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今日もどこかで野遊びを…

とある夫婦の野遊びの記憶です

トルテュライトでガチ雨キャンプ

   

せっかくの連休

降って欲しくないなぁ

心からそう思っていたのだけれど

この日の予報は曇り時々雨。

普段のキャンプならば…

雨が降ろうが雪が舞おうが御構いなしなのだけど

この日はとっておきのゲストとのキャンプ。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



きっとあの人は雨を避けて出撃をする人だから

この雨で流れてしまわなければ良いのだけれど…。

そんな思いが先行して天気予報に一喜一憂する二人だった。



そもそもトルテュライトを設営するならタープレス

…というのがこれまでの夫婦二人のルール

なぜなら、たった夫婦二人なのに

大型のツールームを張りさらに4×4のTATONKA設営となると

ただでさえ人の増えてきたキャンプ場の中で

占有面積的に余りに烏滸がましく感じる部分があったから。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



今日は、もう一人いる事だし

サイトは貸し切り状態

禁を破り我が家初となる

トルテュTATONKA連結サイトとした。

確かどこかのメーカーがチーカマだとかオクラだとか

何とか名付けてこんな張り方してたんじゃなかったっけ




そんな大事な大先輩をお誘いしたキャンプ

早目に現地に入っておこうと目論んでいたけれど

先を越されて現地入りしていたのがこの人だった。

MSRのタープが底抜けに格好いい。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



広義のくくりでキャンプスタイルに我が家に近いものを感じていて

例えば…一つのキャンプを簡単に済ませようとせず

ソロでも必ずキチッとタープを張り綺麗で快適なサイトを

毎回作って行く昔ながらのオートキャンパーという部分

当ブログ開設以前より私達がお世話になっていた

大先輩ブロガー ossunさんがその人

キャンプ歴たるや三十年を優に超える大大大ベテラン

細やかな現地レポが特徴のこのブログを

見てさえいれば初めての場所に親近感がわくそんなブログの持ち主であり

このブログを元に色んな所に我が家も足を伸ばしたもの。

インテリジェンスを持つキチッとした紳士

それが初対面の印象だった。




この日、妻はとにかく気合が入っており

何も作らせない手を煩わせない作戦を

買い物の段階から着々と目論んでいたもの。

場所は、このところ気に入って通っている某所

マインドを共有できる特別な人にしか教えていない

我が家にとっては目下秘密の営地



トルテュライトでガチ雨キャンプ



私達のサイトが出来上がるや否や

TATONKA下にお招きし

私特製のジントニックで歓迎をし



このキャンプはスタートを切った。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



梅雨真っ只中という日程だったけれど

設営完了まで何とか天気はもってくれて

時折日差しの差し込む時間帯もあったのが幸い

この手の大型のツールームは雨キャンプにこそ

その威力があるように思うことしばしば

撤収乾燥はそりゃ手がかかるけれど

気温さえ上がり過ぎなければ快適なこと

この上ない雨キャンプになるもの。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



この幕を張るとブログを始めたばかりの頃を

思い出すそんなトルテュライトも今や廃盤幕となったけれど



タープを一枚追加したこれだけで

これまでなかった表情を垣間見

新鮮なサイトに感じたものだった。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



囲炉裏テーブルメインのリビング

囲炉裏部分には即席の加工を施したスノコで蓋をして

ファーストメニューを振る舞った。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



色んな話で盛り上がった。

私達夫婦がどれくらいossunさんの

ブログを参考にしてきたとか

各地のキャンプ場の話だとか…

私が一番興味があったのは

ossunさんのブログ中で時折出てくる

20年以上前のファミキャンの話

その頃の吹上高原のファイヤーサークルには

まだ木製のベンチが健在だったそんな頃の話

物静かな感じだけれど色んなことを知っていて

決して上から物を語らないossunさんの

キャラクターにすっかりのめり込んだそんな楽しい時間



トルテュライトでガチ雨キャンプ



さっきまで晴れていた空は目まぐるしく変わり

時に、土砂降りになったりと

梅雨時期を思い知らされるコンディションでもあった。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



キャンプの、いいや人生の大先輩との会話は

今後の私たちの人生にとって有益な情報が満載だ。

人の命の勘定の一つに平均寿命と平均余命というものがあるが

0歳児で亡くなってしまった人の数も含まれるのが平均寿命

余命とはそれが含まれない命の時間でこれらは年々長くなっている。

もちろんこの統計には年代毎の死亡率は変わらないという

前提条件で算出されるため、医療の進歩などを加味した場合

令和二年現在、50歳の人の余命は100歳に迫るという結果もある。

戦後、人の寿命は歴史上考えられないほど長くなり伸び続けている。

私達二人のどちらかは100まで生きる可能性が大いにあるという事。

早期のリタイアをした大先輩と同じような

人生は私達は望めないかも知れないけれど

今後の人生観に多大な影響をもたらすひと時だった。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



これを続けていれば楽しい人生

楽しい時間が待っている

雨キャンプのタープ下、焚き火を囲み

沢山の学びを頂いたわけである。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



それがキャンプ



トルテュライトでガチ雨キャンプ



美しい夕刻の訪れを記録せぬまま

時はあっという間に過ぎ去って行った。

楽しいと思える時間はいつも決まって

こんな加速度を伴った時間感覚になるものなのだ。

