誰も語らない良幕の条件

劇団にひき

2023年06月20日 12:19

いいキャンプ場を知ってしまうと

ついつい幕を変えてまた行きたくなるのは昔から

しかも今回はとっておきの宝物の出番





それがCABANON Neptune3

この幕を設営するのは実に三年ぶりの事。

コロナ禍が始まり人目を避けるように訪れた

誰も知らないマイナーキャンプ場での

貸切り設営が最後だった。





この地は標高1000mある風のメッカ

四月の風が猛威をふるう一日は

小川張りで低く設営したタープを引き裂き

肝心のテントはインナー後方部にポールが貫通

以来、長い休眠状態に入っていた。

そんなNeptune3

とある方のご協力をいただき

ここに完全復活(過去に何度もありました笑)





フルコットンなのに雨の日も風の日も雪の日も

そして真夏でも使い倒してきたビンテージは

余りに眩しい思い出があり過ぎて

休眠させても我が家の家宝として頭から離れる事なく

いつか再び使ってやるからと言い聞かせてきた。

実際に、久々の設営は

こんなに難しかったんだなぁと感じたのは

近年、設営の楽な幕に慣れ過ぎたせい。

フルペグダウン26本いや27本か?

実に複雑で美しく設営するのが本当に

難しいNeptuneだからこそ価値があり

キャンプの質が高くなる。





設営簡単というワードはそれを売る側が

売るために使う常套文句である事を

この幕の設営に苦労するたびに思う。

設営が難しくて何が悪い?





Neptune3のこの顔はそう言っているように思う。

もちろんひとたびキチンと張れれば

Neptuneの大きな窓は小ぶりな幕体のお陰で

より大きくしかも近くに感じるから

多少の苦労があったってNeptuneを張ろうって

思ってしまう。





シンプルだけどこれは本当に良い幕の条件

面倒だし、大変だから…そんな理由で選択肢から

外れないというこの事実が価値の一つだから。

今とにかく張りたいそれが

CABANON Neptune3



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