それも年を重ねるとなつかしいものですね。
節目だから新しいことが起こるのか、何か起こるから節目なのか。。。
我家も節目節目に仕事もそうですが、遊ぶスタイルも変わっていきました。
それも年を重ねるとなつかしいものですね。
ぜいぜいさん
こんにちは!
人生に節目はつきものですが
これ…若い頃なんかはそれにすら気付かなかったり
したものです笑
今になってあの時はターニングポイントだったとか
たった一つこうすればこうだったなんてーのが
分かるわけで…うちはカラオケ週5がキャンプ年50
になったわけですが結果どハマり
楽しい人生になっております^^
こんにちは!
人生に節目はつきものですが
これ…若い頃なんかはそれにすら気付かなかったり
したものです笑
今になってあの時はターニングポイントだったとか
たった一つこうすればこうだったなんてーのが
分かるわけで…うちはカラオケ週5がキャンプ年50
になったわけですが結果どハマり
楽しい人生になっております^^
ども!
おや、劇団さんとは歳を重ねてきた年月が近い事が判明しました。
手を差し伸べるかの様なアイアンラックの配置が秀逸です。
コレはロックでもホットでも、杯を重ねてしまう、魔の配置とお見受けしますよ(^^)
柔軟でいたいと思いつつも、随所に頑迷さが滲み出てしまうのですよ。
ステキに歳を重ねていくのは難しいと感じています。
おや、劇団さんとは歳を重ねてきた年月が近い事が判明しました。
手を差し伸べるかの様なアイアンラックの配置が秀逸です。
コレはロックでもホットでも、杯を重ねてしまう、魔の配置とお見受けしますよ(^^)
柔軟でいたいと思いつつも、随所に頑迷さが滲み出てしまうのですよ。
ステキに歳を重ねていくのは難しいと感じています。
一輪駆動さん
こんばんは!
そうなんです^^
確か一輪駆動さんの2つ下くらいだったかと…
焚火まわりが充実するというのは
ホント楽しいですね!
色んな動具を使ってきましたが
気分やコンディションでチョイスして
楽しむ事が楽しみになってます^^
若い頃、オッサンもオッサンだと思っていた
年齢になってみてしみじみ思いますが
『こうべを垂れる稲穂かな』こんなのが
良いんだと思います!
こんばんは!
そうなんです^^
確か一輪駆動さんの2つ下くらいだったかと…
焚火まわりが充実するというのは
ホント楽しいですね!
色んな動具を使ってきましたが
気分やコンディションでチョイスして
楽しむ事が楽しみになってます^^
若い頃、オッサンもオッサンだと思っていた
年齢になってみてしみじみ思いますが
『こうべを垂れる稲穂かな』こんなのが
良いんだと思います!
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