【テント改造】カスタムで甦るビンテージMARECHAL
誰が何と言おうと冬キャンプが一番楽しい
目まぐるしく変わる天候、風
焚火の本来的な暖かさ
そして氷点下の外気温
気温差20℃を超える幕の中
その全ては非日常感に溢れている。
ある時、吹雪きの中、幕の中に
籠もらざるを得ない状況で妻が言った。
「せっかくのキャンプなのにテントの壁を
眺めるだけってなんかイマイチだよね」
全てはこの一言がスタートだった。
同じ思いを抱える冬キャンパーは多くて
その答えとしてある人は薪ストーブを
インストールし幕の中でも火を眺める事で
それを紛らわす。
恐らくそれがあの当時の王道だった。
我が家の答えは少し違った。
素直に薪ストーブに行けば良いのに
窓のあるテントを購入し冬のテント内の
閉塞感から解放されるという選択をした。
その選択が正解なのかどうか
答えなどないし出すつもりもないけれど
一つだけ事実があるとすれば
お陰でビンテージのフルコットン幕に
辿り着きキャンプが根底から変わる事に
我が家にとっては
運命的な出会いだったように思っている。
そして2017年11月
待望のビンテージとしては二幕目となる
MARECHALを入手すると
これが夫婦二人の冬テントとしては
ベストサイズである事を確信するに至る。
真冬のキャンプにおいては
小さければ小さい程、暖房効率は上がる
CABANON NEPTUNE3では
明らかにオーバースペックだった
アルパカストーブを全開よりも少し控え目に焚いて
外気氷点下で25℃という
理想のテント内温度をマーク
CABANONとの二幕使いで
冬キャンプに死角なしという状況となった。
ただ、ビンテージフルコットン二幕を
使い回すという冬の体制には相当無理があったのも事実
ビンテージ幕のフル稼働は定期的な
メンテナンスが発生するもので
骨格こそヤレが起こることはないものの
ファスナーだったりゴム部品の劣化は早期に現れた。
なぜなら我が家は月一キャンパーではなく
週一キャンパーだったから。
復活のビンテージ
その都度、キャンプ仲間であるkimu君に
修理補修を依頼していたわけだが…
杜の都キャンプ工房ホイザネスペ
今年は冬キャンプにさらなる進化をもたらす
一大決心をし、この度、結実の時を迎えた。
それは、ビンテージMARECHALのカスタマイズ
カスタム箇所としては
1) 跳ね上げ増設(ハト目、ゴムループ追加)
2) 格子窓増設(カーテンループ付き)
これに加えて補修箇所
1) 破れ補修
2) 鉄骨フレーム再溶接
3) ゴムループ追加
4) テンションコード加工
5) ファスナースライダー調整
補修のほとんどはサービスでやってくれたもの
自宅での作業は相当苦労があったと思う。
格子窓の作成は難関だったようで
そのプロセスを見る限り
何度やり直しただろう?
胸が一杯になったものだった。
長方形の窓をオファーしていたのだけれど
入口ドアと同形状でやれそうだと返答を頂き
任せてみた。
何せ…ドア正面に窓を増設する仕様だったので
同じ形にこだわりたかったとは本人談
このこだわりははもはや職人の域
最終行程は友人宅のガレージを借りての
作業だったという
そして最後の仕上げはキャンプ場内で
手縫い 笑
その甲斐あって完成した増設格子窓は
圧巻の美しさで
これがテント内かと見紛うほどだった。
ちなみにカーテン生地がまだ届かず
間に合わせでつけたカーテンは…
暖簾です 笑
でもシンプル上品で意外に悪くないなぁと
思ったりしている。
今回、MARECHALのカスタムで思ったのは
自分達が思い描いたデザインとアイデアが形になる事は
途轍もなく有意義だという事。
こうだったらいいのになぁ…と考えていた事であったし
ある意味、一つの解決策でもあったように思う。
テントも同じテントを使い続ければ飽きがくるし
目移りしてしまうものだけど
ビンテージテントは一時期よりも価格の高騰が見られ
おいそれと手を出せない代物になってきている。
そういう意味で、どう考えても大好きだった幕
MARECHALを手放すこと無く新鮮さを手にし
更なる愛着が深まったわけで
これは新幕を手にする以上の喜びに思う。
使わなければいけないのは金じゃなく
知恵とキャンプに精通した友人という事かも知れない。
そもそもテントには劣化や汚れの数だけ
楽しく眩しかった『あの日』が共に
思い出として刻まれているものだから
これだからキャンプはやめられない
最後に…
今回、某ビンテージ販売店のカスタム料金の
半分以下で仕上げてくれたのは盟友kimu君
杜の都キャンプ工房ホイザネスペ
様々なカスタムに答えてくれる頼もしい友人です。
テントカスタムをもし検討しているなら
選択肢としては既存業者にひけを取ることはありません。
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