幕をネプチューンにしてから、人一人座ってちょうどのサイズの前室での晩酌がうまい。

酒の肴はランタンの輝きと温度。







英国製ランタン2台稼働でテント内は19℃…やっとこんな季節になったんだなぁ
…と振り返ってはお湯割りを口に運ぶ。

暖められたカーテンとコットンルーフが熱を帯び、外気温5～6℃の春の夜にはちょうどいい。







カーミットに座っているとちょうど頭の位置がモワッとするので
今回は小型のサーキュレーターを取り付け空気を撹拌した。

明日には仲間が到着するので、恐らくこの幕の中でのひと時は、もう訪れないものと思いながら
貸切り状態のキャンプ場の夜を妻と二人、日付が変わるまで楽しんだ。





先週の丸森からスタート…二回目の出撃となる花見キャンプに出かけた。


桜前線を追いかけるようなキャンプだが…今回は仙台から高速なしでも
約90分～100分程度の距離にある桜の名所として県内でも知られ
約2000本の桜を楽しめる山…加護坊山キャンプ場(無料)を目的地とした。





金曜の仕事を終えてからの出撃ということで、到着時既に日は暮れていた。

土日に桜祭りが催されるらしく、数店の露店が並ぶ。

人のいない時間なので…と車での搬入を許されたのは嬉しかった。

常時二泊三日の装備を抱える劇団家にとっては、上々のスタート。





起床はAM5:20 人っこ一人いないキャンプ場の朝を満喫しながら

タバコの煙を燻らせ、極上のぼっちコーヒータイム。


この時間がなにより充実感に満たされている事を知ってしまってから

平日の朝まで5時台の起床癖が体内時計に刻まれた。

トイレまでは小高い丘になっており、拠点からの距離もなかなかあって億劫なこと

この上ないのだが…誰もいないからと草木に肥料を与える気にもならず

散歩がてらトイレに向かった。




すると…








おもむろに私に近づく小動物が…








ズキュン！！！！！

ハートを射抜かれほぼ瞬殺







まとわりつき方から察するに、お腹が減って大変な事になっているようだ。







頼むついて来ないでくれ…







いつの間にか醸し出していた

猫好きオーラのなせる業か






お前住んでるじゃん！！！





お前もだよ！！！






劇団家に巣くう猫にひきとのキャンプが始まった。







その２へつづく



にほんブログ村生意気にも参加しております。
読んだよ！の意味でポチッっとしてくれると
大変嬉しいですm(_ _)m