ハイヴォルテージでリラックスキャンプ @ 神割崎キャンプ場

劇団にひき

2019年06月28日 12:20

南東の風1m 天気 今は晴れ。

風を切りゆっくりとたなびく

ウィングタープTATONKA3TCを海辺に張ると

今年も夏が来たなぁと肌で感じたものだった。







海辺のキャンプ場に来るといつも思うのだけれど

キャンプチェアに腰をかけ

真っ直ぐに見た遥か彼方の水平線の高さに

いつも何やら不自然さを感じてしまう。

「おおぉぉ」と圧倒されるのはもちろんのこと

普段、湖畔や川などの水面とは

明らかに違う水平線の高さ。

地平線ならば何とも思わないのに

水の位置がそこだから違和感を感じるのかも知れない。

私にとっては海をいつまでも見続けてしまう

そして何も考えず見入ってしまう理由の一つ。







荷降ろしを済ませたら車両は駐車場へ

…がこのキャンプ場のルール

サイトへの帰り道は平地育ちの私には

ある意味絶景の散策ルート







何度も訪れているので

昨年辺りからは、この景色を見ると

「帰ってきたな」と思うようになった。

南三陸 『神割崎キャンプ場』の管理棟前の景色

管理棟自体は、シドニーのオペラハウスに

どことなく似ている秀逸なデザインが特徴で

なぜかここの景色景観と調和しているように思うようになった。







今回荷物を降ろしたのは

第1サイト正面東屋の脇辺り

平日の宿泊だったが予約者がいるとの事で

普段張る第4サイトは避けることにした。







海に囲まれた神割崎キャンプ場フリーサイトにおいて

眺めの良くない場所なんて

探すのが大変なくらいなのだけれど







ここからの景色もそれはそれは素晴らしく

柵のギリギリまで行くと圧倒的な海の景色に飲まれてしまう感覚がある。

潮騒は静かに耳に届く高台だが

高所恐怖症の私には手汗がにじむ高さでもあり

おいそれとは近寄れず覚悟や深呼吸が必要だった。







海底の石の一つ一つが見て取れるほど

美しい岩場も圧巻である。







晴れたり曇ったり目まぐるしい梅雨の晴れ間ながら

ここに来て正解だったと提案者の妻の晴れ感を褒め讃えた。







この時期、神割崎キャンプ場には

キスゲが可憐に花を咲かせており

抜群のロケーションと共にサイト癒しをくれている。







いつものワインで乾杯

週一でキャンプを楽しむようになって

随分と経ったけれど『美しい景色に乾杯』

こんなキャンプが一番好きだし

これだからキャンプはやめられない







「海はいいよなぁ〜」

何一つ意味のない感嘆の声が出る。







「そろそろやっておくか」

この日、バトニングはBrowningナイフを使った。




世界で最も売れている自動ライフルはBrowning製であり

信頼性の高い銃器メーカーの格安ナイフは

小型で非常に使いやすい。

因みに私が購入した時はなぜか30%OFFになっていて

2000円しなかったー今後も安くなる時があるかも知れない。







静かな南三陸の海

晴れたり曇ったりは相変わらずだった。







今回持参のウィスキーはかなりディープな品揃えが楽しみ。












ブルックラディ クラシックラディ




このウィスキーは外箱が缶でできているのがいい。

我が家のランタンのグラスチムニー入れに

この外箱を使っている。

かなり年季が入っっちゃったけど。

ノンピートだがスモーキーさがあり

飲みやすさはあるものの度数は50度

ちょっとやそっとの加水ではビクともしない。







業務用のゲソを妻が揚げ始めたので

ぐびぐびいきそうになったところでソーダで割った。

「あぶないあぶない」

ウィスキーは甘めのものを合わせると

加水なしでゆっくり楽しめるものだ。







そして今回の大本命を手に取ってみる。







これを知って以来、完全に虜になってしまったのが

スモークヘッド





今回はその上位版となるハイストレングスタイプ

スモークヘッドハイヴォルテージ 58%

58%を意識しながらストレートで口に含むと

劇的な海のしょっぱさがガツンと来てから

深い甘さがやって来るとんでもなヤツ。

ボディが強く一度飲んだなら決してなくならない余韻があり

口の中で焚火をしているような錯覚がある。







とんでもないウィスキーに出会えた嬉しさは格別

でも今回は濃過ぎ…すぐにソーダ割りに逃げた

さもないとあっという間にロレツが回らなくなってしまうから。

スモークヘッド ハイヴォルテージは心地良いリラックスをくれたが

飲み過ぎればリラックスどころか永遠の眠りを教えてくれそうだ。







58%に酔っていると珍しく妻から散歩に誘われた。







そういえばいつもは第4サイトのため

急勾配が億劫になりサイト周辺の散策しかしていなかった。







こうして見るとホントいいところ







ひと通りの散策を終えると

夕刻の赤みがかった光が差し込んできていた。







振り返るとちょうど

西側の森に沈もうというタイミングだった。







いい夕景だ。







梅雨の晴れ間を狙って取った平日休み

こんな美しい場所でキャンプできるという

幸せを噛み締めた。


それがキャンプ




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