土日は凄まじい風の一日だった。

目的地としていたフォレストパークあだたらを

インスタで検索すると皆一様に強風の記事

リアルタイムの情報を頼りにテントの選択をし

装備を整える。







天気図を見ると東の沿岸へ低気圧が

まもなく抜けるというタイミング

午後〜夕方には強風が終息するであろう

そんな希望的観測をもとに自宅を出発した。

現地までは途中途中道端に

木の枝が落ちており

まるで嵐の後の様なエリアも見受けられた。







到着は午後二時を回った頃。

あだたらにはまだ風が残っており

断続的に爆音を轟かせ大風が設営の邪魔をする。

比較的大きく幕体の重いマルシャルではあるが

立ち上げの際、強風に煽られると

鉄骨の変形もあり得るので

フライを被せ位置決めをした時点で

先ずは風上をガイロープを緩めにペグダウンし

下部スカート下側もペグダウンし幕の内側への

風の流入をシャットアウトした後

フレームの立ち上げを行った。







もちろん不用意なトラブルも起こらずスムーズ。

大型の幕、例えばツールームテントの立ち上げ時などにも

応用できるし風の時のタープ設営でも同様に

四隅をペグダウン後にポールを差し込むという応用ができる。

春先の強風に備え覚えておきたい設営テクニックの一つ。







予測が当たり15時過ぎには風も止んできたため

タープレスのテント前にリビングを作り乾杯とした。







今回のMENUはいつものBBQに加え

銀タラの煮付けときりたんぽ鍋

ただ、大量の肉を前に

そこまでたどり着けるか否かが焦点 笑







肉を焼き始めては見たものの

低温のせいでガス缶の気化がイマイチ

これでは美味いものも美味くなくなってしまう。







結局、10分程で幕の中に避難する事となった。

でも大丈夫。

マルシャルの大きな窓はまるで映画館のスクリーンの様で

外の景色を楽しみながらの幕内BBQが嬉しい。







「マルシャルで正解だったねー」

妻がしみじみ言うのを聞いて

「うん、良かった」と頷く私だった。

フルコットンマルシャルの唯一気になるところは

日中でも寝室側が暗いところ

早々とプレッシャーランタンに火入れをする事とした。







風の止んだあだたらフォレストパーク

子供達の無邪気な声が響き渡り

「春休み期間」である事を知った。

こんな季節の感じ方も悪くない


それがキャンプ





にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております！