師走 年の瀬ガチ雪中キャンプ
今年
三月以来のガチな積雪でのキャンプ
大先輩の
Kaoru & Beet夫妻のサイトに
お邪魔させていただくのが前提の
半パラサイトキャンプという事で
設営はリビングを作らない簡易な物
ここ数日の寒波により12月の
軽い粉雪はフッカフカ
新アイテム…ビンテージ陣幕を携え
今季の冬キャンの予行練習のスタートだが
ガチの積雪は予行練習どころか
本番中の本番だった。
この陣幕…
ビンテージをリアルタイムで過ごした
キャンプ歴40年以上という
ここ数年お付き合いのある
大先輩キャンパーさんからの預かり物
その昔、ebayなどで陣幕を物色していた際
ヨーロッパのビーチなどで使う
ウィンドリフレクターがあったのだが
それとほぼ同じ物でずーっと探していた物
ガイロープペグダウンはせずに
木製ポールをハンマーで打ち込む仕様
冬キャンプの風を考えると脆弱に思い
木製ポールに鋸で切れ込みを入れ
ロープを通してのペグダウンで使用する。
割れの防止のためにガイロープを巻き
補強をして使う。
目隠しとしても秀逸で
タープを設営しちゃんとサイトを構築したら
超絶お洒落な空間になりそうな
期待にときめく設営だった。
そんな設営中我が家のキャンプ猫こむぎは
kaoruさんの所で預かり保育中 笑
どこんちの猫?
完全に親戚のお宅に預けられた感 笑
緊張はなく寛ぐ姿に安心したものだ。
雪中キャンプというと…
ひと頃はアレを持っていかなきゃ
これがなきゃ…と
準備から楽しんだものだけれど
今やアレとこれとそれくらいあれば
なんとかなるでしょ…てな感じで
手慣れ過ぎた冬キャンパー
今年の特別なとっておき装備
…のようなものは今やなくなっているのは
経験のお陰だけれど少し寂しい感じも
構築のプロセスは何より楽しいものだから
午後5時過ぎ
久しぶりの雪中キャンプに乾杯!
今宵はこのところ冬に楽しみにしている
火鍋をkaoruさん達に楽しんで頂きたくて
前回キャンプの火鍋中にkaoruさん達に
アポイントを入れていたという経緯
感染リスクが騒がれる昨今
プチパンの鍋は仕切りがあるので安心
ここで「箸忘れた!取ってきて」と妻
すると、kaoruさんから地元の
行きつけのお店の割箸が配られた。
行きつけの ウ…鰻…羨ましい笑
(我が家の行きつけの鰻屋はすき◯です泣)
DIY物と調和するkaoruさんのお洒落ギアに
目を奪われつつ和やかな
キャンパーの集いは実に楽しく
こむぎはと言えば…あんたどこの子?
ずっと寛ぎ状態
今宵は満月
月明かりに照らされた
白銀の世界は独特だ。
凍えるような寒さ
凛と張りつめた空気
一歩歩くごとにミシミシと響く自分の足音が
烏滸がましく感じてしまうほどの無音の世界
音もなくユラユラと舞い降り
アウターに辿り着く雪達は
手で触れれば姿を消してしまう儚さ
食後のデザートには
福島県二本松の名店
玉嶋屋謹製 冬季限定一枚流しと呼ばれる
『水ようかん』を献上し
濃い目のモルトで良夜をしめる。
「そろそろおいとましないとね」
我が家のテントはほんの5m先だけど
外は寒いからとこむぎに毛糸の帽子を
被せてみたら嫌がられてしまった笑
さぁザンベジに帰ろうね
どこからか舞い飛んできた雪が
夜中雪の厚みを数cm底上げしていた翌朝
天気は良いけれど
時折風に乗って粉雪が舞う
そんな朝
季節初めの雪中キャンプは
嬉しくて決まってテンション高めなのだけど
歳を重ねいつも思う…
若い頃からこの楽しさを
知っていたらなぁと…。
それと同時に惰性で過ごしていた
若かりし頃の一時間の価値と
歳をとり人生の残り時間を意識する
50を過ぎてからの一時間の価値は
もしかすると
違うのではないかと思っていたけれど
答えは同じである事を
キャンプは教えてくれた
いかに人生に濃密な時間を作り
どう過ごすのか?
ただそれだけのことだから
若い頃からこの時間を
知っていたらと思うだけ。。
もし知っていたなら雪の積もる
フィールドにテントを携え
出かけるだけだ。
それがキャンプ
目一杯温めたテントは雪を溶かし
それはツララとなって
ガイロープに固着、凍りついていた。
撤収はこいつをキチンと取っておかないと
帰りの道中で氷が溶けて
車内が大変なことになる
今季初の雪中キャンプも
滞りなく最高のスタート
これだからキャンプはやめられない
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