7年通ったキャンプ地の本当のスペック本編その1
通い始めて7年になる宮城県南三陸
『神割崎キャンプ場』
初めてここを訪れた際、格安フリーサイト
第4キャンプ場に入場し三方を海に囲まれた
岬のロケーションに心を打たれてしまい
フリーサイト一択という選択を7年続けた。
一方、神割崎キャンプ場は
整備されたオートサイトの併設もあり
それが今回のお話。

フリーサイトは海沿いオートサイトは山側
ぱっと見、立地的に魅力がないと思い込み
海に近いフリーサイトばかりを狙って
足を運んできたのが私達の神割崎だった。

当時オートサイトは初心者が多いだとか
整備され過ぎていて興醒めするといった
ネガティブな思い込みも消えず
ここ神割崎のオートサイトに
興味を持つ事すらないという状態だった。
時は過ぎ、あれから毎年訪れてきた神割崎も
このところ大きく変わってきている。
と言うのも、どのキャンプ地も近年は
同様だが入場者数が軒並み増加しており
日曜INでもフリーサイトに若干の混雑があり
設営場所に困ることが増えてきて
印象としてはどちらかと言うと空いている
オートサイトへの興味が湧いていたのだった

加えてこのキャンプでは
年越しキャンプの時にひたすら苦戦し続けた
薪ストーブMt.SUMI AURAに
自宅乾燥のまともな薪を使った
燃焼実験を行うリベンジキャンプ
という位置付けもあり7年目にして初めての
オートサイト入場を果たす事となった。

初入場の率直な感想はと言うと…
灯台下暗しであり無知の知(ソクラテス)だな…と。
こんな良い所を知らなかったとはなぁ…
このところこんな事が多いのは過去に
慢心していたせい、自覚反省するに至るわけだ。

設営もほぼ完了というタイミングで
AURAの火入れをする。
さぁ薪が変わるとどうなるだろうか?
結果として…あっさりと火勢は上がった。
「薪のせいだったかぁ…汗」
実にシンプルな結果に恥ずかしさすら覚える事となった。

ただ、AURAに関しては
上手に燃焼させるにはコツのようなものが
ある印象は否めない。
例えば、バカ売れしたG–stoveや今季売れている
テンマクデザインウッドストーブサイドビューなど
一般的なキャンプ用ストーブに比べると
煙突に引き込まれるようなドラフトの強さは
あまり感じられず、炉内温度が下がり始め
薪の追加を行い温度を上げようと試みる
そのシチュエーションでもたつくケースがままあり
煙突からは煙が出続ける場合が少なくない。
例えば乾燥しきれていない同じ薪をG–stoveや
テンマクデザイン ウッドストーブサイドビューと同時に
使った場合に圧倒的に火勢が上がらないのがAURA
(こちらは実験済み)
バッフル装備がなく耐火セラミックも多かった
前シリーズLOCOMOの方がその点では
気を使わずに使えたのでは?と感じている。
肝心のコツは?と言うと…
フロントドアを完全に閉じるタイミングが重要で
背面吸気は二次燃焼用と考え
開閉ツマミが本体に引っかかっている状態で
一次エアーの供給をし続け
火勢を見るのが重要であり
立ち消え時を想定して小割の薪を
多めに準備するのもコツの一つと思う。

話題をキャンプ場に戻すとする。
綺麗に区画割りされたオートサイトは
そもそもあまり好みではないが
オートサイト(海から見て)最前列となる
今回入場した20番は別格のロケーションを
有していたのがとにかく印象的だった。

