知らなきゃ損!純正マントルのポテンシャル
チェックインアウトの狭間時間の到着
日曜泊の場合、土日泊の方の撤収を待ち
一等地を狙えるのが利点なのだが
先客が多かったため設営前に温泉へ向かった
着替えやタオルを入れた巾着袋を取ろうと
後席ドアを開けた瞬間その事件は起きた。
「ガチャン!」
ランタンケースがアスファルトめがけて
飛び出した。
「あ〜ぁ…やっちまったなぁ」
ブリキ製のランタンケースは
真横に叩きつけられたため
間違いなく中身(ランタン)に影響がある。
その中身は私の宝物
我が家永遠の一軍BIALADDIN
そもそもBIALADDINは1946年~1968年まで
20年間存在したブランド。
TILLYに部品納入していたwills&bates社が
米国Aladdin Industries of Greenfordと提携し
英国内は軍用となるVAPALUXブランド
米国外の世界商品として展開したのが
BIALADDINブランドという位置付けで
形は似ていても、戦後復興の好況時期
作りは贅沢なものでVAPALUXを凌ぐ
高品質なものだったと言われている。
因みにAladdin Industries of Greenfordは
無加圧にしてマントルを光らせる
名作アラジンランプの会社でもあり
我が家はその実物を2015年7月の
岩洞湖キャンプでgyuchan86さんの物を
拝見させて頂いたのが最初で最後
上記画像右上のひときわ白く輝く
ランタンが実物の光
ノンプレッシャー無音でマントルを輝かせる
アラジンランプの光は素晴らしく
これが同じ灯油燃料かとそれはそれは当時驚いたもの
いつか手に入れようとしばらく探したものだが
仕事や生活環境の変化が直後に起こり
それっきりとなってしまった。
近年、ランタンスピーカーをアラジンジャパンが
リリースして話題にもなったけれど…
その中に、前述のアラジンランプを知る人が
果たしてどのくらいいるのだろう?
そんな事をついつい考えてしまう。
アラジンのヒットを受け
類似商品もいくつかリリースされているようだ。
起きてしまった事は仕方がないと
気を取り直し入浴を終え
キャンプ場へ戻り設営を完了
ここで二つ目の事件が発覚する
頼んでおいたジョニーウォーカー赤を
妻に失念されてしまっていた。
ぬおぉぉ…痛恨ではあるが
嬉しいシングルモルトでの乾杯となった。
乾杯はハイボールが死ぬほど美味すぎる
レダイグ10年…もったいないけど
あぁ最高にンマイ!
ランタンケースを開けて
BIALADDINを確認して見ると
あぁやっぱり…
マントルが破損していた。
派手に落ちた割にマントルのみのダメージで
済んだことにホッとするわけだが
このマントル交換の作業が
昔から大嫌い
手先は決して不器用ではないが
細い紐を結ぶのがとかく面倒に感じるだけ。
50を過ぎて老眼に拍車がかかっているのも
その理由の一つ。
昔、楽々と出来ていた事が
できなくなりつつあるという現実を
直視する瞬間を迎えたくないのだ。
今回使用したのは二年前に購入し
ランタンケースにずっと忍ばせておいた
VAPALUX純正マントル
実の所、純正マントルを使うのは
初めてのこと笑
これまで互換性があるとされる
キャプテンスタッグ製マントルばかり
使っており、そもそも三枚組で購入
最終購入日は2015年だが
今回のような事件でもない限り
そうそう壊れるものでもなく
平均2.5年に一度程度の交換サイクルだったので
純正マントルは持っていても使う機会が
ずっとなかったのが正直なところ。
近年、大王マントルなる安価なマントルの
流通があるが安い固い高品質とのこと
何年か経ち今回のマントルが壊れたなら
次回はこちらも試してみようと思うが
先ずはVAPALUX純正品
果たして純正品の使用感は
いかがな物だろうか…。
どのくらい力を入れたらいいのかが
分からないこの華奢な紐が嫌い 笑
ぺったんこに包装された状態の物を
立体整形しすぼまった穴を開いて行き
先ずはバーナー奥の溝に合わせ
紐で結んで固定する。
次にもう一方の穴をバーナー下部の溝に
合わせで結び固定。
長く余った紐は短くカットしておく。
…とまぁ作業自体はやってみれば
1分もかからない簡単な物だけど
なぜか好きになれないのは
前述の通り老化に怯える自分がいるから。
ちなみに大王マントルの場合
バーナーパーツ下部から結んで
裏返すようにひっくり返して上部を結ぶ
逆の順番が推奨されておりマントルの
膨らみが良くなるのかも知れない。
さぁここからが重要作業
結んで固定が終わったなら
マントルの形を整えてゆく
この時、マントルをキチンと膨らんだ状態に
する事がとても重要で
例えば、片一方だけ膨らんで
歪んだ形になっていたりすると
気化した燃料がうまく当たらない
部分ができてしまい
燃焼時に最大光量が得られなくなる。
とは言え、満遍なく膨らませていれば
問題は起こらないので神経質に
なるほどではない。
作業が終わったなら普段のプレヒートと
同じ容量でマントルに燃料アルコールで
火入れを行いそのまま着火で完了
ここで気づいた点があった。
これまで使っていた代替マントルよりも
火入れ後のマントルの直径が
心なしか大きい気が…
いいや間違いなくデカイ
これは期待できそう!
