猫キャンプのススメ こむぎ先輩より
苦い飲み物は料理を美味しく
するものなのかなぁと思ったりしている。
何年も前にビールは卒業してしまったから
このところの乾杯はスコッチ&ソーダ一択の私
忙しさの戻りつつある週末土曜日に
妻に懇願されカンパリソーダを作る事があるのだが
あまりに美味しい美味しいって飲む物だから
試しにキャンプで自分のために作ってみたら
ヤバッ！
何これ！美味すぎー！！！
真面目にビックリしてしまった。
作り方は簡単ほんの一手間加えるだけ
氷を入れて冷やしたグラスに
カンパリ 40mlを入れソーダを静かに注いだ後
オレンジピール※をまとわせるだけ
ただ苦甘いだけと思っていたカンパリソーダが
誠のデリシャスに変身
本町バルDELISHLABOオリジナルアレンジ
※オレンジの果皮をねじることで出る
精油成分をグラスに纏わせ香りを付ける
バーテンダー基本技術です。
この日はたまたまスーパーで
全国有名駅弁フェアなるイベントに遭遇
それぞれのお好みお弁当が
スターティングメニューの珍しいパターン笑
雲の多い空
我が家のキャンプ猫こむぎは
来年一月でようやく一歳を迎えるのだが
キャンプ歴ときたら一丁前の60泊超え笑
DELISH LABOの常連キャンパーさんからは
今やこむぎ先輩と呼ばれるようになっている。
吾妻連峰を眺めるその姿も
すっかりベテランの風情で堂々たるくつろぎ感
そんなこむぎを見つけた通りがかりの
おばさま達に可愛がれすっかりお姫様
しかも行列までできたりする笑
こんな光景を見るたびに
人馴れさせてて本当に良かったと
しみじみ思ったりうれしくなったり
そんなキャンプになっている。
そんなこむぎ先輩
このところの跳躍力には目を見張るどころか
驚きを覚えるほど
垂直で170cmは軽々ジャンプできるまでになったのをいいことに
タープやテント屋根に登って遊ぶのが
一番の楽しみになっている。
「あれ？テント屋根歪んでる？」
と思えば…
こむぎ先輩がそこにいる。
布テントの屋根の感触が大好き
屋根の上でドヤっては
我が家のキャンプを笑顔にしてくれる。
フィールドではお散歩が楽しくて
催促がひどい時もある。
ひとたび景色が良くなると
テント屋根でそれを眺め
ポッと出のにわかキャンパー以上の
自然派としての一面を持つ
むぎちゃんタープの上にいるんだね
雲海が珍しいのかもね
可愛すぎる四つ足を眺めるキャンプも
乙なもので癒されっぱなしの夫婦二人
楽しいんだろうね
タープ上
これまでタープ下って言葉は何度も
当ブログで綴ってきたけれど…
タープ上なんて言葉を使うことになるなんて
こむぎ先輩のお陰様
下からツンツンを喜ぶ喜ぶ笑
黙ってウィスキーなんかを楽しんでたりすると
「ちょっと静かだけどちゃんと居る？」
なんて感じでタープの上から
覗き込んでくる。
これにはまいった泣
親バカ全開の夫婦二人。
可愛いねぇむぎちゃん
西の雲が抜け
夕陽の時間がやってきた。
この光景には心が動いたのかも知れない
タープを滑り降りてフィールドへ
素晴らしい夕景だねと近ずくと
「何見てんのよ」的な笑
野鳥の声も止み
無音の時間の訪れには…
今度は日山キャンプ場で一番大きな
木の上に…
登れるけれど降りるのが苦手なのは
巻き爪だから下向きはブレーキが効かない
そんなメカニズムかな？
バックならと思うけど
後ろに下がるのも猫は苦手な性分
もちろんリードを付けてさえいれば
問題は起こらない。
一等地から眺める日山キャンプ場の
夕景は最高だっただろうね
夜の帳が下りて
寒くなったならむぎちゃんはテントin
普段おネムの時間に遊びすぎたから
束の間の大人の時間
むぎが起きてくる前に食べちゃわなきゃ
この夜は今年初めての寄せ鍋で
身体の中からポカポカの状態で
星降る夜を堪能したなら
私達もテントin
するとそこには…アルパカの前で丸くなる
こむぎの姿があった。
「暖かいとこわかるんだね」
幕の中を暖めてて本当に良かった。
日山からは今年初めての
オリオン座が顔を覗かせ
これより天に昇って行くところ
猫キャンプをスタートさせてからというもの
ただでさえ癒しに満ちたキャンプが
何倍にも癒されるキャンプになった。
こむぎなしのキャンプが考えられなくて
行けなくなったキャンプ場も沢山増えた。
世の中は猫ブームでもあるにもかかわらず
猫に対する知識がなさ過ぎて
犬ならいいけど猫はダメ…そんな施設もあった。
誤解を恐れず言うなら
犬よりも鳴かないし去勢避妊していれば静かなのが猫
→つまり犬より人の迷惑にならない
犬と違って決まった場所でしかトイレしないのが猫
→つまり尿ですら完全なる管理が可能
そして決定的なのは犬と違って能動的に人に噛みつかない事
→つまり飼主がバカでも影響がない
日本において犬は保健所などの規制対象であるが猫は野良猫であってもそれを規制する法律すらない
→つまり人に重大な害を与える深刻な事例がない
犬はOKだけど猫はダメ
そんなキャンプ場が世の中にはあるのは
あまりに不勉強じゃないかとさえ思っている。
猫はいいけど犬はダメなら理解できる。
野良猫と飼い猫の違いぐらい理解して欲しいし
全ての野良ちゃんは人に飼われて欲しいと思う。
もし子猫を飼ったなら当ブログを参考に
是非適切な準備をして外に慣れさせ
キャンプに連れて行ってあげて欲しい。
我が家のキャンプが大きく変わったように
あなたのキャンプを劇的に変える力を
猫は備えているから。
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