真っ暗闇の貸し切り状態から始まった茂庭広瀬公園キャンプ…


平和そのものの前回記事






買出しを終えてサイトに戻ったあたりからホツホツと降っているか降っていないか

程度の雨粒が時折、ぱらつく天候になった。

買出しは福島13号線からバイパスに入った周辺地域。

このところ燃料アルコールの消費量が増え、薬局に行く必要があったからだ。

そこに…ここ半年、何かと通っていたASTRO PRODUCTS福島店を発見してしまったのが運のつき。

アストロの赤アックス…性能その他、全く考えもなく久々の衝動買い

いいや…このところ衝動的な買い物は何点かしていたな…

ただ…キャンプスキルの向上とともにハズレを引かなくなっているのは充分な根拠。







必要と欲求は別物という意識を常に意識しつつ、買い物の精度が上がってくると…

必要という名の根拠を元に衝動買いを繰り返すものなのだ…

ホムセンにはウサちゃん薪しか置いてなかった。この買い物は頂けないが背に腹は変えられない。


今回のデビューその2　





本当は常滑焼を持ち込みたいところだが…

あくまでも雰囲気雰囲気…そもそも焼酎は妻のジャンル

ウィスキーはボトルから「トクトクトク」と音を立てて注ぎたいが

焼酎だけはボトルから注ぐよりカメ壺から出てきた方が美味いはず。

いつかのキャンプで飲んだ希少焼酎だって金額ほどの価値を私の舌では理解できなかった。

森なんとかという焼酎をふるまった記事

サーバー自体は割ったらもったいないからと…

いいものにこだわれなかった中途半端さに自分の小ささを見たりする　笑



今回デビューその３

ヘビーデューティーなデザインと色に一目惚れしてつい買い物カゴにダイブさせたカラビナ







本当はこんなものいらないんだ…。

引っ掛けるものなんてS字フックでも普通のカラビナでも何でもいい。

タープ中央にランタンを掛けたいだけだから…

ただ確実に雰囲気は上がったと思いたい…。

仕事のストレスはキャンプ酒で発散させているんだから、買い物でストレスを発散なんて

馬鹿げた事を人はなぜしてしまうのか…役に立っているものを前にすると考えもしなくなる。







そんな後悔にも似た感情と闘いつつの　小雨に変わった天候の中のリラックスタイム。

風避けと雨よけの為に低く張ったTATONKAがいい感じじゃん…なんて自画自賛。

キャンプにおける自己肯定感は幸せの源だ



キャンプの朝も気持ちいいが…

こんな早い時間だけど・・・飲んじゃおうか！？

この台詞を口にしてしまうマッタリした時間帯、その瞬間にドーパミンは活性化した。









とりとめのない感情に頭を働かせていると、そこに仲間が到着。

彼らとのキャンプは毎回イタ車でキャンプという裏テーマ








ランタンに灯りがともり







oriさんはいつものように22時焚火の前で意識を失う　笑







翌朝5時に目が覚めた。

50メートル程の距離にあるトイレから戻る足が段々と重くなる。







トイレから出た時は感じなかったが…サイトまであと10メートルという地点あたりから

一歩進むごとに風が強くなっていった。

なななななんじゃこの風は！！

朝日を拝むと瞬く間に暴風に変わった。

oriさんのシャグリラも下部からどどどどと風が入り…起きてきた。

突如、何もかもぐっちゃぐちゃになり散乱したゴミを中腰で火鋏みで拾い集めていたら…

増々色んな物が飛び始めた。

カーミットは自立してくれない程の風だった。







oriさんと二人…学生時代の部活動以来の短距離ダッシュが始まった。　　

何本走ったか分からない。

布モノやゴミ、転がる色んなモノをひたすら追いかける

顔は笑っているが鬼の形相…相当必至である。

タープも大変なことになっている…下ろさねば！

てんやわんやでタープを下げ、NEPTUNEに必要な道具を避難させた。


それでも朝食はしっかり準備を怠らないoriさんに敬服。








岩手種山で神のTKG でハマったTKGリフレイン

イカのぽっぽ焼きと絹揚げ焼き、秋刀魚の開きに明太子、新玉葱のおひたしにアサリの味噌汁







外は暴風というより爆風に近くなっていた。







朝食後、砂埃の侵入でまったりすることも出来なくなり、こりゃ撤収するしかないなと

道具から片付けていると…片側６箇所のペグ止めをしているNEPTUNEの全てのペグが風で抜け飛んだ。




なんじゃぁぁこの風はぁぁぁパート２





NEPUTUNEのフロントを支える鉄骨も湾曲し始め…逆に回して風の力で真っ直ぐになった所で撤収完了。

この間…風で飛ぶ荷物を追い駆け何本走ったか分からない。パート２





撤収を終えるといつも、いいキャンプだったなぁと振り返る時間が誰にもある。




余韻にひたるこの時間も悪くない。




少しセンチメンタルになったり、次はどこに行こうか？と未来に思いが馳せる時もある。



今回は一切の思考はストップ




とにかく無事帰りたい！という感情だけだった。





それがキャンプ





後ろ髪を引かれる余裕すらない、逃げ帰るキャンプも年に何回かあるもんだ　笑




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これにて　通算27日目キャンプ終了