先週のキャンプはテクニカルコットン

MLIMA BAHARI 4 にして

煮炊きとケトルの結露に悩まされたキャンプだった。









今週の不動尊はそのリベンジキャンプ

フルコットンのパフォーマンスを存分に活かし

煮込み料理をたっぷり堪能しても朝はサラッと爽やかな

幕で迎えてやる…それがキャンプ！

考えてみりゃ、毎年結露で悩まされては

フルコットンでのリベンジキャンプをしてるかも 笑

それはまるで針の飛んだレコードのように

同じことを繰り返す夫婦二人なのだが







料理が変われば満足感はまた違うものになるだろう

そんなわけで、我が家では初となる食材にチャレンジ

選んだのは 『アイスバイン』







昨年のクリスマス周辺にスーパーで見かけ手に取ったのだが

既にクリスマスの献立は決まっていたため

別の機会にしようとスルーした経緯がある

ネットではこちらのミートガイさんがお勧め

肉の種類、知識が豊富で非常に勉強になるお肉屋さん







塩漬けにした骨付き豚スネ肉をまるまんま食す

ドイツの家庭料理だが、昔、足を運んだことのある

ドイツ料理の専門店では

一番高価なメニューがアイスバインだった。







コレを今夜はポトフに仕立てる

と言っても、ポトフなので大きくカットし

面取りをした野菜と一緒に

伝家の宝刀 STAUB に盛込みアルパカストーブで

コトコトと3〜4時間煮込むだけ







ビジュアルも満点

ストーブのある冬キャンプに

実に最適な豪快メニューだと思った。

結露しないフルコットン CABANONから







ポトフの香りがタープ下にまで届く

その匂いに誘われるようにジッパーを開け

ドアをくぐると







一瞬にして眼鏡がくもった。

と同時にモワッと湿度を伴った熱気が

冷えた身体を包み込む

それでも結露は皆無で幕体はサラサラだ。







コレがフルコットン CABANONの実力

0度を下回っても幕の中の温度が上昇する冬キャンプ







全ての野菜に火が通り箸で掴めないくらい

トロトロになったところでブロッコリーを投入







ウィスキーはシングルモルトのロックから

安酒のハイボールに変えた。

さぁ！完成だ！







スネ塊り肉からはダシというかコラーゲンというか

ずっしりとコクが溢れトロッとしたスープ。

味自体はコンソメで薄味に仕上げてマイユの粒マスタードで食す







「何！？この食感！」







鶏モモ肉の様につるんとして歯触りは最高

マイユがとにかくよく合うし食感含めて美味い！

美味すぎる！

コレ、キューピーの粒マスタードではなく

マイユがマストでベスト







Tシャツ１枚でも暑い氷点下のテント内

この日の最高気温28℃を超えたところでジッパーを開放

寒気を入れ温度調節をした。







肉を削がれた太い骨が顔を出した。

食事をする時いただきますと私たちは当たり前に言うが

英語にはコレに該当する直訳の単語はなく

ご馳走様という単語もない。

この世に生きとし生けるものに感謝を捧げる

「いただきます」は命をいただくという意味だと

菩提寺の和尚が言っていたのを思い出した。







命に感謝を捧げ美味しくいただく

それがキャンプ







翌朝の最低気温は−7℃

もちろん結露は皆無

リベンジ達成のCABANONの朝だった。





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