夜中、吐き気に襲われ目が覚めた。

そう言えば日中から水下痢に悩まされてもいた。

指を入れて無理に吐くまでもなくドバッとそれは噴射

三度目のマーライオンにだだならぬ体調をやっと自覚した。

病は気からが信条の私はこの自覚にいつも時間がかかる。

頭をよぎるのは日曜の出撃に立ち込める暗雲。

睡眠をとりたくても、とにかく吐き気に耐えきれず眠ることもままならなかった。

こうなると思考はどんどんネガティブに向かうのだが…

翌日の仕事を休むわけにもいかない状況があり

ダルく睡眠不足の身体に何とか頑張れと喝を入れたのが金曜日。







そんな辛い平日が終わり週末を迎えた。

今日一日で体調が戻れば、今週も無事、野に帰れるはず







そんな期待を持って土曜一日を過ごし体調の快復は証明された。

日曜 午前

すこぶる寝起きは悪かったが…出撃準備を整え

さぁ出発だ！…とイグニッションキーを回す。




キュルキュルキュルキュル



ん？



ウソ！？




今週の出撃を断念せざるを得ないインシデント







数年ぶりのバッテリー上がりだった。

12月あたりからエンジンのかかりに不安を抱えていたのだが

月末に車検を控えていたため交換を引き延ばしにしていたのだ。

今週はキャンプに行くなという思し召しと理解するほかなかった。







寒風吹き荒ぶ中、近所といっても

歩けば大した距離のあるホムセンへ行き充電器を購入した。

年老いいつどうなるか分からない147

買おう買おうと思いつつ、ついついスルーしてきていた事を思えば

ちょうどいいトリガーだったに違いない。







取り急ぎの充電







ホムセンまでの徒歩の往復の間に妻は一人で荷降ろしをしてくれていた。

出鼻をくじかれた夫婦二人は充電を待つ間に







キャンプで揚げる筈だったメヒカリを食す。

こうなると行った気になって飲むしかない

そんな時のスターティングは生グレープのソルティ







ツマミが量産されていき







辛口モスコミュールを飲んだ頃

出撃不能のショックから立ち直った。







年越しキャンプ最終日

燃料切れでもないのに消えてしまっていたカンブリアンのメンテをする。







…と言ってもこんな症状の時は

掃除するだけ







燃焼筒上部金網にたまった煤を落とす







これで治った。







こんな休日も悪くない。

体調、道具、車、色んなことの調整が必要だったと言う事。

来週はどこ行こうかなぁ〜






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