今年 新たに増えた冬キャンプ適地

劇団にひき

2020年12月22日 12:02

2019年4月以来、1年7ヶ月振りとなる

宮城県神割崎キャンプ場第四サイト

風光明媚な場所と言えば?

もし誰かに聞かれたならば真っ先に

思い出すのはこのキャンプ場の

ここ 第四サイトだと思う。

景色景観の素晴らしさは東北でも指折りだ。







一年以上空けてしまったのは

いつもこの場所に先客がいたから

もちろん先客のお隣を選べば

テントは張れるのだけど…

ここに来たならこの場所

それが我が家にはあって

その場所が空いていなければ

別のサイトに移動するためブランクとなった。

第一サイトも第三サイトも景観は

それぞれ良いけれど







西を見ても







東を見ても







そこには海原があり日本でも数少ない

岬のキャンプ場という類稀な立地に

魅了される人が年々増えている。







この地にはキャンプをはじめる前から

少なかれゆかりがあったけれど

良さを知ったのはキャンパーになってから

今では公式HPに当ブログの私の写真が

いくつか採用されている。







天気が良くて、こんな日は海辺がいい

そんな妻との会話が動機だった。







年間のキャンプスケジュールに必ず

毎年入れてきたキャンプ地

今年はコロナ関連で色々とあったけれど

嬉しい変化もあったようだ。







管理人さんらの働きかけが

議会を動かしたようで

例年ならば11月下旬に営業終了という

スケジュールだったのが

今季より12月、2月、3月は土日月の限定利用が

可能となっている。(土日月でチェックイン可能)

つまり完全閉業は1月のみ







年がら年中キャンプはしているけれど

冬キャンプをこよなく愛する私達にとっては

この冬季の行先が増えたという意味で

願ってもない朗報だった。







久し振りの神割崎キャンプ場第四サイトは

相変わらず素晴らしい景観で

多くの雪虫が舞い

目を楽しませてくれていた。







内陸に沈む夕陽







高台から目に入る海辺の夕景は一級品で

雲一つない果てなく続く水平線

遠くから微かに耳に届く潮騒

そして鳥たちの囀り

そのどれを取っても心地良さが抜群で

キャンプでありながらリゾート感に満ちている。







日頃のストレス…今年は暇な日が多い事に尽きるのだけど

決してどうでも良くないその事実を

一時でも忘れられる時間が持てるから

毎年こうしてここに来るんだなぁと

そんな深い実感があった。







焚火に火入れをするこの時間

第一サイトに幕営するキャンパーさんが

散歩にきて話をする機会があった。

九州の出身で現在は仙台に自宅があり

最近、このキャンプ場を知ったとのこと







色んな場所に行ったし様々なものを見てきたけれど

ここ神割崎キャンプ場の景色景観は

これまでのどこよりも素晴らくて

気に入って何度も通っているとおっしゃっていた。

私達もですよ…

饒舌なその方の話の邪魔にならないよう

心の中でうなずいたもの。

第一サイトから第四サイトまでは結構距離と起伏があり

歩いてみたりすると運動不足の私は

息が上がってしまうのだけれど

この人はその労を厭わずわざわざ

散歩がてらキャンパーさんらと交流を持とうと

やってきたのだと思う。







キャンプを始めると面倒が面倒でなくなると

つまり面倒を楽しむものだと

そう思っていたものだけど

最近こう思うようになった。

面倒を楽しむのではなく

面倒くさいのその先に必ず喜びがあるものなのだ…と。

お風呂洗いは面倒だけどそれが済んでしまえば極楽が待っているし

石油ファンヒーターの給油も面倒だけど

満タンになってしまえばずっと暖かさが得られるように

面倒のその先には喜びしかない。

仕事だって同じで面倒であればあるほど

それを乗り越えた先には大きな達成感がある。

面倒だと感じたなら先ずやってみる

その向こうには必ず喜びがあるから。

キャンパーだからそれがよく分かる。







戦後、世の中はどんどん便利で快適なものに

なっていったけれど…

便利で快適と引き換えに

一つ一つ気付かぬうちに失った喜びがある

そう理解しておきたい。



このキャンプの楽しみは日が落ちてから始まった。

続きます。


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