【簡単メンテ】手持ちの道具でチェアの座り心地を劇的に復活させる!

劇団にひき

2020年05月21日 12:09

発売以来大ヒットとなっている(だろう)

ハイランダーのウッドフレームチェア

昨年あたりはフィールドでも高確率で見かけるようになった。

我が家も購入から2年以上が経過し

ぼちぼちヤレを感じる道具になってきた。







発売以前は本家のカーミットチェアを長年使用してきたが

腰痛持ちの私にはあの独特の角度のある座面角度と







伸びきった帆布にスッポリと臀部が刺さる着座姿勢に

耐えられず買い換えたわけだが…



ハイランダーの座り心地にはさほどの経年変化はなく

一軍のキャンプチェアとして使用できているのは

大変嬉しいところ。

コスパはと言えば一脚辺り本家の3分の1

素晴らしいパフォーマンスであり

2年使って分かった耐久性も必要充分と理解している。
(私の体重は75kg)






ただ、一年を過ぎた頃から横方向の

ガタつきを感じるようになり

この状態で使用し続けると

恐らく不具合が生じてしまうだろうという危惧があった。

そこで今回はこのガタつきを極力修正し

新品の頃のあのカチッとした座り心地に蘇らせる事に。

先ずはボルトナット部分の増し締めを







これを行う事で本来あってはならない本体の横方向への

ガタつきを緩和させるのが目的。

横方向への歪みが修正され折りたたむ際に

稼働部位が硬くなる。

次にカナメとなる筋交い部品

実はこれが一番重要なメンテ箇所







新品の頃はこれが結構硬く組立て時に力を

必要としていたものだったが

今ではここがくるくる回ってしまう位まで

緩んでおり、組立ては楽チンだが…

座っているといつのまにか外れてしまったりして

着座時の強度を著しく低下させてしまう直接の原因となっていた。

因みに、上記リンクのamazonレビューに

「力がないと組立て出来ない」等のマイナスレビューがあるが

そのくらい力が必要なくらいの時の方がこの椅子は

カチッとして座り心地が良い事を明記しておきたい。

ツールームテントを設営できる腕力がある人ならば

苦になる事はない。

使用するのは皆んなが持っている手持ちの道具で行う。







使うのはハンマーのみ

接合はリベット留めなのでこのリベット部分を

ペグハンマーで数回叩いてやるだけ

力加減としてはステークペグをフィールドに打ち込む強さの

半分以下程度で充分







ここで重要なのはなるべく硬く平らな場所で行う事。

写真ではゴロゴロ小石の入ったコンクリート上で

行なっているが実際は真っ平らなモルタル上で作業しています。







これだけでビシッとリベットが締まり

横にしても縦にしても

筋交いの金属部品が動かなくなった。


Hilander(ハイランダー) ウッドフレームチェア(新仕様)

ナチュロガーなら是非ナチュで購入しましょう!


合わせてお読みください
2018/04/06


新品時同様組立てに力は必要になったが

無事、あの頃のカチッとした座り心地が復活し

いつのまにか外れてしまう事もなくなった。







我が家のキャンプにおいて…チェアの存在というものが

何においても重要だった事をメンテしながら思い返した。

設営後の一服、薪のバトニング時、乾杯の時

寛ぎの焚火タイムそして早朝のキャンプコーヒー







いつもこのキャンプチェアに座っていたし

この椅子に腰掛け様々な景色を目に焼き付け

あらゆる場所で野鳥の囀りや

その土地の音に耳を傾けたもの。







いつもこの身をあずけ寛ぎ

キャンプの喜びと共にあったのが

このキャンプチェアだったと。

なるほどメンテは愛着を生むものなのだよなぁ。







安い椅子だから壊れてもしょうがない

そう思わない人は是非お試しを…


作業簡単効果絶大!





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