ただ、海が見えるのは隣の21番までで
入口の方のサイトは樹木が大きく視界に入り
20番ほどの開放感はない。
後ろを振り返り
階段を登った建物がサニタリー棟

神割崎管理棟と同様
キッチリとデザインされた建物は
未来的であり90年代の洗練を感じる佇まい

そこそこ急な階段を登ってゆく
冬季は凍結の対策として多目的トイレを
使用するよう案内がある。


シャワー設備も冬季は閉鎖

トイレ入口の反対側に炊事設備があり
お湯は出ない仕様。
ちなみにこの写真左奥に灰捨て場となる
一斗缶が設置されている。

炊事場からはそのまま通路へでて
階段を使わず道路を下るとこの位置。

高低差のある斜面なのでサニタリーより
上の方のサイトでも海を眺めながらの
キャンプが楽しめるがサイト自体は
規格が古く手狭である。

全体を通して樹木に囲まれたサイトが多く
海風はともかく冬場の陸風は
防げる場所が多く冬キャンプ適地としての
そもそものポテンシャルは高い印象を持った

全サイトに配置された電源は
最大1500Wまでと容量は申し分なく
今回キャンプでは石油ファンヒーター
ホットカーペット及び電気毛布の使用を行う

こむぎもこの場所の景色は
気に入ったようで

鳥の囀りを聞いては
外を楽しむ姿を見せていた。

この日のメインメニューは
薪ストーブでコトコトおでん

二つのSTAUBを使用して炊いていく
その間、いつものジョニーで乾杯を

アテは途中購入したパックのお寿司

この匂いに釣られるこむぎだが

サビ入りに気づき

何事もなかった振りをして窓辺へ
こんな事の一つ一つが
記憶に残るのが猫キャンプ

年が変わり神割崎キャンプ場の
パンフレットが刷新されたのだが
このパンフレットに私の写真が採用された。

と言っても初めての事ではなくこれまでは
神割崎の公式サイト及び公式Instagramに
写真の無償提供を行ってきていたのだが
手元に残る印刷物に採用されたのは初めて
とにかく嬉しい限り。

日が傾きかけた時間帯、幕の中が暖かいので
ウィスキーはこの辺でロックに切り替えた。
今回持参したのは高級感たっぷりの
アベラワー16年ありがたい頂き物
シェリー系のモルトはどちらかと言えば
好みではないけれどダブルマチュアード
バーボン樽+シェリー樽系は良い。

そうこうしていると
今度は外からこむぎの呼ぶ声が

お腹が空いたがこっちからは
入れないと騒いでいる笑

静かな静かな夕暮れには
微かに潮騒が耳に届いた。



こむぎの視線の先にあったのは
神割崎の海から上がった月だった。

薪ストーブでコトコト炊いた
おでんもでき上がった。

このおでんは秋口に妻が手作りした
柚子胡椒でいただく。
日本一辛いと言われる黄金唐辛子で
作ったものだから涙モンの辛さだけど
絶品の中の絶品だった。

そして、こむぎのバースデーを

2021年1月16日
純血の短足マンチカンの母と
野良ちゃんとの間に産まれたのがこむぎ

君のお陰で昨年一年が救われ
今日一日が楽しかった。

我が家に来てくれて本当にありがとう。

祝杯はアードベック

いい夜だった。

普段なら暗くなったなら
テントの外には出さないのだけれど
誕生日特別の夜

それがキャンプ
NOTES
サイト料3,000円
入村料600円/1名
電源付きオートサイト
ゴミ捨て可 ペット入場可
直火NG

にほんブログ村
皆様励ましに心から感謝しております!
『神割崎キャンプ場』
初めてここを訪れた際、格安フリーサイト
第4キャンプ場に入場し三方を海に囲まれた
岬のロケーションに心を打たれてしまい
フリーサイト一択という選択を7年続けた。
一方、神割崎キャンプ場は
整備されたオートサイトの併設もあり
それが今回のお話。

フリーサイトは海沿いオートサイトは山側
ぱっと見、立地的に魅力がないと思い込み
海に近いフリーサイトばかりを狙って
足を運んできたのが私達の神割崎だった。

当時オートサイトは初心者が多いだとか
整備され過ぎていて興醒めするといった
ネガティブな思い込みも消えず
ここ神割崎のオートサイトに
興味を持つ事すらないという状態だった。
時は過ぎ、あれから毎年訪れてきた神割崎も
このところ大きく変わってきている。
と言うのも、どのキャンプ地も近年は
同様だが入場者数が軒並み増加しており
日曜INでもフリーサイトに若干の混雑があり
設営場所に困ることが増えてきて
印象としてはどちらかと言うと空いている
オートサイトへの興味が湧いていたのだった

加えてこのキャンプでは
年越しキャンプの時にひたすら苦戦し続けた
薪ストーブMt.SUMI AURAに
自宅乾燥のまともな薪を使った
燃焼実験を行うリベンジキャンプ
という位置付けもあり7年目にして初めての
オートサイト入場を果たす事となった。

初入場の率直な感想はと言うと…
灯台下暗しであり無知の知(ソクラテス)だな…と。
こんな良い所を知らなかったとはなぁ…
このところこんな事が多いのは過去に
慢心していたせい、自覚反省するに至るわけだ。

