若かりし頃は11月ともなると
早々とオープンする福島や山形のスキー場を調べたものだった。
時は『私をスキーに連れてって』のあの時代
映画の公開は11月21日、今は亡き母の誕生日だった。
私がコレを観たのは公開から4年後…一人暮らしを始めた頃
母の誕生日にと、ゼビオでロシニョールの板を買った帰り
残りの金で友人の花屋から誕プレにとシャコバサボテンを
東京にいる母に送ったのをこの時期になると思い出す。
雪山を目指すあのウキウキがたまらなくて
平日はナイター週末は県外の高原を目指した。
シーズンに20回以上はスキー場に通ったものだった。
時は変わり冬の楽しみはキャンプに変わった。
そんな11月
私と妻の誕生月でもあり「初雪はキャンプで」
今やコレが最高のお祝いという位置付けになった。
出発当日、東北は太平洋側は晴天、山沿いは雪の予報
迷う事なく雪予報を選択した。
初雪を眺めながら二人の誕生日を祝おう、そんな魂胆だ。
到着したのは今年3度目の訪問となる
『フォレストパークあだたら』
この時期、氷点下に期待して
冬キャンの予行練習を行うようになって3年が経った。
遂にシーズンイン…電源付きで身体を慣らすには最高のキャンプ場
装備も年々ブラッシュアップしほぼほぼ最終形態に
暖か過ぎる電源サイトの冬キャンプ
毎年、装備を公開しているが冬キャンプビギナー向けに
足元暖か外気氷点下幕中30℃装備をご紹介しておこうと思う。
勝手知ったるキャンプ場という事で
ついつい出発は遅れがちになり、それでも到着は2時
設営完全完了までには2時間近く費やしてしまった。
それもこれも今夜からの二泊を快適に過ごすため
お楽しみのファーストメニュー
国産和牛のステーキ焚火炙り焼き
一本150gのコレを通常かたまりで焼き薄くスライスが王道だが
ここで最初に食べたあのカルビを再現する。
細く格子状にサイプを入れ表面はカリッカリに
中はレアで溶けるように歯が入るのが理想
焚火は最高のコンディションだが
熾火になるまで我慢
その間、最近仕入れた秘密のチップを水に浸けておく
焚火でスモーク風味をつける裏ワザだが
近日まとめ記事をUP予定なので軽い予告にとどめておく
『キャンプで最高に美味い焚火ステーキを焼く最良のやり方』
それの実践
サイプはカチカチに
焼き加減は最高の出来上がり!
塩だけで感動の嵐だった。
詳細メイキングは後日…
この時点で気温は1℃台冷え切った身体を温めに
そろそろ幕に入ろう
マルシャルの中は、日中からアルパカに火を入れており
ストーブだけで20℃以上をキープ
雪中の冬キャンプをいかに暖かく過ごすか
電源サイトの複数泊ならお座敷仕様が吉
防水のためグラウンドシートを敷き
その上にコタツ用のアルミ蒸着シート
このままで差し支えないが見栄えにと
ファブリックを敷き詰め地面からの冷気はシャットアウト
外気氷点下にして29℃
正直暑すぎ…マルシャル出入り口の上部分を開放し
換気は欠かせなかった。
それもこれも今回装備の賜物
アルパカ
プレッシャーランタン
オイルランタン
電気アンカ
そして
我が家の電源サイトではおなじみの伝家の宝刀
布団乾燥機
昨年まではキャンプコタツの熱源としての使用だったが
今年はコンパクトでハイパワーで
風向き自由自在という基本性能を生かし
温風付きサーキュレーターとしての効果を発揮させる。
足元が冷えるなんて事も皆無
ただ、空気は乾燥しまくるのでアルパカ上にケトルは欠かせない
冷え症の妻も大喜びのシーズンIN となった。
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※テントの中で火器の使用は一酸化炭素中毒および
酸欠など命に関わる危険な行為です。
我が家では通気性の最も高いフルコットンテントを使用し
かつ、換気を充分に行い今回のデータ公開としています。
同条件同装備であっても気象条件、天候などにより毎回
結果は異なります。決して実践されませんようお願い致します。
万が一、当記事を参考にして人命に関わる事故などが
発生致しましても当方は一切の責任をおいません。