これに気づかなかったのは損だったかも!

劇団にひき

2022年12月07日 11:48

幕はピシっと張れると気持ちがいい。

特にBAHARIは綺麗に張らなくちゃと

毎回考えながら気をつけて設営をする。

何せ本年7月公開の映画ゆるキャン△では

我が家と同じ赤BAHARIが使われていて

以来、BAHARIへの愛着再燃となった。

長期泊の好適幕として二泊以上ならBAHARI

これが定番なのは言うまでもなく

一泊でも設営する始末…笑





そもそもBAHARIには年を追うごとに

並々ならぬ思い入れが加算され、購入時よりも

その良さを噛みしめている我が家だが

今季は冬の到来が遅かったから

ようやく寒さを意識した装備を

BAHARIベースで考えるようになった。





気がつけば早12月

年越しまで残り一ヶ月を切り

年越しキャンプの前哨戦とばかりに

装備のチェックを兼ねて神割崎へ

年越しキャンプでは昨年同様に

薪ストーブを中心とした

キャンプの構築を考えているわけだ。





テント内に久々のインストール

今年初めエンゼルフォレストで薪ストーブを使った

二週間×二度の長期泊をしたが

常に薪の調達が最大かつ深刻な課題だった。

それは長期泊の場合今後も恐らく

恒久的に付きまとう課題でもあり

燃料薪の再検討をしてみる事にそれが…





オガライトの活用

ナチュログ内では数々の使用記事が

昔から数多あるが…

いまいち注目を集めてはいない印象があった一方で

今年に入り、多くのYouTuberが紹介を

しはじめた印象があり、ただ、実際の使用感は

自分の道具で使って見なければ分からない

それがキャンプ





そもそもオガライトとは粉状の木質材料(おが粉)を

加熱し圧力をかけて成型した燃料薪で

主に針葉樹のおがくずやチップが原料との事。

歴史は古く大正時代から作られ

使用されていたという

標準的な燃焼時間は一本約一時間と言うが

実際に我が家の薪ストーブAURAで使用した場合は

一本当たり約40分程度と想定よりも

少し燃焼時間は短めの印象だった。


例えば焚火で使えばそのくらいの

燃焼時間かも知れないが

燃焼を連続的に促進させる薪ストーブの場合は

勝手が違うのかも知れないし





個体やロットにもよるのかも知れない。

購入先はホームセンターカインズホーム

一箱2068円だっただろうか?

薪と比べるとカインズ品は少し高い印象だが

在庫を聞くと正直なところ

あまり売れてないんですよねぇ

…と売り場の担当はもらしていた事から

どちらかと言うと不良在庫に近かったのかも知れない



こうなると実際の燃焼はどうか?

と言う話になるが…燃焼は申し分なく





薪のように乾燥状態のバラツキがなく

ハゼることなく安定的に使えるのが利点

薪自体のポテンシャルに左右されず

高温のキープが可能と言うことが分かり

正直なところ我が家の薪ストーブで使うなら

広葉樹薪より熱量も高く実に良い仕事を

してくれた印象だけが残った。



何せ、我が家の薪ストーブAURAは

薪のポテンシャルに大きく影響される事が

ある種悩みのタネでもあったわけで

あの時、これを使っていたならなぁと

軽い後悔も出てくるほど。

とにかくAURAの悩みが解消されるという

その一点は最重要(嫁に出さずにすむ笑)

年越しキャンプの長期泊には間違いなく

役に立つと確信が持てた事が嬉しかった。

恐らく今季を境に爆発的に売れるようになる

と私個人的には思っている。





ストーブ前でとろけてゆくだいず

ねむいねむいねむい





寝ちゃった笑



薪ストーブを入れてしまうと

不思議と急に外が寒く感じてしまう…

それがキャンプ



二日目は昼からタープ下焚火を楽しむ事に…

やっぱり焚火をしないと

キャンプの充実感に影響があるから

オガライトでも良かったのだが

流石に焚火となると人工薪は余りに味気ないので

本物の広葉樹にて…





今年は色んな方から焚火周辺のギアを

頂いたので紹介しておこうと思う。



先ずは薪割り台

こちらは欅で作られた手作り一点物

先日足を運んだ飯舘村村民の森あいの沢キャンプ場で

来季より販売が予定されている。





薪割り台と言うと割れが心配だが

そこはそもそも硬い欅製、ナラ薪をバトニングしても

全く動じず素晴らしいポテンシャルを

見せつけてくれた。

表面には手彫りのディンプル加工が美しい。

販売予定価格は未定だが2,000円/個 前後での

販売となるとの事。



次に手作り鉈

鋼鉄の重機を材料に本町バルのお客さんでもある

先輩キャンパーO氏による渾身の作品





手に馴染む小型鉈は

ナイフに引けをとらない切れ味でありつつ

見たところちゃんと蛤刃に研がれ

刃厚は6mm弱とバトニングには

申し分ないたてつけであり

フルタングと言うのが心憎いばかり。





重なり合いながら薪ストーブ前で

暖を取る我が家のキャンプ猫達が印象的な二日間





暖かく過ごす事ができ今季の年越しキャンプでの

積載を含めた具体的な目論見が形になった。

今年も一年間お世話になった神割崎にも

しばしのお別れ

今はただただ年越しキャンプが待ち遠しい

なんか毎年この時期これを言ってるかも笑


それがキャンプ


最後に…

このキャンプでお隣に設営をしていた
Kさんという方がこむぎをご存知でした。
初日の晩にご一緒したのですが…
本当に良い青年だったなぁと感じています。
またどこかでお会いした際は、またご一緒できたら
嬉しく思います。



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