日本初登録の世界遺産を望むキャンプ【後編】
妖精の森二日目もよく晴れた。

高気圧ど真ん中の日本晴れの一日
朝から気温はグングン上昇している

連泊の朝は和朝食
いつからかお約束となった習慣を
このキャンプでももちろん踏襲する。

サイト周辺には無数に黄色い花が
咲き誇っている。
たんぽぽかと思いきや
これはたんぽぽもどきという別の種類

午前中だけ花弁を開き
午後は蕾になってしまうので
朝を迎えないと気付けないという
健気さがかわいいけれど
恐らく外来種でどんどん増える困ったやつ

薄青く霞む白神山地の稜線

このキャンプ場から見ると
右端の位置にポコポコポコと
頭を覗かせているこれが
青森岩木山 またの名を津軽富士
ここ数年はこの山の麓にある
キャンプ場に通ったっけ

標高約750mのテントサイトも
30℃を超えてきた所で買出しに出かけた。
下界は今頃35℃を超えているわけで
車内のエアコンの風には生き返ったもの。

買い出しといっても足りない物を
買い足す程度
ものの30分ほどで用足しは終わり
さて…この涼しい車内から30℃の
サイトに戻るか否か…少し散策にでも
と軽い気持ちで、付近に見かけた
太平湖という看板を目指してみるのだが
これが完全なミスプランニング

この景色に辿り着くまで
約一時間の劇的に細い峠道をドライブ
結果、往復に真昼の二時間を費やし
収穫は写真のみ…気の利いたランチや
地場の名物料理に期待していたのだが…
何せ電波がなく情報が一切得られないまま
あれよあれよと転回不可能な地獄ルートに
はまってしまったという状況だった。
キャンプ場を出てから二時間半後
ようやくサイトに戻り

いつもの乾杯を
遅い昼食になったけれど
涼しい車内で灼熱の時間を過ごせた事は
こむぎにとっても悪いことじゃない
妻特製冷麺が美味しかった。

ここで氷を買い忘れた事に気付き
管理棟に行くと
キチンと販売されており本当に助かった。
これが管理キャンプ場の良さ

夏のキャンプ旅では毎日氷の補充が
必要になる。
板氷なら二日〜三日おき
ブロック氷は毎日というのが我が家の消費量

まともな氷にありつけたので

ここでクライヌリッシュ14年の
美味しい水割りを
水1対ウイスキー1を先ずは常温で
2分間スワリング
常温同士だと混ざりやすく
スワリングは空気を入れながら混ざるため
トロッと口当たりの良いトワイスアップに
これを氷で冷やすとあり得ないくらい
口当たりの良い美味しい水割りの完成となる

白神山地に乾杯!

燻製レバーをこれに合わせる
「んまい!」

こうして午後を過ごし
夏のキャンプはアレ食べなきゃねと

妻特製の春巻きが振舞われた。
カリサクでとにかく美味い
出来たてをハフハフ
言いながら食らう夏の夕刻

次の目的地をどこにするか?
あそこがいいとか
あそこはまだ行ってないだとか
綿密なプランにがんじがらめになる
旅じゃなく自由気ままが信条で正解

やがて…
二日目のサンセットシアターが始まった。



余りに荘厳なサンセットに

あぁ今俺は地球にいるんだなぁと

そんな思考が頭に浮かんできたものだ。

雲一つない空一面がオレンジ色となり
その余韻は長く長く続く。

この夕暮れはきっとここだけのもの

標高750
世界遺産白神山地に沈む夕景
ただこれだけの事なのに
きっと生涯忘れない。

前日同様に夜の冷え込みは一級で
アウターなしでは焚火があっても寒い

キャンプ場にはそれぞれ
旬の季節というのがある

広葉樹美しい林間のキャンプならば
新緑の時期や雨の時、絶頂は紅葉の時期

ここ妖精の森の旬の季節は
いつかなぁ
そんな事を考えながら見上げた夜空は
満天の星空があった。

グラデーション素晴らしい
白神山地の夕景と
肉眼で完全に川に見える天の川
今こそがこのキャンプ地の旬に違いない

30℃を超える前に撤収撤収!

