冬の朝の虜 華氏3.2度 圧巻の雪中キャンプ

劇団にひき

2021年02月11日 12:00

令和3年は誰が何と言おうと

東北は雪中キャンプ当たり年

そんな実感を自宅にいても感じていた。

何せここ何年も雪は不作でスキー場は

どこも瀕死の状態と聞くし

キャンプといえば雪上キャンプ程度で

雪中というのも烏滸がましい枯れ芝キャンプが多かった。

今年はと言えば

新年を迎えてからというもの雪、雪、雪

お腹が一杯になるくらいの雪中キャンプが楽しめている。







一方、連日の予報では今年一番の冷込み

くらいならまだしも

○○年に一度のなどと随分と大袈裟な表現で

私達キャンパーを脅しにかかっていた。

そう思うのは子供の頃なんかは

もっともっと雪が降っていた記憶があるから







気象庁も予算をもぎ取るために

あの手この手でスンゴイ天気になると

言いたいだろうことは分かっているけれど

局地的な事実を大袈裟に言われても

私達が住むエリアでは到底当てはまらない

つまり、当てにならない予報を見ては

自ら天気図を見て予報の修正をし

出撃の可否を判断することになるのが

今年の冬キャンプなのだろう。







この日、向かったのは福島県は天栄村が誇る高規格キャンプ場

昨年ブログ友のSuikaさんより教えて頂いた

エンゼルフォレスト那須白河







昨年はこの時期、半額という信じられない

価格パフォーマンスを見せたキャンプ地だが







今年はというと…

さらにこの割引がパワーアップ

一泊3500円…高規格キャンプ場としては

そもそも閑散期ならではの破格の料金だが

なんと…二泊目以降は2500円の割引となる

つまり…1日1000円(電源込み)となり

連泊すればするほどお得になる冬プラン







降っては溶け降っては溶けを繰り返し

この日の積雪は10cm弱ほど

雪中キャンプとしてはベストコンディション

たまたまいらした先客から伺った話では

昨日は猛烈なストームがあり

溶けてぐちゃぐちゃになっていたサイトが

雪で一面綺麗になった晴天日との事。

新雪は軽く蹴れば粉雪の舞う最高のコンディションだった。

こうなるとスコップやシャベルでの雪掻きは

地面の露出を招き景観を損ねてしまうので

設営では雪を踏み固めるのが我が家のセオリー







タープの設営にはかなり工夫を凝らし

お馴染みのタトンカ1TCは425cmの辺中央を

メインポールに片落としの直張りで

フルコットンMARECHALを

後方から被せる形での小川張りで

養生張りのポーチ型をあつらえた。

跳ね上げ部分中央には長尺のポールを入れ

風避けに東側にギリーネットを掛けると…







パッと見 オランダ幕風 笑

こんな事をイメージしながらの設営が楽しい

それがキャンプ







年越しキャンプでナイフ2本を立て続けに

バトニングで粉砕してしまったため



再び安くて丈夫の陸刀を購入し固薪に挑む。







早速バトニングをし切れ味を確認するや

火入れをしたくなって設営後まもなく

焚火着火とした。







どこにも破綻のない真っ白な雪景色

どこまでも澄み切った冬の空

時折幕を叩く風さえも最高だ







設営の締めにサイト入口に雪山を作り

中をくり抜いておいた







焚火を透かしながら

プレッシャーランタンにプレヒートを開始

いつものキャンプと変わらぬ夕刻だけれど







静かな静かな燃焼音をたてながら

輝き出すバイアラジンを見て改めて思う

一つ道具を大事に使うのが

私のキャンプという事をこのランタンは

体現してくれている事を。

かれこれバポライザーの交換だけで

6年以上不具合ゼロで使えている。







同時にMARECHALの中にも灯火をいれた。

先程作った中をくり抜いた雪山には







カンブリアンを灯してサイトサインに

夕刻の立役者達はこうして揃っていった。







気温は既に零下まで下がっているのだけれど

不思議に手が暖かいのは風がさほどではないから







フカフカの新雪というのも手伝って

コンディションの良さを実感する

瞬間でもあった。









ギリーネットで囲われたサイトは

風に悩まされる事もなく

焚火の炎は終始安定的だったけれど

目を刺してくる煙に耐えられず

何度かチェアごと場所変えを繰り返した。







幕の中は十分に熱を蓄え

いつでも快適な避難場所として機能している

それをいいことに、ひたすら焚き火に没頭してしまった。







19時を回る頃になると殺人的な冷気は

刻々と獰猛になり足元の冷込みは

耐え難いものとなってきた。







このタイミングで大型風防キャンプグリーブの出番



体感的には三割り増しの焚火の効果は

さらに幕への避難を遠ざけ

終いに、チータラを焚き火で炙り焼く二人







こんな事の一つ一つが楽しいのが

雪中極寒キャンプ

「さぁてそろそろ幕の中入ろうか」







MARECHAL入り口に大き目に作った土間部分には

純白の雪が踏み固められ溶けずに

凍って行く。







結露のないフルコットンMARECHALの中では

ついつい湯気の立つ料理をしたくなるもので







この日は簡単鍋で温まる事にした。







「この鍋セット凄いんだよ」

「肉野菜タレに締めまで全部セットなの」







就寝前時点では既にマイナス二桁に

なっていた。







明けた翌朝の景色は凄かった。







タープを始め全てのものが

凍りついている。







温度計はマイナス15.8







まもなく日が昇る







摂氏15.8度 華氏3.2度の朝

「なんだ この景色 白い すごい!」







正に圧巻の







氷の世界









唯一の熱が朝日







唯一の音は野鳥の声







今年も冬の朝の虜になってしまった。


これだからキャンプはやめられない




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