ossunさんもそんなことになっていれば

いいのだけれど…。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



暗くなってからも何度か雨雲がやって来て

風が吹いたと思ったら雨がパラパラと降ってくる

本来ならば寒いくらいの水無月の夜は

TATONKA下で焚く焚火のお陰で相当に暖かかった。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



ossunさんはTCのTATONKAに

相当興味を持ったようだった。

22時 会はお開きとなり

トルテュライトにこもり

グラスに残ったウィスキーを飲み干し就寝とした。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



訪れた朝もどんよりな曇り空

鬱陶しい梅雨の時期特有の朝だが

気温が低い分、過ごしやすい朝でもあった。



トルテュライトでガチ雨キャンプ



キャンプには終わってからも続く

ある種、余韻のようなものがあるけれど…

ossunさんとのキャンプの余韻は

これまで一緒にやった誰のものとも違うもの。



スコッチで例えるなら穏やかでいて華やかクセのない

バーボン樽仕込みのグレンモーレンジィのよう。

「次回はこれを飲んでもらおうかなぁ」



トルテュライトでガチ雨キャンプ



幕の乾燥を待ってゆっくりと撤収をしていたら

再び風と共に本降りの雨が降って来た…


それがキャンプ



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この記事へのコメント
久々となるゲストを迎えてのキャンプは、
さぞ楽しい時間だったのでしょうね。
しかも、ossunさんとは・・・気合いの入り方が伝わりましたよ
私もかなり参考にさせていただきましたが、文面からさっすると老紳士キャンパーなのかな?なんてかってに想像してましたよ
トルテュ+タトンカのチーカマ?いんじゃないっすか?
この場合はタトンカ単体よりも、実質的な有効面積をかせげるんで雨なら尚更の相性だったと思います。
それでも、雨予報にもかかわらずにトルテュ選択はお疲れ様でした。
しかし、最後の乾燥撤収間近の雨降りは、あるある過ぎて笑わせていただきましたよww

chaichai
2020年07月09日 18:58
chaiさん

こんにちは!
やっぱ初めての方とと言うのは楽しいものですね!
それが目上の大ベテランの方ですので散々予習したものです笑
当のossunさんは超絶謙虚な方で温和な感じですし
とても自然に昔からの仲のようなそんな雰囲気になりました^^
SPのチーカマスタイル…そもそもトルテュ+タープという
組み合わせが初めての事でしたのでレクタなら
前じゃなくて横だろうとやってみたわけですがこれは
超便利な張り方に思います^^
特に雨降りだとその強さでツールームでも窓を閉めなければならない
シチュエーションがありますが…ずっと開けていられると言うのが
閉塞感がなくて最高でした^^
撤収…ossunさんが撤収した後も数時間乾燥のために
ぶらぶらしてよーしボチボチやるかなんて感じでスカートの
水滴を吹いてましたら瞬く間にザーザー降り
さらに1時間無駄にした次第です笑

劇団にひき劇団にひき
2020年07月10日 11:42
すごい、トルテュの張り具合!もう、ピシー、敬礼!って感じですね。
MSRのZINGですね?これかっこいいですよね、私も鹿番店で張ってあるこれを見てひとめぼれでした。
芝生も綺麗。濃ーい時間が見えるようです。気合の入った奥様の料理みたかったー!
鬼平
2020年07月10日 12:20
鬼平さん

こんにちは!
うちのトルテュライトフレーム曲がりっぱなしなので
結構綺麗に張るのは神経使うんです笑
お褒めに預かり光栄です^^
ossunさんのタープはZINGのさらに一回り小さいやつで
名前伺ったのですが忘れちゃいました汗
いずれにせよ貴重な代物ですね^^
料理ほとんどコースかってくらい準備してたようですが
K国系のサムギョプサル→チーズタッカルビ→カルビクッパ
そんな感じでした^^

劇団にひき劇団にひき
2020年07月10日 13:54
鬼平さん

タープvista wingでした!

劇団にひき劇団にひき
2020年07月10日 13:57
こんばんは〜
劇団さんに、これほどお褒めにあずかるとは気恥ずかしく、身に余っています。キャンプスキルは劇団さんの方が高いですよ。

このたびは、ご一緒できて大変楽しく充実した時間を過ごせました。初対面とは思えないほど話しが弾んで、現役引退後まれに無い楽し時間でした。

直接オフラインでお話しすることで、一気に距離感が縮まりましたから、今後ともお気軽にお声がけくださいね。

今度はkimu timuさんと3組みでグルキャンしたいですね!

ossunossun
2020年07月11日 21:19
にひきさん、こんばんは。
最近文字が大きくなって助かります(笑


ossunさんとのコラボ記事を読みながら、その様子が目に浮かぶようで楽しませていただきました。
美味しいお酒と奥様の手料理は素直に羨ましいと思いましたね、率直な思いです。
結果的なスタイルの違いはあまり気にすることではないと今回感じたのでした。
もしどこかでお会いするがあったらよろしくです。
凍人(旧ジープ)
2020年07月12日 00:20
ossunさん

こんばんは!
いえいえこの度はお陰様で本当にいいキャンプでした^^
話弾みましたねーというかずっと我が家が
喋ってた感もありまして…少し反省しておりました汗
我が家はお休みが一般の皆様とは1日ズレてますので
ちょいちょいお声がけさせて頂ければ幸いです^^
今ではすっかりレアキャラとなった笑
kimu君もそのうち参加してくれると思いますので
次回もまたよろしくお願いいたします!

劇団にひき劇団にひき
2020年07月12日 00:40
凍人さんこんばんは!
コメントありがとうございます^^

ossunさんとのコラボキャンプ 色々な刺激もあり 人生感やキャンプスタイルも含め
思った通り尊敬出来る素晴らしい先輩でした!
凍人さんは昔からお会いしたいと思っている大先輩ですし 恩人でもありますので
ご連絡先さえ分かれば 明日にでもお誘い
したいくらいです^^
我が家は日曜日しか出撃できませんが ご都合が宜しい時にでも ご連絡頂ければ這ってでも参りますので 笑
何卒 オーナーメールにて
ご連絡下さいますようお願い致します。
劇団にひき劇団にひき
2020年07月12日 00:50
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