日がな一日、風が強かった。

4月5月風の強さは毎年の事とはいえ、やはりこういう時期は

風の影響の少ない営地を選ぶのが得策…これはオオバックスさんから授かった常識。









南蔵王と言えば、ここの他にも近隣には景色のいいキャンプ場や

広大なキャンプ場が軒を連ねているわけだが…今回キャンプでどちらかといえば

マイナーなこの地を選んだのは正解で、それでも風除けが必要だったので

東屋の一辺にはTATONKAを折り畳み風除けをあつらえた。

これは昨年、嵐の種山高原でgyuchan86さんから知恵を授かった。

先人の教えは実にありがたく、一年経ってやっと実践する事になったが

その一つ一つが引き出しとなっている。









今夜のラインナップが立ち並び

アイスピックで氷を割る音が、キャンプ場に響く。









いつものように、妻は酒のアテを私は、カクテルをそれぞれ手抜きなしで作る。

メインディッシュの終わったキャンプテーブルには

ステーキ肉とマッシュルームのアヒージョが置かれ









夫婦二人でカクテルを片手に会話に花が咲く。

妻には、いつものジントニックをフレッシュライム入りで

私が私に作ったカクテルはハンターというカクテル。

ハンター＝狩人という意味だが、獣を狩るハンターではなく

都会の夜の狩人という意味合いがあるらしい。

今日は猿の群れに遭ったので、まんま獣を狩る方の意味を取ってみた。

ウィスキー（今回はオールドフォレスター）３：１ チェリーブランデー









無論、だからと言って猿はやって来なかった 笑


そんな焚き火を囲むキャンプのひと時









作りたい酒飲みたい酒、作りたい料理食べたい料理をお互いがお互いに振る舞い

自己満足のお裾分けをしてお互いを褒め合うひと時だ。









それはキャンプが二人にくれたもの

お互いを褒め合い、自己肯定感を高め合う。

新たなチャレンジをする今の夫婦二人に必要な力の源に違いない。

人生を前向きに頑張る人ほどキャンプは楽しくなるものだ。









誰に見せるわけでもないのに、コットンボールを飾ってみたり









CABANONの窓際ひときわ眩しく輝くランタンを眺めたり









夫婦二人だからと言って貸し切りの夜に退屈はない。

キャンプでは二人共、時間の価値を知り、それを楽しむ達人になった。



だとするとキャンプを楽しむために必要なのは

経験と知識を駆使し
手抜きなしの美味しい料理と美味い酒を楽しみ
そしてひたむきに人生を歩む事。









やがて新しい朝がやって来た。

週に1日だけの休みは体力的にツラく、キャンプモチベーションも下がり気味

それでも営地に足を運び、心が解放されるからいつもこう思う


来て良かったな





それがキャンプ




管理棟裏にある湧き水が美味い！






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