さぁ純正マントルのポテンシャルはいかに?
!!!!!!
正直驚いたなんてもんじゃぁない。
これまでとは比べ物にならないくらいの
光量で輝いている。
【結 論】
純正マントルのポテンシャルは
代替品の120%強 光量はさすがで全くの別物
一般的にメーカー純正マントルは粗悪だと
耳にする機会が多かったし
それを信じそう思い込んでいたけれど…
目の前の事実こそ真実であり
VAPALUX純正品は素晴らしいの一言。
VAPALUX系ランタンをお持ちの方
純正マントルの使用を全力でお勧めします!
にほんブログ村
皆様励ましに心から感謝しております!
日曜泊の場合、土日泊の方の撤収を待ち
一等地を狙えるのが利点なのだが
先客が多かったため設営前に温泉へ向かった
着替えやタオルを入れた巾着袋を取ろうと
後席ドアを開けた瞬間その事件は起きた。
「ガチャン!」
ランタンケースがアスファルトめがけて
飛び出した。
「あ〜ぁ…やっちまったなぁ」
ブリキ製のランタンケースは
真横に叩きつけられたため
間違いなく中身(ランタン)に影響がある。
その中身は私の宝物
我が家永遠の一軍BIALADDIN
そもそもBIALADDINは1946年~1968年まで
20年間存在したブランド。
TILLYに部品納入していたwills&bates社が
米国Aladdin Industries of Greenfordと提携し
英国内は軍用となるVAPALUXブランド
米国外の世界商品として展開したのが
BIALADDINブランドという位置付けで
形は似ていても、戦後復興の好況時期
作りは贅沢なものでVAPALUXを凌ぐ
高品質なものだったと言われている。
因みにAladdin Industries of Greenfordは
無加圧にしてマントルを光らせる
名作アラジンランプの会社でもあり
我が家はその実物を2015年7月の
岩洞湖キャンプでgyuchan86さんの物を
拝見させて頂いたのが最初で最後
上記画像右上のひときわ白く輝く
ランタンが実物の光
ノンプレッシャー無音でマントルを輝かせる
アラジンランプの光は素晴らしく
これが同じ灯油燃料かとそれはそれは当時驚いたもの
いつか手に入れようとしばらく探したものだが
仕事や生活環境の変化が直後に起こり
それっきりとなってしまった。
近年、ランタンスピーカーをアラジンジャパンが
リリースして話題にもなったけれど…
その中に、前述のアラジンランプを知る人が
果たしてどのくらいいるのだろう?
そんな事をついつい考えてしまう。
アラジンのヒットを受け
類似商品もいくつかリリースされているようだ。
起きてしまった事は仕方がないと
気を取り直し入浴を終え
キャンプ場へ戻り設営を完了
ここで二つ目の事件が発覚する
頼んでおいたジョニーウォーカー赤を
妻に失念されてしまっていた。
ぬおぉぉ…痛恨ではあるが
嬉しいシングルモルトでの乾杯となった。
乾杯はハイボールが死ぬほど美味すぎる
レダイグ10年…もったいないけど
あぁ最高にンマイ!
ランタンケースを開けて
BIALADDINを確認して見ると
あぁやっぱり…
マントルが破損していた。
派手に落ちた割にマントルのみのダメージで
済んだことにホッとするわけだが
このマントル交換の作業が
昔から大嫌い
手先は決して不器用ではないが
細い紐を結ぶのがとかく面倒に感じるだけ。
50を過ぎて老眼に拍車がかかっているのも
その理由の一つ。
昔、楽々と出来ていた事が
できなくなりつつあるという現実を
直視する瞬間を迎えたくないのだ。
今回使用したのは二年前に購入し
ランタンケースにずっと忍ばせておいた
VAPALUX純正マントル
実の所、純正マントルを使うのは
初めてのこと笑
これまで互換性があるとされる
キャプテンスタッグ製マントルばかり
使っており、そもそも三枚組で購入
最終購入日は2015年だが
今回のような事件でもない限り
そうそう壊れるものでもなく
平均2.5年に一度程度の交換サイクルだったので
純正マントルは持っていても使う機会が
ずっとなかったのが正直なところ。
近年、大王マントルなる安価なマントルの
流通があるが安い固い高品質とのこと
何年か経ち今回のマントルが壊れたなら
次回はこちらも試してみようと思うが
先ずはVAPALUX純正品
果たして純正品の使用感は
いかがな物だろうか…。
どのくらい力を入れたらいいのかが
分からないこの華奢な紐が嫌い 笑
ぺったんこに包装された状態の物を
立体整形しすぼまった穴を開いて行き
先ずはバーナー奥の溝に合わせ
紐で結んで固定する。
次にもう一方の穴をバーナー下部の溝に
合わせで結び固定。
長く余った紐は短くカットしておく。
…とまぁ作業自体はやってみれば
1分もかからない簡単な物だけど
なぜか好きになれないのは
前述の通り老化に怯える自分がいるから。
ちなみに大王マントルの場合
バーナーパーツ下部から結んで
裏返すようにひっくり返して上部を結ぶ
逆の順番が推奨されておりマントルの
膨らみが良くなるのかも知れない。
さぁここからが重要作業
結んで固定が終わったなら
マントルの形を整えてゆく
この時、マントルをキチンと膨らんだ状態に
する事がとても重要で
例えば、片一方だけ膨らんで
歪んだ形になっていたりすると
気化した燃料がうまく当たらない
部分ができてしまい
燃焼時に最大光量が得られなくなる。
とは言え、満遍なく膨らませていれば
問題は起こらないので神経質に
なるほどではない。
作業が終わったなら普段のプレヒートと
同じ容量でマントルに燃料アルコールで
火入れを行いそのまま着火で完了
ここで気づいた点があった。
これまで使っていた代替マントルよりも
火入れ後のマントルの直径が
心なしか大きい気が…
いいや間違いなくデカイ
これは期待できそう!
さぁ純正マントルのポテンシャルはいかに?
!!!!!!
正直驚いたなんてもんじゃぁない。
これまでとは比べ物にならないくらいの
光量で輝いている。
【結 論】
純正マントルのポテンシャルは
代替品の120%強 光量はさすがで全くの別物
一般的にメーカー純正マントルは粗悪だと
耳にする機会が多かったし
それを信じそう思い込んでいたけれど…
目の前の事実こそ真実であり
VAPALUX純正品は素晴らしいの一言。
VAPALUX系ランタンをお持ちの方
純正マントルの使用を全力でお勧めします!
にほんブログ村
皆様励ましに心から感謝しております!
この記事へのコメント
こんにちは。これだけ四の五の語っておきながら、結局は『ゴールゼロ』のハイパワーLEDを今もタープに掲げてるんですか?www
なんでノンプレッシャーでそんだけ明るく燃えるのか構造はまったくわかりませんが、すごくいいランタンなんだな、というのはよくわかりますた。
私もマントルが良い形に燃えてくれると嬉しくなりますが、その形ができるかはいつも「運まかせ」です。笑笑
なんでノンプレッシャーでそんだけ明るく燃えるのか構造はまったくわかりませんが、すごくいいランタンなんだな、というのはよくわかりますた。
私もマントルが良い形に燃えてくれると嬉しくなりますが、その形ができるかはいつも「運まかせ」です。笑笑
Suikaさん
こんにちは!
妻が料理するときに真上からキチンと食材を照らして色が見える環境が必要なのだそうで我が家の美味しいキャンプ飯はLEDが味の素のような物らしいです^^
食事後は消しますしね!
