おしか家族旅行村の管理人さんが教えてくれた重要なこと

劇団にひき

2023年02月10日 17:26

年越しのキャンプを終え

お世話になった管理人さん皆さんにご挨拶の時間

「次はいつ来るの?」と聞かれ

「15日にまた来ます!こむぎ誕生日なので!」

そんな会話で次回予約を入れて帰った。

天気予報すら確認せず次回予約を入れるというのは

我が家としては異例中の異例な事。

それほどにおしかでの年越しが

良かったというわけだが…





考えなければいけない事があった。

それは当日の幕をどうするか?である。

何せ一泊確定のキャンプでBAHARIというのは

少々大袈裟だし冬仕様は設営に時間もかかる。

もう少し楽な幕でのぞみたいと思うわけだ。





こうなると…せっかくの冬キャンプ

フルコットンでの出撃チャンスとなるわけだが…

管理人さん達をお招きするには少々手狭だし…

お楽しみの設営を考える時間が訪れた。

一つアイデアがあった。

ベーカーテントとマルシャルを完全に連結をすれば

マルシャルは宴席用シェルターに

ベーカーテントは寝室専用に使えるな…と

そんな目論見に胸をときめかせたはいいが

BAHARI一幕張るより大変じゃないの?妻が言う





いやいや設営を楽しめるなら頑張れるし

一つ一つは重量もないからテント+タープの設営と

さほど変わらないし…

むしろやりたかった設営だからと

目論見を形にするキャンプが始まった。





マルシャルとベーカーテントと言えば…

ベーカーテント初張りの際の組合せ

夫婦別居キャンプとして使用したわけだが

あの時はタープとしての連結という試み





今回は完全なドッキングで

ツールームを実現する。

これは初張りの時からの構想の一つで

マルシャルのカスタム化で跳ね上げのドアが

あるからこそ実現可能なドッキングであり

様々な恩恵を生むことに…。





寝室スペースが拡張される分

マルシャルをリビングシェルターとして

使えるというそもそもの目的はもちろんのこと





天井生地が経年劣化で薄くなり

雨漏りのリスクを抱える我が家のマルシャルが

強力な耐水性を持つベンタイル生地で

完全に守られるという福利効果がそれ。





手触りの良い新しい屋根にだいずも

ご満悦だった。





実際、幕の中は有効面積が劇的に広がり

大人四人が余裕を持って過ごせる空間となったのは

当初の予定通り

マルシャルは半土間仕様とし

管理人さんお二人は靴のまま

出入りができるようにという配慮





隙間なく連結された寝室部分も

非常に快適で、モスキートネットのみの

ベーカーテントのドアは熱を伝え

デメリットにはならなかった。





曇り空のせいで気温は年越しの時よりも低いが

風の影響が少ないのが中段のサイト10番のメリット





残り僅かとなった大好きなレダイグ10年の

ハイボールで乾杯とした。





アテは定義山の三角油揚げ





大きな三角を一口サイズの三角に切りわけるのが

おすすめの食べ方だと今回初めて知った。





大きいままかぶりつくより食感も良く確かに美味い





猫連れを珍しく思ったのか

上段電源サイトのご家族がご挨拶に来てくれた…

と思ったらなんと同じ南相馬の人だった





年越しで薪ストーブの入ったBAHARIが

暖か過ぎたせいかアルパカ一つのマルシャル内は

ドアを開けた状態だと熱量が足らず肌寒い





まだ暗くなる前だがドアは閉めて

テントの中で管理人さんの仕事終わりを待つ事に





散策が不十分だったのかこむぎは

テントから顔だけ出してニャルソック





暗くなってくるとテント内の暖かさからか

二匹とも寝る体制となっていた。





こんな事の一つ一つが癒しになる猫キャンプ

ようやく管理人さん達がやってきた。





今が旬の鱈の絶品白子に





鮮度最高の鮑の刺身を管理人さんより

ご提供いただき





我が家は魚ではかなわないからと

肉でおもてなし

年に何度も口にしないグルメキャンプとなったのは

いうまでもない。





人が増えると幕の中は寒さを感じることはなく

ドア上部は開けっ放しで快適な状態





連結したベーカーテントの後方窓には

暖かなテント内が映っていた。





鱈のアクアパッツァで今宵をしめた。





冬のキャンプは酒も食事もとにかく

美味しく感じるものだが

若い頃は好きな物、好きな酒ばかり

執着して食べていた飲んでいた記憶がある。





今思えば物を知らなかったという事なのだけど

例えば気に入ったウィスキーがあったなら

それがさも格好良いと言わんが如く

俺はジャックダニエルしか飲まないだとか

妙なこだわりに固執したりする。





中には生涯それだけを楽しみにする人もいるし

そんな人にかぎって山崎を知ると

今度はそれが最高だと思い込む。

探究心や新たな発見を捨てている事にも気づかずに。





なんと勿体無い事かと私は思う。

スコッチを知れば明らかにバーボンだけの

人生より面白いし、日本酒だってそう。





定番じゃないものの中にも沢山の本物が隠れている

おしか家族旅行村の管理人Hさんには

同じ時間を過ごす事でその重要な事を

学ばせて頂いたと感謝している。

十四代や出羽桜の様な高級、定番じゃない

聞いたこともなかった一本の酒

その旨味は感動そのものだったというわけだ。





キャンプにおいてもきっとそういう事が沢山ある

だから数をこなす事には価値があると思っている。

発見や気づきが学びに変わる瞬間は常に尊い


それがキャンプ



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