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今日もどこかで野遊びを…

とある夫婦の野遊びの記憶です

二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ

   

お盆キャンプ最終日、私達はブナの美しい真湯野営場にいた。

帰りの道中、妻と話したのはこんな会話だった。

「久々来ても良いところは良いの見本だよな」

「そういえばこの辺散々来てたけどここ二年ご無沙汰だったよね」

「吹上とか混んでなければ今年は行ってみようか」

「ブログスタートして一年目の頃はホームなんて言ってたしね」





二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



そう、新規開拓の「発見」が楽し過ぎて

とんとご無沙汰して早二年

肝腎要のキャンプ場を選択肢から二年も外して

しまっていた事に気付いたわけだ。



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



ここは宮城県で最も有名で最も広く最も清々しいキャンプ場


吹上高原キャンプ場


ブログを始める以前の三年前は

夫婦二人は年二十泊以上をここで過ごしていた。



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



当時から、吹上高原キャンプ場受付け裏手の

白樺サイトと私達が呼んでいるこの場所は

眩しいくらいにお洒落で素敵な

「 GO OUT みたいな人達」専用の場所

そんな印象があって、眺める事はあっても

この中央に幕を張ろうなんて大それた事をする選択肢すら

私達夫婦は持ちあわせてはいなかった。



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



そんな白樺サイトが、日曜の混雑を避け

午後入りしたその時、ポカンというかガラガラというか

そもそもエリアに人の影がなかったのだった。

10月第1週というキャンプ好適日と言えど

東北一混雑するキャンプ場をもってして誘客に苦戦しているのか

それとも既にしてシーズンは終盤に差し掛かってしまっているのか

当時、日曜の撤収後、ガラ空きになったこの場所を眺め

「次は勇気だしてここに張ってみような」

そんな約束を妻と何度もしたのを思い出したら

居ても立っても居られなくなり3TCを広げた。



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



そして気付いてしまった。

「日曜の撤収後って今この時じゃん 笑」

そう私達が通っていた頃は、いつも金曜の受付け終了後の

夕刻入りをし、朝になり前泊分を含めて受付け支払いを行い

「正直者は得をする」なんて管理人さんに言われ

その大らかさが心地よかった…そのキャンプを終え

眺めた日曜午後のこの場所はいつだってガラ空きだった。



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



つまり先客が居たからこそ、ここはガラ空きになるという

一つの当たり前の方程式のようなもの

そうか…人と違う日程で動く事ってメリット一杯だわ

何度も薄々感じてきた事を改めて思い直して見たら

行き着いた答えはものの見方、考え方次第で

楽しくもなるし、幸福感も味わえる

そんな当たり前のメソッドだった。



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



低地の代表的な樹木である松と

高地でしか生きることのできない白樺が織りなす

不思議のカオス



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



様々な樹木の混在がこの吹上高原キャンプ場の

魅力的な顔だったりする



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



桜もあり



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



紅葉もあり楓もあり白樺がある



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



キャンプ場は何一つ変わらないのだが

何もかもが美しく見え

何度も何度も足を運びあらゆる季節の

良し悪しを経験したキャンプ場なのに

それはそれは美しく新鮮な景色に見えた。



二年の歳月が教えてくれた吹上高原キャンプ場の本当のところ



二年の月日はこのキャンプ場を変えてしまったりはしなかった。

ただ、私達の感受性が磨かれた事を教えてくれている。

いいや、それはもしかすると増えた知識によるものか

何れにせよどうやら

二年前と比べ色んなものを理解し見えるようになった

というコトなのかも知れない。




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この記事へのコメント
こんばんは~
吹上高原 私も20年以上前にファミキャンしていたときは,ここをホームグランドにしようと家族に言っていたことを思い出しました 懐かしいですね・・・

しかし劇団さんが撮ると見慣れたはずの吹上高原も なんだかすごくオシャレで北欧の高原のように見えますね~♪

ossunossun
2017年10月03日 18:58
こんばんは~。

吹上一回は行ってみたい所です。

白樺と松があるって不思議です。
気候なんでしょうか?

こんな所が近くにあったらなぁ…。
やっぱり道志では満足いかないと思います(笑)

ひなこ (noelhina)ひなこ (noelhina)
2017年10月03日 22:22
ossunさん

こんばんは!
20年前の吹上高原、さぞかし初々しかったでしょうね^^
三年前はほんとココばっかり来てまして私達にとっては
キャンプのイロハを沢山学んだキャンプ場でもありました^^
あの白樺のド真ん中に張ったのはこれが初めてで
しかも松で区切られたあのエリア一帯は全組撤収となり
完全貸切り状態という贅沢極まりないキャンプになりました^^
閑散とした吹上高原はこの時期の日曜ならではなのでしょうね!

劇団にひき劇団にひき
2017年10月03日 23:57
ひなこさん

こんばんは!
吹上高原、高速からちょっと距離がありますが
是非閑散期を狙って欲しいオススメのキャンプ場です^^
樹木はきっと植樹されたものなんだと思いますが
松と白樺のこのミスマッチというか
純和風の中の異国感とでも言いましょうか笑
様々な季節の樹木がいい感じにエリアを分けてまして
絶妙なレイアウトと開放感が素晴らしいキャンプ場です^^
山の景色もあらためていいなぁと再発見のキャンプでした!
ほとりで焚火の時にうっちーに話した記憶があるんですが
白樺って…樹皮は着火材になるんですが生えてる(生きてる)
樹皮を剥がしてしまうと再生する事は一生ないんですよね。
ここのは剥がれたのか剥がされたのか結構傷んでいる
木がありまして可哀想だなぁとちょっと思ったりしましたよ

劇団にひき劇団にひき
2017年10月04日 00:10
こんにちは。

先日はリッジテントについて色々教えていただきありがとうございました。
おかげさまでコットンテントの初デビューできました!

それにしても素敵なロケーションですね。
僕もいつか白樺に囲まれながらククサのカップでコーヒー飲みたいです!

日曜inの話、よくわかります。
先週行った道志の森でも僕たちが撤収中に来て
サクッとペストポジションに設営されてる方をみてすごく羨ましかったです。
majamojamojan
2017年10月04日 12:51
majamojamojanさん

こんにちは!
すみません↑前回ハンドルネーム間違ってました
失礼しましたm(_ _)m
先ずはコットンデビューおめでとうございます^^
補足ですが、この時期、ストーブ持参しても何回かは使わずに
持ち帰ったりしてまして微妙な時期なんですが
寒さ関連の装備はちょっと大袈裟にしておくのがポイントの一つかと思います!
ククサで白樺を前にコーヒー最高ですね^^
いつも思うんですがキャンプはロケーションを
選ぶようになると格段にレベルアップした気分になるんですよね。
そうなると幕営のポジションにしても景観、角度、レイアウト
全てが最終的な満足感に影響してくるわけで
いちいち考えたり、やり直したり妥協なくそんなことも
楽しめるキャンプ重ねて生きたいものです^^

劇団にひき劇団にひき
2017年10月04日 14:12
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