ビンテージとはいえパーツ交換だけで何十年も使えるってアナログ機械だけですよね!
一つ道具をとことん使い倒すのは私の嗜好ですが全く飽きが来ないというのも魅力の一つですね
こんにちは!
妻が料理するときに真上からキチンと食材を照らして色が見える環境が必要なのだそうで我が家の美味しいキャンプ飯はLEDが味の素のような物らしいです^^
食事後は消しますしね!
ビンテージとはいえパーツ交換だけで何十年も使えるってアナログ機械だけですよね!
一つ道具をとことん使い倒すのは私の嗜好ですが全く飽きが来ないというのも魅力の一つですね
こんにちは!
ランタンケースが叩きつけられたとのことでびっくりしましたが、
マントルのみの負傷でよかったです。。。
しかし、純正マントルをみくびってました!!
例えばペトロマックスなどは純正よりも大王マントルの方が
明るいなんて情報もあり、必ずしも純正に拘ることもないのかなぁなんて思ってましたが、
そうとも言えないんですね。。。
ちょうどコールマンのマントルが破壊しているのですが、
あいにく手元には大王マントルしかないですね〜
私もマントル装着が嫌いで(同じく老眼進みまくってます)放置していたのですが、
そろそろ付けてあげましょうかね(^◇^;)
ランタンケースが叩きつけられたとのことでびっくりしましたが、
マントルのみの負傷でよかったです。。。
しかし、純正マントルをみくびってました!!
例えばペトロマックスなどは純正よりも大王マントルの方が
明るいなんて情報もあり、必ずしも純正に拘ることもないのかなぁなんて思ってましたが、
そうとも言えないんですね。。。
ちょうどコールマンのマントルが破壊しているのですが、
あいにく手元には大王マントルしかないですね〜
私もマントル装着が嫌いで(同じく老眼進みまくってます)放置していたのですが、
そろそろ付けてあげましょうかね(^◇^;)
オディールさん
こんにちは!
もちろんメーカーによる部分はあると思いますし私感ですがコールマンのマントルは物凄く脆いイメージです笑
ブログ開設前ですがコールマンのツーマントル使ってたことがあって何に三回以上壊してツーマントルなだけに大打撃…その辺からトラウマになってるんですよね笑
大王マントルはかなり高品質との評価なので次回は大王にしてみようと思ってますが…VAPALUX純正は圧巻の光量でホント感動でした^^
つか我が家の場合は鹿番長がイマイチだったのでしょうね
こんにちは!
もちろんメーカーによる部分はあると思いますし私感ですがコールマンのマントルは物凄く脆いイメージです笑
ブログ開設前ですがコールマンのツーマントル使ってたことがあって何に三回以上壊してツーマントルなだけに大打撃…その辺からトラウマになってるんですよね笑
大王マントルはかなり高品質との評価なので次回は大王にしてみようと思ってますが…VAPALUX純正は圧巻の光量でホント感動でした^^
つか我が家の場合は鹿番長がイマイチだったのでしょうね
おはようございます
アラジンのランプ、自宅に有ります。
前までは、キャンプに持っていってましたが風吹かれる環境だとマントルに煤着いちゃうので
自宅用となっています。
純正マントル、久しく使ってないですね~
今は、大王が手に入りやすい環境なので最近はそれしか使ってないです(;^_^A
意外といいですよ
アラジンのランプ、自宅に有ります。
前までは、キャンプに持っていってましたが風吹かれる環境だとマントルに煤着いちゃうので
自宅用となっています。
純正マントル、久しく使ってないですね~
今は、大王が手に入りやすい環境なので最近はそれしか使ってないです(;^_^A
意外といいですよ
柴わんこさん
こんにちは!
アラジンランプの話は以前に伺ってましたよ^^
ランタンメンテで分解したり掃除したりは全く苦じゃないのにマントル交換だけはダメなんですよね笑
2015年2月に買ったのが最後で大王マントルなどという製品がある事も気づいておりませんでしたが良いものなのでしょうね!次回使ってみます!
こんにちは!
アラジンランプの話は以前に伺ってましたよ^^
ランタンメンテで分解したり掃除したりは全く苦じゃないのにマントル交換だけはダメなんですよね笑
2015年2月に買ったのが最後で大王マントルなどという製品がある事も気づいておりませんでしたが良いものなのでしょうね!次回使ってみます!
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。