この日、仕事を終えたのは23:20

帰宅後、荷物の積み込みを行なった。

少々休んでから夜中のドライブはスタートした。

私達夫婦にとって記念すべき1日とするために。







辿り着いた時間は午前3時前後。

場所は仙台新港高松埠頭。

このインダストリアルな夜景を見るのは何十年振りだろうか？

カーミットチェアをコンクリートの地面に起き

妻と二人、軽い夜食を摂りしばしこの夜景に見入った。







ここ数年、週末といえばキャンプだった我が家には

ある意味この景色の非日常感は高く

眠い目を擦りながらこんなのも悪くないと思ったものだった。







そのうち真っ黒だった夜空も明るくなってゆく。







無機質でありながら美しい港湾の景色に

様々な色が入ってゆくひと時。

こんな景色っも知っておいて損はないし

世の中にはこんな景色なんかより数段上の楽しみを

知っている人達が沢山いる。

この日、妻はそんな人達の仲間入りができたことに大喜びだった。

なぜなら…







鯖が五匹も釣れたから 笑







そう、この日はめでたくも夫婦二人の釣りデビュー

…と言っても、これまで経験ゼロだったわけではないが

自分の釣り道具で挑んだ初めての釣りである。

つまり、ついに釣竿を購入。

数千円のセットを手羽さんに選んでもらい


念願だった

釣り ・ か ・ ら ・ の…

キャンプ！！






これが楽しくないわけがないじゃない







手羽先系、鶏皮大嫌いの手羽さんも

美味いと言った手羽中の







絶品揚げ浸し







軽く20本はイケる病みつきキャンプ飯







そして自ら釣った鯖は竜田揚げに







久々登場のピザオーブン

こんなに年季が入ってしまっているが







性能は問題なく美味しいピザが食べたいという

手羽さんのリクエストにお応えした。









妻が絶賛したのはこの焼酎

オリさんから御提供の『一刻者 茜』

橙芋使用の芋焼酎だが、まるでオレンジピールが

効いているようなありえない香りの焼酎








私はと言えば『夏はテキーラ！』とばかりに持参した

サウザ オルニートス

この手のプレミアムとつくスピリッツ

とにかく美味い。

オルニートスに関しては角の取れたテキーラの

爽やかさにオーク樽由来の複雑さが絶妙！

夏にピッタリ







自分で釣り上げた魚をキャンプ地で調理し

その場で食し美味い酒に酔う

きっと最高だろうなぁと夢見ていた時もあった。







知識と行動と経験をベネフィットに変えてこそ

素晴らしきものとなる


それがキャンプ


ちなみに…亭主の私は釣果ゼロ！泣




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