冷え症妻が汗をかくほどに暖かい初雪キャンプ その全装備

劇団にひき

2017年11月22日 12:13

若かりし頃は11月ともなると

早々とオープンする福島や山形のスキー場を調べたものだった。

時は『私をスキーに連れてって』のあの時代

映画の公開は11月21日、今は亡き母の誕生日だった。

私がコレを観たのは公開から4年後…一人暮らしを始めた頃

母の誕生日にと、ゼビオでロシニョールの板を買った帰り

残りの金で友人の花屋から誕プレにとシャコバサボテンを

東京にいる母に送ったのをこの時期になると思い出す。







雪山を目指すあのウキウキがたまらなくて

平日はナイター週末は県外の高原を目指した。

シーズンに20回以上はスキー場に通ったものだった。

時は変わり冬の楽しみはキャンプに変わった。

そんな11月

私と妻の誕生月でもあり「初雪はキャンプで」

今やコレが最高のお祝いという位置付けになった。

出発当日、東北は太平洋側は晴天、山沿いは雪の予報

迷う事なく雪予報を選択した。

初雪を眺めながら二人の誕生日を祝おう、そんな魂胆だ。







到着したのは今年3度目の訪問となる

『フォレストパークあだたら』

この時期、氷点下に期待して

冬キャンの予行練習を行うようになって3年が経った。

遂にシーズンイン…電源付きで身体を慣らすには最高のキャンプ場

装備も年々ブラッシュアップしほぼほぼ最終形態に

暖か過ぎる電源サイトの冬キャンプ

毎年、装備を公開しているが冬キャンプビギナー向けに

足元暖か外気氷点下幕中30℃装備をご紹介しておこうと思う。







勝手知ったるキャンプ場という事で

ついつい出発は遅れがちになり、それでも到着は2時

設営完全完了までには2時間近く費やしてしまった。







それもこれも今夜からの二泊を快適に過ごすため







お楽しみのファーストメニュー

国産和牛のステーキ焚火炙り焼き







一本150gのコレを通常かたまりで焼き薄くスライスが王道だが

2017/10/05


ここで最初に食べたあのカルビを再現する。




細く格子状にサイプを入れ表面はカリッカリに

中はレアで溶けるように歯が入るのが理想









焚火は最高のコンディションだが

熾火になるまで我慢







その間、最近仕入れた秘密のチップを水に浸けておく

焚火でスモーク風味をつける裏ワザだが

近日まとめ記事をUP予定なので軽い予告にとどめておく

『キャンプで最高に美味い焚火ステーキを焼く最良のやり方』

それの実践







サイプはカチカチに







焼き加減は最高の出来上がり!







塩だけで感動の嵐だった。

詳細メイキングは後日…



この時点で気温は1℃台冷え切った身体を温めに

そろそろ幕に入ろう







マルシャルの中は、日中からアルパカに火を入れており

ストーブだけで20℃以上をキープ







雪中の冬キャンプをいかに暖かく過ごすか

電源サイトの複数泊ならお座敷仕様が吉

防水のためグラウンドシートを敷き

その上にコタツ用のアルミ蒸着シート

このままで差し支えないが見栄えにと

ファブリックを敷き詰め地面からの冷気はシャットアウト







外気氷点下にして29℃

正直暑すぎ…マルシャル出入り口の上部分を開放し

換気は欠かせなかった。







それもこれも今回装備の賜物

アルパカ
プレッシャーランタン
オイルランタン
電気アンカ

そして

我が家の電源サイトではおなじみの伝家の宝刀


布団乾燥機


昨年まではキャンプコタツの熱源としての使用だったが

今年はコンパクトでハイパワーで

風向き自由自在という基本性能を生かし

温風付きサーキュレーターとしての効果を発揮させる。

足元が冷えるなんて事も皆無

ただ、空気は乾燥しまくるのでアルパカ上にケトルは欠かせない







冷え症の妻も大喜びのシーズンIN となった。





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※テントの中で火器の使用は一酸化炭素中毒および
酸欠など命に関わる危険な行為です。
我が家では通気性の最も高いフルコットンテントを使用し
かつ、換気を充分に行い今回のデータ公開としています。
同条件同装備であっても気象条件、天候などにより毎回
結果は異なります。決して実践されませんようお願い致します。
万が一、当記事を参考にして人命に関わる事故などが
発生致しましても当方は一切の責任をおいません。


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