【最重要】この冬不動尊公園キャンプ場が奇跡の復活
ここ数年の年の瀬はいつもそう
忙しすぎて気が狂いそうなほどの毎日
もちろんこの忙しさがなければ食うに困るわけで
嬉しい反面、激務が続くと
キャンプに行く気さえ起こらなくなってしまう。
週末ともなれば身体は悲鳴をあげ続け
疲れ果ててしまうのが12月の夫婦二人。
限界のその先でもがき苦しみ
「もうダメ」と何度も呟く事になるのだが
この週末は違っていた。
言葉も出ない仕事終わりにその朗報を知ったから。

2019年はこれまで以上に色んな所に行ったという思いがある。
中でも北海道キャンプは正に絶頂で
まだ見ぬ景色、道の駅、キャンプ場、野生動物との出会い
そして大雨
感無量の数日だったが、天候に悩まされたものだった。
「台風の当たり年』週末毎に雨に降られ
幕はカビにやられた夏が終わり
やっと気候の良い10月が来たと思ったら
蓋を開ければ台風だらけという令和元年まさかの10月に。
そして忘れられない一大事が起こる。
我が家の冬のホーム不動尊公園キャンプ場が
台風とその数日後の大雨に被災したのだった。


こんな恐ろしい思いをした雨は生まれて初めてだった。
早目に仕事を終え、帰宅のハンドルを握ったはいいが
自宅までのほとんど全ての交差点は冠水状態
それでも突っ切るしか選択はなく
愛車のボンネットに泥水を浴び
「止まるな止まるな」と呟きながらのドライブ
水の脅威は2011年の津波で経験済みとは言え
心臓はバクバクで
無事帰宅の途についた瞬間
脂汗が冷えて凍えそうなほど身体が震え
またも「生かされた」と思ったものだった。

それと時を同じくして
宮城県丸森町を襲った雨は川の氾濫を招いていた。
荒れ狂う増水河川は不動尊公園キャンプ場全体を覆い尽くし
第ニサイトの一部と第ニ第一をつなぐ連絡通路
そして冬のメインサイトとなる第一サイトを
飲み込んでいた。


完全復旧には億単位の金がかかると聞いた。
年内の営業は絶望視されていたのだが
この二ヶ月の間、管理人さんをはじめとして
従業員さん、多くのボランティアの方々の力で



第一サイトだけは何とか復旧へとたどり着く。
未だ第ニサイトはアクセスできないものの
第一サイトには土が入れられ
点圧がかけられペグ打ちも出来るようになった。

待ちに待った管理人さんからのLINEの内容はこうだった。
“12月20日までの議会で可決となれば
令和元年12月28日より限定営業が再開”
可能であれば再開前に試験宿泊を企画しているとの事。

かくして、不動尊公園再開に向けた
キャンプが始まった。
キャンプ場復旧のお手伝いはできなかったけれど
無事楽しいキャンプができる事を証明するのが
私たちの持分というわけだ。

この日集まったのはインスタから93キャンプさん
アメブロのゴロMATSUさんそしてGaoさん
相馬市在住で不動尊公園の主(ヌシ)Sさん
93キャンプさんは翌日早朝より仕事でありながら弾丸参加
Sさんはコロナビール持参で陣中見舞い

とにかく楽しい夜になった。


タープ下焚火+タープ下コタツ
という最強のオープンタープ仕様は

前代未聞の愉快さだったが夜半には雨がシトシト降りはじめる。

それは決して涙雨ではなく雨降って地固まるの方
管理棟とトイレ棟の間には今もパイプが引かれている。
これは未だ復旧の途にある丸森町内の現実を物語っている。
不動尊公園のこの川の水は浄水場へ送られ町に供給されている。
キャンプ場内には被災の大きな爪痕が
今もありありと残っているが
これを目に焼き付けるキャンプには大きな価値があると思った。

このキャンプ場には日本一愛情が注がれている。
テントを張るペグを打つその地面にだって業者さんじゃない
ボランティアの方々の労力がかけられている。
ハンマーを打ち
「なかなか硬くてしっくりくるなぁ」
なんて実感しながらのキャンプは感謝以外の何物でもない。
貴重な冬キャンパーの不動尊公園キャンプ場奇跡の復活
営業は下記の通り
○12月28日よりネット予約のみにて再開の運び
○使用できるサイトは第一サイトのみ1日9組まで受付
○河岸の整備はこれからとなり重機などがあるためお子様の入場は不可
○第ニサイトは立入禁止
○トイレ使用可 ウォシュレット有り
○炊事棟使用可
○ゴミは簡単な分別の上、捨てる事が可能だがビンは持ち帰り
○消費税増税に伴い10円の値上
○日帰り利用はできずテント宿泊のみテントレンタルはなし
最後に不動尊公園キャンプ場スタッフの皆様
復旧に尽力を注がれたボランティアの皆様
関係業者の皆様へ心からなる感謝を捧げます。
※被災当時の現況写真は管理人さん撮影のものをお借りしました。

にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
忙しすぎて気が狂いそうなほどの毎日
もちろんこの忙しさがなければ食うに困るわけで
嬉しい反面、激務が続くと
キャンプに行く気さえ起こらなくなってしまう。
週末ともなれば身体は悲鳴をあげ続け
疲れ果ててしまうのが12月の夫婦二人。
限界のその先でもがき苦しみ
「もうダメ」と何度も呟く事になるのだが
この週末は違っていた。
言葉も出ない仕事終わりにその朗報を知ったから。

2019年はこれまで以上に色んな所に行ったという思いがある。
中でも北海道キャンプは正に絶頂で
まだ見ぬ景色、道の駅、キャンプ場、野生動物との出会い
そして大雨
感無量の数日だったが、天候に悩まされたものだった。
「台風の当たり年』週末毎に雨に降られ
幕はカビにやられた夏が終わり
やっと気候の良い10月が来たと思ったら
蓋を開ければ台風だらけという令和元年まさかの10月に。
そして忘れられない一大事が起こる。
我が家の冬のホーム不動尊公園キャンプ場が
台風とその数日後の大雨に被災したのだった。


こんな恐ろしい思いをした雨は生まれて初めてだった。
早目に仕事を終え、帰宅のハンドルを握ったはいいが
自宅までのほとんど全ての交差点は冠水状態
それでも突っ切るしか選択はなく
愛車のボンネットに泥水を浴び
「止まるな止まるな」と呟きながらのドライブ
水の脅威は2011年の津波で経験済みとは言え
心臓はバクバクで
無事帰宅の途についた瞬間
脂汗が冷えて凍えそうなほど身体が震え
またも「生かされた」と思ったものだった。

それと時を同じくして
宮城県丸森町を襲った雨は川の氾濫を招いていた。
荒れ狂う増水河川は不動尊公園キャンプ場全体を覆い尽くし
第ニサイトの一部と第ニ第一をつなぐ連絡通路
そして冬のメインサイトとなる第一サイトを
飲み込んでいた。


完全復旧には億単位の金がかかると聞いた。
年内の営業は絶望視されていたのだが
この二ヶ月の間、管理人さんをはじめとして
従業員さん、多くのボランティアの方々の力で



第一サイトだけは何とか復旧へとたどり着く。
未だ第ニサイトはアクセスできないものの
第一サイトには土が入れられ
点圧がかけられペグ打ちも出来るようになった。

待ちに待った管理人さんからのLINEの内容はこうだった。
“12月20日までの議会で可決となれば
令和元年12月28日より限定営業が再開”
可能であれば再開前に試験宿泊を企画しているとの事。

かくして、不動尊公園再開に向けた
キャンプが始まった。
キャンプ場復旧のお手伝いはできなかったけれど
無事楽しいキャンプができる事を証明するのが
私たちの持分というわけだ。

この日集まったのはインスタから93キャンプさん
アメブロのゴロMATSUさんそしてGaoさん
相馬市在住で不動尊公園の主(ヌシ)Sさん
93キャンプさんは翌日早朝より仕事でありながら弾丸参加
Sさんはコロナビール持参で陣中見舞い

とにかく楽しい夜になった。


タープ下焚火+タープ下コタツ
という最強のオープンタープ仕様は

前代未聞の愉快さだったが夜半には雨がシトシト降りはじめる。

それは決して涙雨ではなく雨降って地固まるの方
管理棟とトイレ棟の間には今もパイプが引かれている。
これは未だ復旧の途にある丸森町内の現実を物語っている。
不動尊公園のこの川の水は浄水場へ送られ町に供給されている。
キャンプ場内には被災の大きな爪痕が
今もありありと残っているが
これを目に焼き付けるキャンプには大きな価値があると思った。

