1月の不動尊公園キャンプ場にびっくり!本編

劇団にひき

2019年01月17日 12:08

年越しキャンプも終わり2019年が始まった。







毎日が殺人的な忙しさだった旧年12月が

既にして懐かしくなってしまうような

ユックリとした新年が待っていた。

新年第三週目は仕事の都合で東京へ行かねばならず

出撃するならココしかないという状況の日曜日

世間様は正月明けの三連休と来たもんだ。

こんなタイミングで重宝する

いつもの不動尊公園も混んでるかもなぁ







そんな予感があったかなかったか

出撃前日、予約の電話を入れていた妻。

現地に到着すると、その活況ぶりに驚いた。

第一サイト川沿いはほぼほぼ満サイト

お隣の幕まで1mという感覚で

ずらりサンドカラーの幕が立ち並んでいた。







「なんだかウチの幕浮いてるかも…笑」

なーんて思ってしまうほどこの日の不動尊公園は

サンドカラーの幕だらけ。

冬枯れの景色に完全に溶け込み邪魔にならない。

「浮いてるんじゃなくて目立ってるんだよ!」

私はそう思うことにする。


それがキャンプ







天気がすこぶる良く気温がそこそこ高いのと

体力温存を兼ねてこの日はタープレスキャンプ。

体力温存て…忙し過ぎた12月の後遺症の様なもの。







設営を終えてビール片手に見上げた空は真っ青で

突き抜ける様な気持ち良さ。

これほどの晴天の中キャンプができる幸せを噛み締めた。







三口で飲み終えてしまったビールは

この日の気温の高さを物語っており

幕の中の設営を担当していた妻が

ビールを開けた頃には私は

ファーストウィスキーに手を伸ばしていた。







妻は手早くツマミの準備

その手際の良さは賞賛に値する。

牡蠣たっぷりのアヒージョを油煮中

チェーンソーのエンジン音が場内に響いていた。







管理人さんがスウェディッシュトーチ作りに勤しんでいた。

来場客を喜ばせたいというこういう姿勢が

このキャンプ場に人を集めるんだろうと思った。







私はと言えば、ちゃっかり焚火火口用にと

木屑を頂いた。

こういうのは量も種類もいくつあったっていい。







そんな事をしている間に

アヒージョは完成







わざわざイタリアンパセリを準備しているところに

妻のこだわりを垣間見つつ







冬牡蠣の甘さ美味しさをタップリと堪能した。







普段なら夕刻にスタートする焚火だが

タープレスという事あり暗くなったら幕にこもるつもりで

早めの焚火の着火とした。

先程頂いた木屑とピスタチオの殻が火口。







広葉樹薪の間にスギ薪で熾火を溜め込み

背の低い炎を堪能する。

横一列に一斉に燃えて行く炎

これは私のこだわりだ。







なぜかこの日は食後にドーナツが







こうなるとセカンドウィスキーは決まってくる。




誕生日以来の高級品スパイスツリーの出番。

勿体なくて勿体なくて一回のキャンプで二杯まで

そんな決め事をしながら飲んでいる

根っからの貧乏性の私。







良く乾燥した不動尊公園の杉薪は

パチパチと爆ぜることもなくよく燃えている。

形の良い炎を眺めながら満を持して

この日、三本目のモルトに手を伸ばした。







正月用にと購入したスモークヘッド




正直なところこれを焚火と一緒に楽しむというのが

私の中では、このキャンプ最高位のアクト

前述のスパイスツリー以来ボトラーズものにハマっている。

ボトラーズというのはいわゆる瓶詰め業者の事で

シングルモルトを樽ごと買い付けて

独自に熟成瓶詰めを行い販売するブランドで

単一の蒸留所にはない味わいを作り出しているところが面白い。







イアンマックロード社のこれは

中味はアードベックのコリーブレッガンと言われ

そもそもは会員限定で販売されていた銘柄

ストレートだとピートスモークの力強い余韻が

口中から消えてなくなる事がなく

まるで焚火を口の中に焚いている錯覚に陥るほど。

このインパクトが忘れられないがゆえ

キャンプでは二杯迄が確定というオチ…泣

あぁぁ〜根っからの貧乏性が恨めしい。

因みに我が家にはそんなわけで残り1cmとなった

空き瓶じゃないウィスキーが捨てられずたまってゆく 笑。

夕刻の風が緩く吹き始め

焚火の炎が真横に煽られた。







夫婦二人お互いのこだわりを楽しみ

焚火に興じる一月不動尊キャンプ。

やる事なす事いつも同じだけれど

内容的にはブラッシュアップが垣間見える。

こんなキャンプがやっぱり最高。

そんな気分に浸っていると

続々と新たな入場者の姿がひっきりなし

こんな光景を見るのは初めてのこと。







不動尊公園キャンプ場の冬キャンプ

今年ついに定番化ということなのだろう。




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