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今日もどこかで野遊びを…

とある夫婦の野遊びの記憶です

キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい

   

今年の梅雨は本当によく降った。

昨年が全く降らない空梅雨だっただけに

普通の梅雨が余計に不快に感じていただけなのだが

予報では毎度毎度の雨キャンプにうんざり気味の出撃前である。

雨キャンプというとテント選びが難しいのが我が家。

俗に言う雨幕はバリエーションが少ないため

毎回同じ幕になりがちだから



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



テント泊というのは不思議なもので

例えば同じキャンプ場の同じ場所に設営するにしても

幕が変わるだけで全く違うキャンプになったりするもの

特に昨年は何度も足を運ぶキャンプ場には

幕を変えて出撃する事で気持ちとキャンプを変えてきた。

もちろんそれは大成功で、都度都度新鮮で

楽しい時間となるわけなのだが

幕にもそれそれ得手不得手というのがあり

天気、気温、風、場所、そしてキャンプアクトにより

毎度プライオリティは上下動ー変わるものでもあり

この出撃前の幕選びという作業が

楽しくもあり面倒でもあるのが実情だったりする。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



この日は完全に雨予報であったのだが

妻の希望はトルテュ一択という珍しいものだった。

ジメジメしたこの時期ー雨幕の条件と言えば

設営が楽でなるべく小さいもの

つまりカビなどの脅威を下げ

メンテナンスが楽な幕となるのがデフォルトだとすると

設営にある程度の腕力とコツが必要で

デカすぎて撤収や乾燥などのメンテナンスが大変

かつ、ポール本数が多く雨天設営撤収は目も当てられないため

トルテュという選択はなかなか出てくるものではなかった。

これ一択だった時以来かも知れない。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



ただ、考えてみればオールインワンのツールームは

風さえなければある意味、完全無欠の幕でもある。

オープンタープをテントと別に張る必要がなく

蚊帳の中で虫の脅威に怯えず過ごせるメリットは大きい。

設営の手間で言えば、テント+タープと変わらないどころか

タープがない分、ガイロープが少ないという時短メリットもある。

ポールが長く多いため設営はある程度の複雑さがあるが

当時はエントリーツールームだったのだ。

まぁいずれにせよ気分の変化が一番重要で

脱マンネリ化というのが私にとっては優先順位の上位でもあった。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



現地に到着すると…ナナカマドが実を付け始めていた。

一部は紅葉が始まっている。

秋には真っ赤になり今年も目を楽しませてくれるだろう。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



そんな日山キャンプ場

このところは雨続きでキャンプ客はひと頃に比べれば

かなり少なくなっていたようだが

相変わらずの高密度を誇る極上芝は青々と色付き

天然の肉厚の絨毯はマットなしでも

気持ちよく眠れそうな最高の状態だった。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



心配していた雨はというと…

ホツホツと1mmにも満たない断続的な雨で

晴れ女の神通力は三たび発揮されようとしていた。

次第に外は明るくなっていき

暴力的とも言える熱波が幕に直接降り注がんとしていた。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



「きたよ!きた〜!」

妻はまるで自分の手柄かのように

この束の間の青空を歓迎している。

そもそも妻がこの日、何故にトルテュを熱望したのかは

ここで私は理解する事となった。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



この日デビューとなる

SNOW PEAK HOME & CAMPバーナー

色はカーキ

私は単純に我が家のギアやテントに

馴染む色という解釈で選択したのだが

妻は完全一致のトルテュライトとのコラボを

画策していたわけである。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



雨の心配がなくなりトルテュライトは

窓を全開

オープンタープほどではないにせよ

この開放感はなかなかのもので

こんなキャンプもたまには良いものだと

ジョニ赤ソーダ割りからスタートさせた。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



一品目となる鰹のたたきを

カルパッチョ風のソースで堪能すると



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



HOME & CAMPバーナーだけを使い

アテが量産されて行く。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい

キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



今年も暑い夏がやって来た。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



このキャンプは数週間後に迫った

8月の北海道キャンプ旅の

おさらいミーティングがメイン。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



出来ることなら人が行かないような

僻地を目指し新たな情報を発掘したい私と

メジャーどこの制覇を目論む妻とのせめぎ合いは

妻に軍配ー限られた日数と時間を無駄にせず

北海道を満喫しようと思えば

移動距離は短ければ短い方が良いというのが結論だった。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



欲を出して全てを観ようと思えば

移動だけで1日が潰れてしまうのが北海道

大学生の長い長い夏休みで思い知った教訓を

約30年の時を経た今いかすことになろうとは

思いもしなかったけれど。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



あの頃は、友人と二人車中泊の旅

道東に住む義兄を訪ねる事をメインに旅程を組んだ

大らかだったあの時代はたまたま見つけた公園を

一夜の拠点にしたり闇雲に知床や網走を目指してみたり

100%の行き当たりばったり

それだけで楽しかったのは年齢のせいでもある。

無論、新たな営地を目指すときめきは

キャンプ旅の醍醐味でもあり

旅慣れた今ならばあの時の数倍の喜びを

道北だけで醸造できるはず。



キャンプ旅の目論見醍醐味をおさらい



冒頭にキャンプはテントを変えるだけで

全てが変わり新鮮なものになると述べたが

場所が変わる喜びはその数倍だと思っている。

まだ見ぬ景色を求め年甲斐もなく胸を躍らせる。


それがキャンプ




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この記事へのコメント
ども!
新たな営地での新たな出会いに気持ちは高ぶり。
通い慣れた営地での落ち着きに、新たな遊びを加えたり。
日常の準備時からその楽しみは始まっていますね。
際限なく想像を楽しめる時間の長さ。
それが、キャンプ。

一輪駆動一輪駆動
2019年08月04日 08:42
一輪駆動さん

おはようございます!
新たな営地はなんといっても北海道ですので
期待は途轍もない大きなもの
妻に至っては楽しみ過ぎてここ一週間
睡眠不足が続いているようです笑
おっしゃる通り準備も入念で準備品と出撃までの
行程表まで作る始末…笑
妻の期待が伺えます!
もちろん私も色々と想像を巡らせておりまして
こんな時間もいいもんですね!

劇団にひき劇団にひき
2019年08月04日 11:11
劇団家、珍しいスノピ祭り?
相変わらず奥様のお料理の美味しそううなこと。
食の宝庫北海道でも発揮されるのでしょう。
羊蹄山の見えるところ?支笏湖のまわりも幻想的ですね。
私は蔵王辺りに出撃予定。劇団家も通われるあそこへ。
是非、アドバイスなど頂けると嬉しいです。
鬼平
2019年08月04日 17:11
鬼平さん

こんばんは!
明らかに違和感のある構図ですね我が家のスノピ祭 笑
北海道は親戚がいるのでこれまでも足を運んでいるのですが
レジャー目的は学生の頃以来となりまして楽しみで仕方ないです^^
ニセコや支笏湖一応日程には入れてますが天気次第で
行き先はちょいちょい変わる可能性ありです^^
お盆は蔵王との事、とっても良い選択だと思います!
昼夜の寒暖差が驚くほど激しいので最低気温15℃くらいの
装備を準備しておくと安心です^^
第一サイトは混むと思いますが奥は蛍が
観れると思いますよ!
あと湧き水が第一サイトから脇に入ったところにあります^^
分からなかったら管理人さんに聴いてください!

劇団にひき劇団にひき
2019年08月05日 00:54
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