キャンプ道具、若しくはキャンプに持参する物が

新しくなるとキャンプモチベーションは俄然上がる。

そりゃぁ当然のこと、新しい物や道具が増えれば

使ってみたい、その佇まいを楽しみたいなど

いつものキャンプに新鮮味が加わるわけで

それだけでもキャンプの目的になったりする場合もある。

キャンプに飽きがこないのは

そんなことも含めて楽しみの一つにしているからだと妻は言う。







そんな動機なのか？目論見なのか？

我が家では最近とみに新たな物の出現機会が増えた気がする。

毎月、なにがしかの真新しい物や道具が設営を終えると

チョコンと出現しているのだ。

ブロガーの私に紹介の暇すら与えずいつの間にか増えているそれら

縮毛矯正に2万円使うなら

その回数を減らして浮いたお金で道具を物色ということらしい。

今月は、よく分からないがトートバッグの出現を許してしまった。



酒飲み亭主の我儘で毎回種類の増えて行くウィスキーや

スピリッツを入れる酒瓶用に購入してくれたのだそうだ。

「有難やぁ有難やぁ〜はぁ〜汗」







吹上高原随一とも言える非日常感満載の白樺サイトには

口先の御礼と、溜息混じりの息が漏れていた。

場内の温泉が、この日17:30迄の受付けとの事で

ささっと夕景前に入浴を済ませ、妻より早くサイトに戻った私は

火器燃料補給と軽いメンテを行なった。







我が家の真鍮オールスターズに火が灯ったのは

ちょうど日没の時間帯だった。







真鍮デイツはこのところサイトのシンボルにしている

白樺で作ったランタンハンガーへ。

この場所にこそよく似合っている。







アイドリングを終え、追加ポンピングを施され

スーーーーっと静かに燃焼音をたてる

BIARADDINと白樺のシルエット、マッチングは最高だ。

夕刻、どこまでも清々しい中秋の吹上の空







アペリティフに出てきたのはエシャロット

コレを味噌をつけて口の中へ







味噌の塩味とエシャロットの辛味はこれから始まる

キャンプ焼肉という夫婦二人だけの宴を盛り上げる。







ひとコマあたり５ミリ程度、格子状にナイフを

入れたカルビを一本そのまま炙り焼き

カットしながら食べる。







格子状にカリカリの焼き目の入ったこれが

何とも最高の食感で幸先良好の絶品スタート







お次はキターーーー！！！のステーキ







牛脂を肉の上に載せ溶かしながらコーティング焼き

火力は弱火でジックリを試す


ステーキはスキレットや鉄板でチンチンに熱してジュッ

コレが基本だと思っていたが…この定説、我が家はNO！！！

最初から中火〜弱火でジックリと火が入り過ぎないように焼く。







口腔内にあふれんとする肉汁には
タップリのイノシン酸
最高レベルのロゼ肉の柔らかな食感
月夜に吼えた！美味い美味過ぎる！







近年、日本向けに改良の重ねられた輸入肉の品質が

軒並み上昇している事を実感してしまった

ニュージーランド産ビーフがこれほど美味いとは

サシの多過ぎる和牛を受け付けなくなってきた年頃

安い輸入肉をいかに美味く食べるのか？

この問いの答えにどうやら辿り着いてしまったのかも知れない。







様々な肉を多様な食べ方で食すキャンプ焼肉

味噌焼き鳥も絶品

トドメの秋刀魚は流石に多かった。







満腹に流し込む酒はロンサカパ23年







近年三本の指に入る感無量のキャンプの夜を実感した。


これだからキャンプはやめられない




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