楽しく眩しかった青森連泊キャンプを終え

仕事を再開した夫婦二人。

予定通りの帰宅でも１日延びたとしても

ここからは地獄の9連勤がスタート







「青森ロスになったんじゃないの？」

人は言うけれど…遊び過ぎた代償は大きく

体力的にそれどころじゃないわけで…

9日間振りのキャンプは温泉キャンプ一択







そんなわけでやってきたのは我が家の定宿

フォレストパークあだたら

ここはいつだってハズレのないキャンプ







ただ…思っていたよりも残暑は厳しく

普段なら巻き上げておくだけのドアパネルは

人目を避けるためにハーフオープンに







と言うのも…普段ならば通路側に向けて

オープンタープ下にリビングを作るのだが

この日は綺麗な晩夏の緑を楽しもうと

逆向きにサイトを作ったためテントが通路側となり

メッシュだけだと中が丸見えという

レイアウトだったから。

設営ではしぼれるほどの汗をかき

早速着替えすぐさま干す有様という湿度だった。







ちなみにハンガーはポールの余りを使った

即席仕様で 笑







スーパードライでの乾杯は大正解

ビールは飲まなくなって久しいけれど

この湿度、飲もうと思えばもう一本行けたかも知れない。







この日は９連勤の疲れもあって

焼き物中心にラインナップ







予報は曇り

日付が変わった明日朝9時頃から雨模様というコンディションだが

ペポはダブルウォールの雨幕運用で問題なし。







疲れを取るのは肉だよ肉







そんな動機でこのところキャンプでは

肉づくし







炙り家大将で肉を焼く

期待感だけで最近は腹が膨らむ

何せ自粛ですっかり太ったせいだ。







体重のコントロールができない男は

出世しないなんて、死んだ親父が　
　
よく言っていたものだけど　







気付けばそんな事を一切気にする必要のない

生き方、働き方になっていた。







他愛のない事を考えながら

ふと車に目をやるとこの地の夕景が

映し出されていた。







青森の夕陽を思い出すけれど







ここはここでいい夕景だなぁと

林間に覗く小さな空に見えた夏景色に

癒されたもの。。







キャンプにハマる前は

夏の終わりというのはどの季節よりも

独特だと思っていた。

蒸すし暑いしそりゃ不快な日々が

これでようやくマシになるのだけれど







「あぁ今年も夏が終わってしまう」

そんな後悔にも似た何かやり残したような寂しさを伴うもの。

学童の頃、夏休みが終わってしまう

あの気持ちそのまま大人に

なってしまっていたのだろう。









ところがキャンパーになると

全く別の価値観を持って

この夏の終わりを迎える事ができるようになる。







ようやく涼しい季節の到来だな…と。







寒を待ちわびる冬キャンパーの私達にとって

これから始まる秋、そして

冬こそキャンプベストシーズン







その変化到来を一つ一つ見つけながらの

キャンプが秋キャンプ







日増しに増えてゆくコオロギの声と枯れ葉達

朝晩の温度差と冷え込み

吐く息が白くなったならそれはもう秋の終わり







酒の美味さが身体に染み渡り

焚火のありがたみはどんどん増して行く

かじかんだ手を熱源にかざし暖める冬







季節をダイレクトに感じ味わう

たったこれだけの事に価値を見出し

楽しめるのがキャンパーであるとしたら

これほど感性の磨かれる遊びはないと

改めて感じた夜だった。





明けた朝

天気は予報通りの曇り空







天気がどうであれ林間の緑に癒される朝は悪くない。







9時までに撤収すれば雨には濡れずに済みそうだが







久々にヘビーな朝食を楽しんでみると

鬱蒼とした曇り空など関係なくなった。







ゆっくり朝食を終えマッハで撤収

ペポのテント袋ジッパーを閉じたところで

バタバタバタと音を立てて大粒の雨が降ってきた。

間一髪セーーーフ！なんて思ったらグラウンドシートだけ

水溜まりができるほどの雨に打たれていた。

どっちにせよこの程度ならセーフという事で…。



チェックアウトの手続き支払いの時にとある物体を発見した。







全く手に入らなくて自作しました

ブログ参考にさせて頂きましたよ！

と、おなじみのスタッフさん


これだからあだたらはやめられない





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