キャンプ感を変えるお買い物

2021年11月23日

今月に入りコロナ禍始まって以来

減り続けていた来客が

まるで嘘のように戻りつつある。

そうは言っても八割回復といった状況で

まだまだ全盛期には及んでいないのだが

新規のご来店は後をたたず

希望のある状況であるのは間違いない。

ありがたい限りではあるが

キャンプ感を変えるお買い物

先週末は特に全盛期と変わらぬ活況を

取り戻し、夫婦二人体力的には

ボロボロの状態…

久々にキャンプ出撃も見合わせる事に。

そうなると…11月は私達二人の誕生月

キャンプ感を変えるお買い物

自宅薪ストーブに火入れして

ぬくぬくと過ごそうとそんな

じじぃばばぁな一日

お互いの誕プレ話に花が咲く。

そんな誕プレのお話

キャンプ感を変えるお買い物

キャンプブームと呼ばれて何年経っただろう

私が当ブログを開設した2015年当時

既にブームは始まっていて

そりゃ物凄い量の情報がこのナチュログには

溢れていたように思うし

ブロガーとしては第四世代と言われたもの。

今よりもその内容は濃く、未知の領域に

チャレンジする先輩方が沢山いて

実に面白く参考になったもの。

そういう意味で言うとここ数年は

ブームが頂点にある一方でブログという

媒体はその存在感を大きく失ったように

見える反面、セルフホストタイプの

プラットフォームを駆使して商業的な

内容の物が目立ってきたように思う。

無論、そういう事は若い人に任せて

首を突っ込む必要はないというスタンスだ。

キャンプ感を変えるお買い物

キャンプ全体を見回すと

他業種の参入が目覚ましく

こぞってキャンプ用品の企画販売に

乗り出しているのが見て取れた昨今だが

物は溢れると淘汰されるのが常であり

10年後に新たなテントやギアが今のように

増えているとは思えないけれど

光るメーカーも存在するがそこにはなかなかたどり着くのが難しい。

無論ここ数年、選択肢が増え続けた事については

良くも悪くも考えるところがあった。

キャンプ感を変えるお買い物

加えてここ数年、各種ネットメディアに於いて

様々なキャンパーを取り上げ

これがキャンプだと言わんばかりの

カリスマ達を醸造してきたけれど…

私の目には、憧れの対象になる事はなかった

むしろ、競争を促されているようで

ある意味トレンドから目を

背けてきた実情がある。

キャンプ感を変えるお買い物

例えば、TVを観ると太ると言われるのが

その顕著な例で

広告主体のメディアというのは

人の欲望に火をつけ消費を促す事を

主たる目的としているため

無闇に射幸心や自己顕示欲を煽られ

散財を繰り返す事になる。

結果としてその散財の意味を確認するかのように

ネットで公開、果ては承認欲求に固執してゆく人を

増やしているかのようにも見えなくない。

つまり広告を広告と捉えることができず

耳寄りな情報として流すメディアの策略に

まんまと踊らされてしまっているわけだ。

ブログ開設当時のトレンドといえば

ベストセラー『嫌われる勇気』に代表される

アドラー心理学が思い浮かぶが

その内容とは正反対にInstagramの台頭も相まって

それに囚われてしまった人を数多

生み出したと言われている。

キャンプ感を変えるお買い物

その点で言うと当ナチュログ内に於いては

純粋にキャンプを楽しむ人達の

良き社交場となっているのは嬉しいところ。

私達はと言えば、無駄なレースに

参戦する意味を感じず意欲も勿論なく

新製品に飛びつき消費行動の虜となってしまう

そんな世界から離脱し物より経験を大事に

我が道を行くという選択をしてきた。

キャンプ感を変えるお買い物

そういう意味では独自目線でキャンプを

構築してきた自負もあるのだが

キャンプは楽しめる事が最も重要で

道具は自慢するために揃えるのものではなく

それがあったら何ができるか？

どう楽しくなるのか？

キャンプ感を変えるお買い物

そのような事をテーマとするのが健全と思う。

ただ、そんな事をしていると難解な事実に直面する。

それは欲しい物が世の中に現れないという事。

これには結構悩まされたもので

まだ見ぬテントギアを求めネットを駆使して

世界を見るわけだからキリがない。

欲しい物があるわけでもないのに

いつだって『真新しい何か』

11月の夫婦二人のお祝いの品を

既存メディアから探す事が億劫になってしまった。

そんなある日、思いもかけない出会いに遭遇する。

二人共通の欲しいものがついに現れたのである。

MT.SUMI

これがそのメーカーの名称だ。

発売時より話題となった三面ガラス窓付きの薪ストーブ

大いに心を動かされたもの。