このキャンプ場には日本一愛情が注がれている。
テントを張るペグを打つその地面にだって業者さんじゃない
ボランティアの方々の労力がかけられている。
ハンマーを打ち
「なかなか硬くてしっくりくるなぁ」
なんて実感しながらのキャンプは感謝以外の何物でもない。
貴重な冬キャンパーの不動尊公園キャンプ場奇跡の復活
営業は下記の通り
○12月28日よりネット予約のみにて再開の運び
○使用できるサイトは第一サイトのみ1日9組まで受付
○河岸の整備はこれからとなり重機などがあるためお子様の入場は不可
○第ニサイトは立入禁止
○トイレ使用可 ウォシュレット有り
○炊事棟使用可
○ゴミは簡単な分別の上、捨てる事が可能だがビンは持ち帰り
○消費税増税に伴い10円の値上
○日帰り利用はできずテント宿泊のみテントレンタルはなし
最後に不動尊公園キャンプ場スタッフの皆様
復旧に尽力を注がれたボランティアの皆様
関係業者の皆様へ心からなる感謝を捧げます。
※被災当時の現況写真は管理人さん撮影のものをお借りしました。

にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
この記事へのコメント
なんと、年内に復活とは嬉しい大誤算です!!
この冬はダメだと思っていましたが、これも管理人さんやボランティアの方々の労力の賜物でしょう。
今年のキャンプ始めは不動尊でしたので、是非来年も初キャンプは不動尊で行きます‼︎
この冬はダメだと思っていましたが、これも管理人さんやボランティアの方々の労力の賜物でしょう。
今年のキャンプ始めは不動尊でしたので、是非来年も初キャンプは不動尊で行きます‼︎
chaiさん
こんにちは!
そうなんです^^
何とか営業までこぎつけた不動尊公園
ホント頑張ったと思います!
キャンプ場までの道中には土砂崩れや
小川の決壊跡が今も見受けられますし
相当な被害だった事がありありと伺われますが
そんな状況だからこそ町外からの来訪は
力になると思います!
こんにちは!
そうなんです^^
何とか営業までこぎつけた不動尊公園
ホント頑張ったと思います!
キャンプ場までの道中には土砂崩れや
小川の決壊跡が今も見受けられますし
相当な被害だった事がありありと伺われますが
そんな状況だからこそ町外からの来訪は
力になると思います!
皆さんの努力により復活したキャンプ場、来年はもう台風来ないで!!と記事を読んで切に願っております(^u^)
sarukitikunさん
おはようございます!
今年はつくづく天候に悩まされた一年だったと思います汗
そもそも台風が東北に被害を出すこと自体が仰天のこと
一ヶ月で一年分の降水量ってどうなってるんだろうと
ホント思いました…来年は穏やかであってほしいです^^
おはようございます!
今年はつくづく天候に悩まされた一年だったと思います汗
そもそも台風が東北に被害を出すこと自体が仰天のこと
一ヶ月で一年分の降水量ってどうなってるんだろうと
ホント思いました…来年は穏やかであってほしいです^^
ども!
数々の尽力にてホームが復活への途上にある事、大変嬉しく思います。
自然災害の爪痕の酷さは、お写真から容易に想像できます。
利用者さんもお手伝いに駆け付けられたのでしょうね。
そこへ試験運用で常連さんが集まって、コロナで再開と再会を祝福。
読ませていただき、多くの方のご苦労の上に野山遊びが出来る事の喜びを痛感致しました。
数々の尽力にてホームが復活への途上にある事、大変嬉しく思います。
自然災害の爪痕の酷さは、お写真から容易に想像できます。
利用者さんもお手伝いに駆け付けられたのでしょうね。
そこへ試験運用で常連さんが集まって、コロナで再開と再会を祝福。
読ませていただき、多くの方のご苦労の上に野山遊びが出来る事の喜びを痛感致しました。
一輪駆動さん
こんばんは!
不動尊公園は我が家にとっては数少ない冬季の定宿で
通年化前から管理人さんとは親交がありまして
応援していた経緯があったものですから
被災の一報はとにかくショックでした…
それが今でも毎日、管理人さん自ら重機を操り
ボランティアの方々がご苦労をされていらっしゃいます!
有難いの一言では言い表せられません!
こんばんは!
不動尊公園は我が家にとっては数少ない冬季の定宿で
通年化前から管理人さんとは親交がありまして
応援していた経緯があったものですから
被災の一報はとにかくショックでした…
それが今でも毎日、管理人さん自ら重機を操り
ボランティアの方々がご苦労をされていらっしゃいます!
有難いの一言では言い表せられません!
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