「岩手山って私にとって心の山なんですよ」

岩手盛岡出身の妻がこの日初顔合わせのご夫婦に饒舌に語る。


そう言われると俺には眺めて美しいと思うような

子供の頃の記憶とリンクする「心の山」なんて無かったな…


それにつけても標高2000ｍ級の山を目の前に

キャンプに興じるこの贅沢さはたまらない。

これだからキャンプはやめられないわけだ。







見頃の桜、満開の連翹（レンギョウ）に囲まれた春景色

その向こう側に鎮座するのは標高2038ｍを誇る岩手の名山

「岩手山」雪解けの模様がいかにも美しい百名山の一つ







GWの休暇が取れた日から毎日どこに行こうか話し合った。

元々は青森秋田をターゲットに絶景キャンプ地を目指す目論見だったのだが…

連休初日は法事があり、親戚共々作並温泉に宿泊











チェックアウト後の出撃となると青森秋田方面は遠過ぎるイメージ

仮に岩手方面ならば…と条件が落ち着き妻が『旅猿』を思い出した。







随分昔の放映だが…huluで配信されているため遡って観れるはず

番組中の印象はイマイチだったが来てみて一発で心を射抜かれた







抜群のロケーションというキャンプ地はこれまでも何度も足を運んで来たが







このキャンプ場のこの時期のロケーションは三本の指に入ると思った。







花々に囲まれた春爛漫の営地







今回キャンプのもう一つのお楽しみと言えば…

メロン君







キャンプ猫として今春デビュー

ブログ友Sさんの飼い猫だ。

この子に会いたくて会いたくて東北青森に出撃のSさんに

ご一緒しましょうとお声掛けさせていただいいた。







そのうちいつもの仲間（oriさん、kimu君）からも合流の連絡を受け

久々のグルキャンとなる。

Ｓさんからはスノーピーク IGT テーブルの提供を受け

我が家のハイランダーテーブルとの連結を模索









昨年の晩夏以来となるラムラックの丸ごと焚火炙り焼きを仕込む







八幡平の雪解けの水量は多く

終始、大音量の川音の中







乾杯となった。







GW後半突入よりアクセル全開の遊びモードはこうして始まった。

日常を完全に忘れ、豚、羊、牛の各種部位を堪能し

山菜を狩りに林をかき分ける。

まるでコレは人の野生をくすぐる


本能のキャンプに違いない


つづく




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