ラムチョップが好き過ぎて
チョップ8本がまとまったラムラックを手に入れてしまった上に
キャンプ場に持参するという暴挙に出た夫婦二人がいた。
好きなだけラムチョップを食いたい!ただそれだけの思いを形にするキャンプ
ラムラックの解体、キャンプでコレをやる家族
見たことも聞いたこともないが…
いつか同じ嗜好の誰かのお役に立てればと思い
その全容をご紹介しようと思う。
いいやお役になんて立たなくていい
このブログはとある夫婦の野遊びの記憶だから 笑
そもそもラムラックとは何ぞや?
背骨を中心に左右何対かの肋骨を付けた状態のロース部分をラムラックと言う。
ラックから背骨を取り去り肋骨だけにしたかたまりロース肉をフレンチラック。
フレンチラックから肋骨毎に肉を切り離したものをチョップ
つまりラムチョップという事、フムフム。
今回ラムラック持参なので背骨を外しフレンチラックにするその作業。
先ずは脂肪の撤去から
わざとコレを残すのも脂好きにはたまらないものだが…
齢40を回ったなら取りのぞいてしまった方が量が行ける。
この脂肪の除去後、片側にナイフを入れる。
この位置に、半月板が入っている。
人間でいうところの肩甲骨のようなものだ。
こいつは取ってしまわないと…
ナイフは大きさの違うものを数種類持っていた方がいい。
骨と肉を繋ぐ腱を細い部分で断ち切る必要があり、小型の折れないナイフがあると重宝する。
筋を見つけたら丁寧に取り除き
これより背骨を取り外していく作業だ。
あばらの一本一本が腱でがっちりつながっているため
前(外側)から後ろ(内側)からナイフを入れてバラバラに
この1つ1つの取り外しが一番厄介だ。
骨の形をそのまま丸くナイフを入れ
後ろ側にも刃先を押し込み断ち切って行く。
だんだんとゴールが近ずいてきた。
奥の方の特にこの部分の切断は力もいるし刃先が折れてしまわないように
繊細なナイフさばきが必要となる。
作業が進みだんだんと形が見えてくる。
あばらの内側部分は内臓と接触しているので臭いがキツイ個体もある。
皮一枚だが、こいつも綺麗に除去していくと仕上がりもいいと肉屋から教わった。
背骨の除去が完了したらそれぞれを切り分けチョップに。
今回はあばら二本で1個という贅沢ダブルボーンスタイルで
ご褒美のジントニックで作業終了を祝う
こりゃたまらん!美味い美味いと食したが…
この後、俊さんより北海道産生ラムが振る舞われた。
ラック解体の苦労より品質一番
国産生ラムには逆立ちしたって
かなわなかったというオチ 笑
こんなキャンプがやめられない!
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