設営もほぼ完了というタイミングで
AURAの火入れをする。
さぁ薪が変わるとどうなるだろうか?
結果として…あっさりと火勢は上がった。
「薪のせいだったかぁ…汗」
実にシンプルな結果に恥ずかしさすら覚える事となった。

ただ、AURAに関しては
上手に燃焼させるにはコツのようなものが
ある印象は否めない。
例えば、バカ売れしたG–stoveや今季売れている
テンマクデザインウッドストーブサイドビューなど
一般的なキャンプ用ストーブに比べると
煙突に引き込まれるようなドラフトの強さは
あまり感じられず、炉内温度が下がり始め
薪の追加を行い温度を上げようと試みる
そのシチュエーションでもたつくケースがままあり
煙突からは煙が出続ける場合が少なくない。
例えば乾燥しきれていない同じ薪をG–stoveや
テンマクデザイン ウッドストーブサイドビューと同時に
使った場合に圧倒的に火勢が上がらないのがAURA
(こちらは実験済み)
バッフル装備がなく耐火セラミックも多かった
前シリーズLOCOMOの方がその点では
気を使わずに使えたのでは?と感じている。
肝心のコツは?と言うと…
フロントドアを完全に閉じるタイミングが重要で
背面吸気は二次燃焼用と考え
開閉ツマミが本体に引っかかっている状態で
一次エアーの供給をし続け
火勢を見るのが重要であり
立ち消え時を想定して小割の薪を
多めに準備するのもコツの一つと思う。

話題をキャンプ場に戻すとする。
綺麗に区画割りされたオートサイトは
そもそもあまり好みではないが
オートサイト(海から見て)最前列となる
今回入場した20番は別格のロケーションを
有していたのがとにかく印象的だった。

ただ、海が見えるのは隣の21番までで
入口の方のサイトは樹木が大きく視界に入り
20番ほどの開放感はない。
後ろを振り返り
階段を登った建物がサニタリー棟

神割崎管理棟と同様
キッチリとデザインされた建物は
未来的であり90年代の洗練を感じる佇まい

そこそこ急な階段を登ってゆく
冬季は凍結の対策として多目的トイレを
使用するよう案内がある。


シャワー設備も冬季は閉鎖

トイレ入口の反対側に炊事設備があり
お湯は出ない仕様。
ちなみにこの写真左奥に灰捨て場となる
一斗缶が設置されている。

炊事場からはそのまま通路へでて
階段を使わず道路を下るとこの位置。

高低差のある斜面なのでサニタリーより
上の方のサイトでも海を眺めながらの
キャンプが楽しめるがサイト自体は
規格が古く手狭である。

全体を通して樹木に囲まれたサイトが多く
海風はともかく冬場の陸風は
防げる場所が多く冬キャンプ適地としての
そもそものポテンシャルは高い印象を持った

全サイトに配置された電源は
最大1500Wまでと容量は申し分なく
今回キャンプでは石油ファンヒーター
ホットカーペット及び電気毛布の使用を行う

こむぎもこの場所の景色は
気に入ったようで

鳥の囀りを聞いては
外を楽しむ姿を見せていた。

この日のメインメニューは
薪ストーブでコトコトおでん

二つのSTAUBを使用して炊いていく
その間、いつものジョニーで乾杯を

アテは途中購入したパックのお寿司

この匂いに釣られるこむぎだが

サビ入りに気づき

何事もなかった振りをして窓辺へ
こんな事の一つ一つが
記憶に残るのが猫キャンプ

年が変わり神割崎キャンプ場の
パンフレットが刷新されたのだが
このパンフレットに私の写真が採用された。

と言っても初めての事ではなくこれまでは
神割崎の公式サイト及び公式Instagramに
写真の無償提供を行ってきていたのだが
手元に残る印刷物に採用されたのは初めて
とにかく嬉しい限り。

日が傾きかけた時間帯、幕の中が暖かいので
ウィスキーはこの辺でロックに切り替えた。
今回持参したのは高級感たっぷりの
アベラワー16年ありがたい頂き物
シェリー系のモルトはどちらかと言えば
好みではないけれどダブルマチュアード
バーボン樽+シェリー樽系は良い。

