「ヤバイ！」深刻な事態再び…からの
我が家の一週間の最終日は土曜日
「この1日が終われば明日はキャンプ」
土曜の朝はいつもこんなスタートの我が家だが…
この朝はいつもの土曜日とは違い不幸が起こった。
我が家自宅キッチンのアッシュトレイには
ドリップし終わったコーヒー粉を乾燥させたものを使っている。
これを気づいた方が毎日取り換えるのが暗黙のルール
日当たりの良いキッチンの窓のある床に専用の器に入れて
天日乾燥をしつつ置いているのだが…この朝は私が
これを取ろうと前かがみに手を伸ばした瞬間
ピキッ！
腰部に電気と激痛が走ったのだった。
妻がケタケタと笑いながら言った。
「今、ピキッって音したけど大丈夫？笑」
なんだ「笑」 ←それ(怒)
つか絶対そんな音聞こえてないっしょ…こんにゃろう…汗
「まじかぁやっちまったかも…軽いけど…」
背筋を伸ばし我に帰る。
前の週、妻が苦しんだギックリ腰に違いなかった。
「あぁぁぁやっちまったやっちまった…」
脳内は明日の出撃に対する不安が津波のように押し寄せる。
取り急ぎ先週妻に施した腰痛体操ギックリ直後バージョンを試していると
妻からはこんな提言が…
「ゴミ捨て場で転んで来い！治るから！笑笑笑」
参照：
ケタケタと悪魔のように笑っている。
ゴミ集積所に足を運ぶことはなかったが
ストレッチとセルフマッサージでいくらか動けるようになり
重い鈍痛は残しているが…後は仕事をガシガシやるだけ
「これでいつも治ってきたから…辛過ぎるけどな！」
取り敢えずの強がりを口に出してみる。
腰痛は動かさなきゃ治らないと信じているから。
怖いのは就寝して翌朝その時
悪化していれば1日安静が必要となるわけだが…
身体は動かせる状況に…安堵する朝を迎えた。
自分を甘やかすことのできないキャンプはこうして始まった。
向かった先は、3月中旬例年よりも早くオープンにこぎつけた
『神割崎キャンプ場』
私の大好きなキャンプ場
コロナの影響かはたまたブームの恩恵か？
お目当てのサイトは全て先客の幕営があり
これまで張った事のない第三キャンプ場での設営となった。
腰をかばいながらの設営を終え管理棟へ向かう。
先ずは腹ごしらえにレストランのテイクアウトメニューを
利用するためだった。
昔から神割崎キャンプ場管理棟には立派なレストランが
併設されているのは存じていたものの利用は初めて
テイクアウトメニューがある事に気づいたのは幸いで
こういうのは上手に使う事で妻の負担軽減にもなると思った。
因みに妻は無類の鯨好きで
謂わばソウルフードといっても過言ではないのだとか
「学校の給食思い出すよね！」
岩手出身の妻と仙台の私には時折ギャップが発生する
例えばTVで放映していたアニメ番組などは
圧倒的に民放の少なかった岩手出身の妻には
通用しない私だけの記憶があったりするのだが…
今回は私の方だった「ゴメン俺思い出せないわ…」
そんなギャップを乗り越えつつ
「まさか鯨の唐揚げが食えるとはなぁ！」
なんて喜んだフリをして話を合わせる私である。
この酒屋ものすごく安いです
サイトに戻り乾杯はアードベッグのソーダ
妻の欲望のままに購入したテイクアウトの揚げ物を並べ
2020年我が家の神割崎キャンプがこうして始まった、
なんだかんだで昨年同様に忙しかった三月を
二人でねぎらうキャンプ
初めての第三キャンプ場のロケーションは最上の部類
酔いも回ってくると腰痛も和らぎ絶好調
やっぱりここが大好き
これだからキャンプはやめられない
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