からの本編
そもそものきっかけは
ぬるぬるキャンプのこの記事
宮城・三陸・海キャンプの良さがストレートに伝わる素晴らしい記事です。
神割崎っていいとこだよなぁ~とストレートに思った。
三陸の海鮮というのも最高だし、こういうキャンプしばらくしてないなぁ…
そんな思いもあり、やまPさんの上記記事の後、フワッとしたプランニングを行っていた。
そして10月がやってきて、そんな事も忘れかけた頃、さて、今回はどこに行こうか?
こんなやりとりが妻とあり、キャンプ前夜の至福の時間
「営地選択」が始まった。
ギアを選んだり、幕を購入したりという物欲の着地行動も楽しい物だが…
次はどこに行って何を楽しもうか?
こんなキャンププランニングの方がワクワクと幸福感があるものだ。
そんなこんながあり、私の思考は神割崎へと着地する。
やまPさんの記事の影響もあり、妻が海辺でキャンプをしたいと常々言っていたこともあり
それより何より、考えてみれば10月半ばだよ!
神割崎は毎年2月と10月のこの時期だけは、あの裂け目から朝日が拝めるチャンス到来!
紅葉キャンプは来週でもまだ間に合う筈だ、今、行くなら神割崎をおいて他に無い。
かくして、夫婦二人は日月の出撃を決めた。
同行をしてくれたのは頼もしく優しさ満点の仲間
バファリン手羽(…最近心の中でこう呼んでいる)
手羽先氏のカフラと我が家の新幕メガホーンを挟むようにTATONKAをレイアウトした。
水平線を眼前に海鮮中心のキャンプがしたくて、近くの漁協直売所に寄ってみた…
しかし!!日曜午後二時半、ほぼお目当ては完売状態という悲劇に見舞われた。
…にしても、ムール貝に似たこのシュール貝…いやいやそれは二人の今の気分
しゅうり貝である…200円なら仕入れて行こうとオーダーすると200円/kg だった。
とんでもな量を手に入れた…
サイトには車横付けで設営が可能、その後は付近の駐車場へ車をまわすというスタイル
このスタイル、キャンプ写真に車は正直邪魔なので、好ましい。
サイトは第4サイト、小高い丘になっていて180度の水平線が広がる絶景営地だ。
日月じゃなくてもプライベート感は抜群にあり、素晴らしいなと誰もが思うそんなサイト。
目線には常に水平線があり、空と海が織りなす清々しさは三陸ならではのプレミアムプレイス。
目線に水平線が常時あるというのは…地球の大きさを感じられるという事。
例えば、通常なら立ち位置が上がれば、目線は上がり対象物は低く見えるものだが
水平線は下がって見えず、逆に目線の先に同様に見渡せるため上がって見える。
物理を考えればこの現象は、人間の背丈に対して地球というものが大きすぎる事に起因する。
中世の時代の天動説や地動説に通じるおはなしだ。
そんな思考を巡らせているうちに、早くも夕刻が訪れる。
雲のない夕暮れは淡いカラーで空の色を変えてゆき
陸に沈んでゆくサンセットクライマックスは幻想的な色合いを見せてくれた。
しゅうり貝以外にも仕入れた蒸しホヤ
しゅうり貝からは真っ白なダシとうま味がガンガン出ている
他には南三陸さんさん商店街で仕入れた生ホルモン
今回の手羽汁
メインディッシュは秋鮭のホイル焼き。
吹上黄缶会でくうママさんから頂いた燻製バターにクレイジーソルトを合わせ
パセリとシメジがアクセント
こりゃ海辺じゃなくても最高だよな~なんて気分になり
そりゃ暗くなれば、波の音が聞こえるだけで、見渡せば漆黒の闇だけなのだけれど…
やっぱキャンプは最高だ!…ってことになる
夜明け前
手羽さんは撤収を終えてスーツに着替えていた AM5:30
ここから出勤のエクストリームキャンプ
妻は起きてこないけど、神割崎を見に行こう
潮はなかなかの迫力
でも水平線の辺りはすっかり曇っていて朝日がなかなか上がらない。
手羽さん出勤間に合うかね?そんな会話が出始めた頃
うす曇りの中に
ホワッと御来光
雲が掛かっているせいで強烈な日差しが随分和らいでいる朝日。
幻想的で優しい朝日を拝めて良かった。
その日、その時、その場所でしか見れない景色を存分に楽しむ…
それがキャンプ
管理棟まで手羽さんに送ってもらい
手羽さんのいなくなったサイトで柔らかい朝日を浴びながら
焚き火に命をいれた。
やっべ!風つよ!!
それがキャンプ
三陸の魚介と目線の先にどこまでもついてくる水平線を眺めながらのキャンプ。
自然が織りなす景色景観と見事にマッチし手入れの行き届いた
神割崎第4サイトは今が旬!おすすめします!
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