そうこうしていると
今度は外からこむぎの呼ぶ声が

お腹が空いたがこっちからは
入れないと騒いでいる笑

静かな静かな夕暮れには
微かに潮騒が耳に届いた。



こむぎの視線の先にあったのは
神割崎の海から上がった月だった。

薪ストーブでコトコト炊いた
おでんもでき上がった。

このおでんは秋口に妻が手作りした
柚子胡椒でいただく。
日本一辛いと言われる黄金唐辛子で
作ったものだから涙モンの辛さだけど
絶品の中の絶品だった。

そして、こむぎのバースデーを

2021年1月16日
純血の短足マンチカンの母と
野良ちゃんとの間に産まれたのがこむぎ

君のお陰で昨年一年が救われ
今日一日が楽しかった。

我が家に来てくれて本当にありがとう。

祝杯はアードベック

いい夜だった。

普段なら暗くなったなら
テントの外には出さないのだけれど
誕生日特別の夜

それがキャンプ
NOTES
サイト料3,000円
入村料600円/1名
電源付きオートサイト
ゴミ捨て可 ペット入場可
直火NG
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この記事へのコメント
こんにちは。ツッコミどころが『おでんの量』しか見当たらないグッドキャンプでしたね。私も次回はオート20番に行ってみたいです。
あらためまして、こむぎ1歳おめでとう!来年はパンフレットの表紙を飾ってほしいですな。ww
あらためまして、こむぎ1歳おめでとう!来年はパンフレットの表紙を飾ってほしいですな。ww
Suikaさん
こんばんは!
おでんの量…そうなんです笑
大きい方のSTAUBで煮てたら具材が膨らんで嵩張り小さいSTAUBにも分けてたいらげるという荒技に出たキャンプでした笑
オートサイトは区画がまちまちなのですが20番だけは正に別格
そのため芝は荒れておりましたが補って余りある景色の良さが堪能できました^^
こんばんは!
おでんの量…そうなんです笑
大きい方のSTAUBで煮てたら具材が膨らんで嵩張り小さいSTAUBにも分けてたいらげるという荒技に出たキャンプでした笑
オートサイトは区画がまちまちなのですが20番だけは正に別格
そのため芝は荒れておりましたが補って余りある景色の良さが堪能できました^^
こむぎちゃん、1歳のお誕生日を素敵な場所で迎えられ、幸せですね。
おめでとうございます!
冬はやっぱり鍋料理がうれしいですね。
食べきれましたかw
おめでとうございます!
冬はやっぱり鍋料理がうれしいですね。
食べきれましたかw
どもっす、おばんです
神割崎といえば海=海側でなんぼだ!でしたが、こんなサイトがあるとは・・ まさに勉強不測でした
次回のファミでは間違いなく候補地にあがるとは思いますが、今回の記事で20番サイトの争奪が劇がしそうですな^^;
神割崎といえば海=海側でなんぼだ!でしたが、こんなサイトがあるとは・・ まさに勉強不測でした
次回のファミでは間違いなく候補地にあがるとは思いますが、今回の記事で20番サイトの争奪が劇がしそうですな^^;
ぜいぜいさん
おはようございます!
こむぎもようやく一歳嬉しい限りです^^
ありがとうございます!
我が家では昔からおでんは作りすぎる物と
決まってまして笑
それでもペロッと食べれてしまうわけですが
明朝に分けて美味しく食べました^^
柚子胡椒は手作りが本当に美味しいです!
おはようございます!
こむぎもようやく一歳嬉しい限りです^^
ありがとうございます!
我が家では昔からおでんは作りすぎる物と
決まってまして笑
それでもペロッと食べれてしまうわけですが
明朝に分けて美味しく食べました^^
柚子胡椒は手作りが本当に美味しいです!
chaiさん
おはようございます!
神割崎オートサイトは土日はそこそこ埋まるらしいですが
日曜泊はまだまだ大丈夫なのだそうでもはや最後の穴場
と言っても過言ではないかも知れませんね^^
20番はサイトも大きく人気が高いと言うのは
芝の荒れ方でよーく分かりますが今年は争奪戦
あるかも知れませんね!
おはようございます!
神割崎オートサイトは土日はそこそこ埋まるらしいですが
日曜泊はまだまだ大丈夫なのだそうでもはや最後の穴場
と言っても過言ではないかも知れませんね^^
20番はサイトも大きく人気が高いと言うのは
芝の荒れ方でよーく分かりますが今年は争奪戦
あるかも知れませんね!
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