キャンプの夜 @ 休暇村気仙沼大島キャンプ場
10月、秋雨前線の停滞という発表があった。
年間を通して晴れ間の多い印象の東北の10月だが
今年はこのキャンプの抜けるような青空が懐かしくなるような
そんな10月後半になるという。
天候の影響が大きいのがキャンプ
各々が晴天を満喫し、それを酒の肴に語らう夜の始まりだ。
学校で勉強をさせるよりも、難しい本を読ませるよりも
“子供に美しい夕陽を見せる方が頭が良くなる”
というのを聞いたことがある。
夕陽を見て美しいと感じる情緒が重要ということだろう。
サイトに戻り釣りに出かけた皆んなはまだ戻る気配がなかった。
私は明かりの準備を整え、手羽さん奥様はディナーの仕込み
Suikaさんは黙々と焚火に興じ、サイトを暖める。
そのうちoriさんカップルが戻り、手羽さんは釣れているが
妻は苦戦しているとの情報が入った。
全員がサイトに戻ったのは19時を回った頃
残念ながら本日の妻の釣果はゼロが確定
それでも手羽さんoriさんが釣り上げた魚を捌き終えると
ここからは料理しっぱなしだった。
数々の料理が並び
身体を内側から暖める芋煮も振舞われた。
そんな傍らで、焚火によるSuikaさんの藁焼きが圧巻
美しい炎が立ち上がり気仙沼産カツオに
香りがつけられてゆく
釣った魚は妻の手によりアクアパッツァに変身した。
仕事の都合で今夜一晩だけの合流となった夫婦二人
前日分も取り返すつもりで私は普段のゆったりまったりを満喫できたが
妻は釣り→料理→釣り→料理と、とにかく忙しない一日だったに違いない。
人間万事塞翁が馬
妻にとってのこんな忙しないキャンプが
いつか彼女に幸せを運ぶかも知れないし
まったり過ごした私にその逆が訪れるかも知れない。
歳をとればとるほど、そんな事の一つ一つが
理解できる様になるのだろう。
このところキャンプの夜を一つ終える度に
一歩前に進んでいる感覚がある。
それは、ここ二年目標にしてきた事が実現に向かっているから。
そう、このキャンプの前日、ゴール(スタート)が確定したのだった。
彼らとの別れの朝
海面を輝かせながら昇る朝日
朝日には力があるなぁと心から思った。
雲や靄や霧などの遮るものたちをモノともせず
輝きながら真っ直ぐに立ち上がって行く。
こうありたいものだと自らを奮い立たせる朝だった。
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