この時期、焚火で炒る銀杏はキャンプ向き
仕事を終えて、貸切りのオートサイトに戻った。
管理人さん常駐のマイナーキャンプ場は
盗難の心配がないのが嬉しい。
翌朝もよく晴れた11月最期の三連休。
と言っても中日は仕事があり三日間を
丸々満喫できたわけじゃないのが悔しいところ。
それでも焚火に明け暮れた最終日は最高だった。
初日の焚火は眺めることに専念した焚火だったが
今日は調理のための焚火を楽しむ算段だった。
この時期の代表的な食材と言えば銀杏
毎年、毎年この時期は銀杏を炒って
焼き塩で食べるのが楽しみの一つ。
調理はスキレットを用い
熱源は裸火だ。
スキレット調理は熾火だろうと裸火だろうと
選ばずできる手軽さがいい。
銀杏を炒る場合はプレヒートも行わず
そのまま実を入れてコロコロ転がすだけ。
スキレットの底には塩を薄く敷きつめている。
この塩は味付けのためじゃなく
出来上がりの確認のためのもの。
もちろん調理後はこの塩で銀杏を食べるのが美味い。
あらかじめ軽く歯でかじり銀杏の殻には
ヒビを入れておくことも忘れない。
いくつもいくつも殻を割り
スキレットでゆっくりと転がしながら調理する。
敷きつめた塩が薄茶色に焦げ始めたら食べ時だ。
こんなに小さい珍味を食べるために
とにかく時間は掛かるのだけれど…
ゆっくりマッタリと焚火に興じながら過ごせる
最終日の午後を極上の時間にしてくれる。
何も考えずこんな時間が過ごせる
ある意味、焚火で炒る銀杏は
キャンプとの相性が抜群だとフト思った。
食べ終えた殻は決して捨ててしまわないことも重要だ。
熾火にコレを投げ入れると…
ボワッと勢いよく火柱が上がる。
つまり、焚き付けに使えるという事。
小袋に入れて次回のキャンプで使おう。
焚火を使い、スキレットで銀杏を炒り
美味しく食べた後は焚き付けが完成する。
コレはキャンプにピッタリ
そうそう調理後はスキレットが直ぐ錆びるので
シーズニングを忘れずに!
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