それは数日前のメールから始まった。
石巻在住のkimu工房のkimutimu39君からの週末豪雪キャンプのお誘いでした(;´･ω･｀)






以下kimu君からのお誘いメール
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こんにちは(^-^)
天気予報を信じて明日、とことん山に行ってみたいと思います。
明日は、午後6:00雪マークでそれ以外は、曇り。
土曜日は、高気圧が覆う予報なので曇りメイン。
日曜日は、曇り後雪予報ですが撤収日なのでそこそこ大丈夫ではないかと思ってます。
どうでしょうか？
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皆さん！どうですか？
こんな行くことを前提とする完璧なお誘いメールを貰って
【行かない】なんて口が裂けても言えないですよね。


とりあえず・・・冷え性へなちょこキャンパーの私はちょっとだけ抵抗を試みる笑


「二日間ないと厳しいなぁ(´･ω･`)」
※注※劇団家の荷物は半端ない為、１日のみのキャンプは基本避けている


『荷物運びも設営も手伝いますよ！』←さすが！若いkimu君は気合が違う。
ここまで言われたら劇団家も老体にムチを打って豪雪キャンプ参加せざるをえない笑


kimu君は見た目が3〇歳だけど23歳の男の子だし・・・
ここは保護者になったつもりで頑張りますか(｀・ω・´)ｷﾘｯ！


金曜日、親戚の不幸があったため、会社を早退し親戚経由で現地へ向かう。






今回のキャンプ地は秋田県湯沢市【とことん山キャンプ場】
とことん山キャンプ場URL

大人1名一泊820円　小人1名一泊410円　AC電源はないしトイレは和式だけど
なんと！温泉が24h入り放題で(清掃時間を除く)しかも無料で何度でも←ここ重要笑
ゲレンデは　すぐ隣にあるというスキーヤーにとっては天国みたいなキャンプ場。
温泉大好きな私にとっても天国ヾ(o´∀｀o)ﾉ


気分は
【私をスキーに連れてって(1987年公開)】



頭の中では松任谷由実のサーフ天国、スキー天国が流れる♪

宮城の雪はそれほど積もってもいないので旦那さんは
信号無視さえしないが平均速度　？0 km　で進行。





先に先発隊で行っているkimu君を待たせまいと必死！！





湯沢市に入ると雪はすごーく積もっていて綺麗に除雪もされているものの
雪の圧迫感が半端ないΣ(´□｀ﾉ)ﾉおぉ!!






雪下ろし大変そうだなぁ～なんて呑気にしていたが・・・。
まさか・・・その苦労を味わうことになるとは・・・・(ノД`)ﾄﾎﾎ･･。


向かう途中　kimu君から電話が入る。
『今　階段作ってました～！！』
ん？階段？(。´･ω･)ん？？頭の中が疑問符でいっぱいになりながらも
16:00 とことん山キャンプ場到着。





あまりの雪の量に絶句しながら　受付でソリを借りてテントのみ運ぶ。
坂がめっちゃキツイ (ﾟ´Д｀ﾟ;) ！！
息をみだしながらもkimu君の元へ。

温泉棟までの道のりは除雪されていて少しは歩きやすかったが
雪は旦那さんの背丈を軽く超えていて　またビックリ！
その　軽く2mはある雪の上にテントを設営するものだから
階段が必要になる！

なるほど～！そうゆうことか・・・。
妙に納得しながらもテントの設営場所をハアハア言いながら踏み固める。

雪が降っていて後から後から降って積もる。
kimu君の懸命な助力もあり　なんとかテントの設営完了。
その頃には　私も旦那さんも体力が残りわずか。

ドラクエでいうところの表示が赤くなっている状態。


引用すみません


そんな状態でもやらなきゃならないことがある。
駐車場からテントへの過酷な荷物運び。
距離にしてどのくらいあるだろう・・・。
200m～300mくらいでしょうか・・・。

今回は荷物軽減の為、お座敷スタイルは止めて20％程荷物は減らしたはずだったが
かなりの距離を大量の荷物をソリに乗せて運ぶ。

頭の中では　ユーミンは既にどこかへ行き
今度のテーマ曲は巨人の星だ。






途中　何度も立ち止まり　息を整え　星一徹の怒鳴り声の妄想を聞きながら
４度往復をして　やっと荷物運びの罰ゲームは完了。



こんな写真しかなくて・・・


時間は20：00を過ぎていた。
一息ついてビールを飲みながら　いつもの様に　ご飯の仕込みを始めようと
お水を汲みに温泉棟へ。
そこから水が汲めるとのことでしたのでジャグを持って汲みに行きます。

温泉上がりの女性が一人。
私を見るなり『スキーヤーさんですか？キャンパーさんですか？』と
かなりフレンドリーに話しかけられました(*´▽｀*)
初めてのとことん山であること　夫婦と友人一人の3人で来たこと　宮城県から来たことを話して
こんなフレンドリーな方が集うとことん山がちょっぴり好きになりました♡

サイトに戻り　今夜は寒さを見込んで　豚肉とキャベツの塩バター鍋。
ニンニクとバターがたっぷり入っているので温まります。
仕込みを終えて鍋をアルパカにかけて　
雪ですっかり濡れた服を着替えて冷えた身体を温めようと3人でお風呂へ。
もちろんビール持参で笑






ここのお風呂は　シャワー室に洗い場2つ　露天風呂に3つ(シャワーなし)があり
シャワー室で身体を洗って露天風呂に入る。






階段状に作られた３段式の露天風呂。
雪を見ながらビールを飲んで気分は最高ヾ(*≧∀≦*)ﾉ




隣の男風呂からkimu君と旦那さんの楽しげな声がする。
冷たい風に吹かれながら雪見酒
本当に心地いい。。。。

やっぱ　天国だぁ～♡

すっかり気持ちよく酔ってお風呂から上がり
ドライヤーで髪を乾かす。
※朝　管理に電話をしてドライヤーの有無を確認。設置してないが電源はあるので持参して使ってくださいとの事。

男性陣はまだ上がっていないようだ。
サイトへ戻り　鍋の仕上げをする。
仙台ねぎのごま油和えを作って　二人を待つ。

私がお風呂から上がって30分。。。。。。
まだ　来ない。。。。。。。

ふと携帯に目をやると
岩手の弾丸キャンパー*yaeさんからLINEが来ていて二人の長風呂を報告。

すると・・・
*yaeさんは相棒の杉下右京さん並みの推理力を発揮し



二人は怪しいとにらんだようだ笑

二人が帰ってきたのは私がお風呂から上ってから50分・・・。
日本酒でペロンペロンになって戻ってきた。
せっかくの塩バター鍋のキャベツは既にクタクタだったが(ﾉω･､)

再度　乾杯。






クタクタになった鍋を3人で食べて適度に酔って
(旦那さんはロレツまわってません笑)
体力も売り切れの為　明日に備え寝ることにしました。
kimu君はお手製のロケットストーブ完備の幕へ帰っていきました。

『おやすみ～。』

そう言って湯たんぽを入れてカイロを貼って寝ようとしたものの
お尻がすっかり冷えたので寝る前に　もう一度お風呂へ入り　
ヌクヌク状態でシェラフに入り寝ました。






雪がテントを囲むように積もっているせいか暖かいし
疲れのせいか朝までグッスリ。

ただ・・・インナーテントの下が斜めで寝心地は悪かったけどね笑

続く




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