旬の季節ど真ん中こその最高キャンプ
それがキャンプ

にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!

高気圧ど真ん中の日本晴れの一日
朝から気温はグングン上昇している

連泊の朝は和朝食
いつからかお約束となった習慣を
このキャンプでももちろん踏襲する。

サイト周辺には無数に黄色い花が
咲き誇っている。
たんぽぽかと思いきや
これはたんぽぽもどきという別の種類

午前中だけ花弁を開き
午後は蕾になってしまうので
朝を迎えないと気付けないという
健気さがかわいいけれど
恐らく外来種でどんどん増える困ったやつ

薄青く霞む白神山地の稜線

このキャンプ場から見ると
右端の位置にポコポコポコと
頭を覗かせているこれが
青森岩木山 またの名を津軽富士
ここ数年はこの山の麓にある
キャンプ場に通ったっけ

標高約750mのテントサイトも
30℃を超えてきた所で買出しに出かけた。
下界は今頃35℃を超えているわけで
車内のエアコンの風には生き返ったもの。

買い出しといっても足りない物を
買い足す程度
ものの30分ほどで用足しは終わり
さて…この涼しい車内から30℃の
サイトに戻るか否か…少し散策にでも
と軽い気持ちで、付近に見かけた
太平湖という看板を目指してみるのだが
これが完全なミスプランニング

この景色に辿り着くまで
約一時間の劇的に細い峠道をドライブ
結果、往復に真昼の二時間を費やし
収穫は写真のみ…気の利いたランチや
地場の名物料理に期待していたのだが…
何せ電波がなく情報が一切得られないまま
あれよあれよと転回不可能な地獄ルートに
はまってしまったという状況だった。
キャンプ場を出てから二時間半後
ようやくサイトに戻り

いつもの乾杯を
遅い昼食になったけれど
涼しい車内で灼熱の時間を過ごせた事は
こむぎにとっても悪いことじゃない
妻特製冷麺が美味しかった。

ここで氷を買い忘れた事に気付き
管理棟に行くと
キチンと販売されており本当に助かった。
これが管理キャンプ場の良さ

夏のキャンプ旅では毎日氷の補充が
必要になる。
板氷なら二日〜三日おき
ブロック氷は毎日というのが我が家の消費量

まともな氷にありつけたので

ここでクライヌリッシュ14年の
美味しい水割りを
水1対ウイスキー1を先ずは常温で
2分間スワリング
常温同士だと混ざりやすく
スワリングは空気を入れながら混ざるため
トロッと口当たりの良いトワイスアップに
これを氷で冷やすとあり得ないくらい
口当たりの良い美味しい水割りの完成となる

白神山地に乾杯!

燻製レバーをこれに合わせる
「んまい!」

こうして午後を過ごし
夏のキャンプはアレ食べなきゃねと

妻特製の春巻きが振舞われた。
カリサクでとにかく美味い
出来たてをハフハフ
言いながら食らう夏の夕刻

次の目的地をどこにするか?
あそこがいいとか
あそこはまだ行ってないだとか
綿密なプランにがんじがらめになる
旅じゃなく自由気ままが信条で正解

やがて…
二日目のサンセットシアターが始まった。



余りに荘厳なサンセットに

あぁ今俺は地球にいるんだなぁと

そんな思考が頭に浮かんできたものだ。

雲一つない空一面がオレンジ色となり
その余韻は長く長く続く。

この夕暮れはきっとここだけのもの

標高750
世界遺産白神山地に沈む夕景
ただこれだけの事なのに
きっと生涯忘れない。

前日同様に夜の冷え込みは一級で
アウターなしでは焚火があっても寒い

キャンプ場にはそれぞれ
旬の季節というのがある

広葉樹美しい林間のキャンプならば
新緑の時期や雨の時、絶頂は紅葉の時期

ここ妖精の森の旬の季節は
いつかなぁ
そんな事を考えながら見上げた夜空は
満天の星空があった。

グラデーション素晴らしい
白神山地の夕景と
肉眼で完全に川に見える天の川
今こそがこのキャンプ地の旬に違いない

30℃を超える前に撤収撤収!

旬の季節ど真ん中こその最高キャンプ
それがキャンプ

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